今年は今月末に行われるアメリカの自動車レースの最高峰 Indianapolis 500 Miles のディフェンディング・チャンピオンである佐藤琢磨選手のオンライン記者会見がありました。
F1からインディレースに移ってインディ500も12年目になる琢磨選手。
2012年には2位で迎えた最終ラップの1コーナーでトップを抜きにいきスピンして敗退。メディアにはなんで2位の座を捨ててまでトライしたのかなんて書かれてましたが、今回も本人は「確かに2位でも歴代日本人最高位だったけれど、あそこでチャレンジしなかったら今の自分はなかった。」と話していました。
2017年にはついにインディ500を制し、なんと昨年も制覇。
先日ゴルフのマスターズとかで勝った日本人がガースー首相から何やら表彰されてましたが、琢磨選手こそ国民栄誉賞でしょう。
ちなにみF1ではポディアムでシャンパーニュを開けますが、インディではミルクなんですよ。その昔地元の酪農協会がスポンサーだった名残りなんだとか。
昨年は勝ったのに無観客だったんです。日本と違いちゃんとワクチンも進んでいる文明国なので今年は観客を40%入れてやるそう。40%で14万人というのも凄いですが、関係者はもちろん、その観客にも前もってワクチンを手当するというやりかたも体制も凄い。文明国です。アメリカでなら今年のオリンピックもできたのかも?
今週から予選が始まるとのことですが、インディアナポリスの街中は琢磨選手の顔だらけなんですって。チケットも琢磨選手。また、街のメイン・ストリートの名前が期間中だけ Sato Street になっているんですって。徹底してます。
先月全員が参加したテストでは2位タイムだったそうで、今年も期待が持てますね。連覇は少ないそうだし。
このウィナーズリングを増やせるといいですね。最高記録である A.J. Foyt の4勝までいっちゃいましょう。
Posted at 2021/05/19 09:57:58 | |
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