ボディ側面の大きな溝。リアドアがスライド式なのでドアを支持するアームが滑って行く機構上あります。スライド式ではどのクルマでも似たり寄ったりの溝があります。一定の使い方ではスライドドアが便利なのはよくわかります。
でもスタイリング上では、これなんとかならないんでしょうか。私はこれだけでスライドドアのクルマは買う気が起きません。どちらかのメーカーのデザイナーさんから出ませんかね、ナイス・アイデアが。出来たら自動車業界ノーベル賞もの?
さてこちらは前のドアです。
普通のドアハンドルというものはなく、上端の前半分がどこでも指がひっかかるようになっています。それ自体はナイス・デザイン。
でも、私は最初に座ったときにドア閉めようとしてドアハンドル探しちゃいました。もう少し低い位置にあれば目に入るのかと思いますが、この高さだとあれっと探しちゃいます。
もちろんオーナーはいいですが、隣に誰か乗せるたびにきょろきょろされて、教えなくてはいけないことになりそうな予感です。さらには子供とか乗るだろうから、ホワイト系だと汚れちゃいそうな予感。
次に気が付いて面白かったのがこちら。助手席ドアの内張りにあったこのサイン。
ポケットの前部窪みに入れられるボトルのサイズが Small/Medium/Large で示されてます。親切・・・なのかな?
対してドライバー側は下のとおり Small と Medium だけ。安全のためにドライバーはでっかいボトルは飲むな、なのかと思ったら、単にひじ掛けがパワーウィンドウ・スウィッチの関係で長くて入らないだけでした。
そして、ハイブリッドから純エンジン車に乗り換えて残念だったのがこのA/Tシフトレバー。
ハイブリッド車のはそれらしいイマ風の小さな洒落たレバーなのですが、こちらは旧態依然のこれ。
なんだかいかにも「エンジン車は時代い遅れ。ハイブリッドに乗れ。」って言われてる感じがしました。
もうひとつエンジン車で気になったのがこちら。
カーゴルームのフロアが盛り上がっていて使いづらそう。ハイブリッド車は平らです。開けてみたけど、スペアホイールとかが入っているわけでもありませんでした。
メーカーさんに質問するのを忘れてしまったので謎です。ごめんなさい、こんど聞いておきます。
もうひとつ、これを見せてくれました。ウェルキャブという名の車イス対応の福祉車仕様です。
旧型ではリアゲイトを開けてから長いスロープを設ける仕様でしたが、新型で追加されたのがこちら。
リアがエアサスペンションに交換されていて、車高を60mm下げてからリアゲイトを開けると、ごく短いタラップが下がり、車イスを入れる仕組みです。長いスロープ不要なので、クルマの後ろのスペースがあまり無くても載せ降ろしができます。ただ、これに車イスを載せるのはチカラは要らないけどコツがいるそうで、当面は福祉タクシーとかドライバーさんが車イスの扱いに慣れているところがターゲットだそうです。
ちょっと驚いたのは価格で、補助金のようなものが設定されているので、普通のシエンタより僅か10万円程度で買えるんだとか。
あと、旧型シエンタから派生させた JAPAN TAXI はどうなるのか尋ねたら、そちらはまだそのまま続くそうです。
あ、そう言えば、JAPAN TAXI が登場した後、サイドのスライドドアでしたけど車イス対応がちゃんとされていないって問題になって急遽対応していたような記憶が・・・
さて、ウチでは新型シエンタのTVCFが人気です。
登場するポメプーのワンコがカワイイ!