ブリヂストンのREGNOに新しいスペックが登場し、今週走らせてみることができました。
主に静粛性や高級感あるライドフィーリングをウリにしてきたREGNOのニューモデルはコンパクトSUVやミニバンでの使用に特化したもので、その名は REGNO GR-XⅢ type RV という長いもの。「RV」って最近はあまり聞かなくなった呼び方ですが。
下の画像の向かって左がそれで、右側は既に販売していたセダン、軽、コンパクトカー向けの GR-XⅢ。共に向かって左側が車体外側です。
今回の type RV では重心が高いためにボディがふらつきやすいことや、車体の構造上走行音が入り込みやすい点や、偏摩耗しやすい点を考慮して、ブリヂストン開発のENLITENと呼ぶ”特化”技術を使用して設計したそうです。
まずは大磯ロングビーチの広大な駐車場に作られたコースでレーンチェンジやら段差の乗り越えやらを体験。
荒れた路面は細いロープを並べて貼り付けて作ってくれていました。
段差や荒れた路面での所作の良さは特にリアシートで感じることができました。
その後、外に出て路面の”繋ぎギャップ”で有名な(?)西湘バイパスや一般道を走行し、REGNOの元来のウリである静粛性やライドを改めて確認もできました。
開発者の方々がリアパッセンジャーへの性能も強調されていたので、リアとフロントでそれぞれ違うスペックを開発し「前輪用」「後輪用」として販売することはどうかと提案しましたが、まあロジスティックや販売面で実現は難しいのでしょうね。
今回は新旧の違うスペックのタイアを乗り比べることもできましたが、一般のかたはまずそんなことは体験できません。限界近くまですり減ったタイアでタイア屋さんに行き、新しいのに履き替えればその瞬間に「良くなった!」って感じられる程度でしょう。新しければどんなタイアに履き替えても大抵は良くなったと感じますし。
今回はこんなのが用意してありました。
新旧の差を上から手で押して感じられるギミック。これ、結構ちゃんとわかりましたから、各タイア屋さんの店頭に置くべしです。
なお、ウチのみたいなデッカイSUV用はこれではなく ALENZA というブランドのタイアだそうです。
Posted at 2025/02/01 14:39:23 | |
トラックバック(0) |
その他 | クルマ