スバルの最新の運転支援技術を実体験するチャンスがありました。
レヴォーグとWRXのビッグマイナーチェンジ版には、7月に乗ったのですが、まだナンバーが付けられない時期だったので、クローズドコースでの試乗のみでした。
今回はレヴォーグに公道上で乗ることができ、その運転支援機能を試してみることができました。
スバルが「アイサイト・ツーリングアシスト」と呼ぶこれは、新たに「先行車追従操舵」が追加されました。
これは従来の「車線中央維持」機能をグレードアップするもので、路面の白線が見えない場合に、先行車の姿を追って走行方向を維持しようとするものです。
実際に走ってみると、先行車がいない状態でも、白線がかなり薄いなと思う場所でもしっかりとステアリング補正をしてくれます。これに先行車に追随する機能をプラスしたことになります。その状態でも白線が発見された瞬間に白線のほうを優先するとのこと。
この機能と、アダプティヴ・クルーズコントロールを併用すると、高速道路上では運転をかなりアシストしてくれ、実際にはスロットルとブレーキペダルに触れることなく、ステアリングもごく軽く触っているだけで、順調に走行することができました。ただし、クルマ側が、数秒間にわたってステアリング操作をしていないと感知すると、「ステアリング操作しろ!」のワーニングを出します。
それと、確かに車線内には留めてくれるのですが、もう少し早めにステアリングに介入してくれないと、後続車からは酔っ払いか居眠り運転だと思われそうです。
なので、これはあくまでも「運転支援」であり、手を放して自動で行かせるものではありません。どこかのメーカーがTVCFで未だに「自動運転」なんて謳っているのはどうなんでしょう。
もちろん、この機能は渋滞内でも有効で楽かと思ったのですが、残念ながら試走中に渋滞に遭遇できませんでした。
どのメーカーも急速に進化させていくであろう、現在の”トレンディな”技術ですね。
Posted at 2017/09/10 10:15:33 | |
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