ブリヂストンの将来に向けた取り組みもご紹介しましたが、こちらに並んでいたのはスタッドレスタイアであるブリザックの歴史。
一番左にあるPM10が発売になったのは1988年だそうで、それから一番右下の最新VRX2まででなんと3億本近くを売ったそう。
パターンを見てみると、最初のほうはいかにも”スノータイア”というブロックパターン。4本目のMZ-01は最近の”オールシーズン”のようなパターンですね。いろいろ試行錯誤されているのがわかります。たぶん間違いなく「最新のスタッドレスは最良のスタッドレス」です。
ところで、さっきこのブリザックのTVCFを見たら、使われていたキャラクターカーはボルボでした。ただしグリルのブランドサインである斜めのラインとかバッジは無し。
昔からタイアメーカーがTVCFやカタログに使うのはほとんどが輸入車でした。これはOEM納品で大量に購入してくれている国産メーカーに対する典型的な”忖度”だと思います。T社のクルマを使ったらN社から言われるんじゃ・・・みたいな。なので”外車”にしておけば波風立たないだろう、ということ。
でも今やBSは立派なグローバル企業なんだから、そんな忖度は必要ないのではないかと思いますが、どうなんでしょう。多くの海外メーカーにもOEM供給しているんだし。
因みに私が以前海外メーカーの広報をやっていたときにも、同じような広報車の貸し出し依頼が多々ありました。でも私はバッジを外したり隠したりする撮影には原則貸し出しをお断りしていました。ブランド・製品に対するリスペクトがないと感じたからです。まあどうでもいいことですが。
Posted at 2020/12/20 11:11:20 | |
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