アップした1年経過リポートですが、プラスしておきます。
それは一般にいう”使い勝手”についてです。
昨今のダッシュボードはセンターに大きなタッチパネル・モニターを置いて、ドライバーのいろいろなスウィッチ操作をモニター上の”ソフト・スウィッチ”で済ませようとするクルマが多くなりました。
テスラが登場した際に、ダッシュボードに何にもスウィッチが無く、ほとんど全てをA4くらいのサイズの、当時としては巨大なセンターモニターでやるようになっていてビックリした経験があります。たぶんその衝撃が大きく、他メーカーもそれを”トレンド”と受け取ってフォローしてきた流れがあるかと思います。
ウチのレンジローバー・スポーツもその流れの、それも強いほうです。ほら、ステアリング・ホイール上には”物理スウィッチ”がいくつかありますが、ダッシュにはほとんどありません。
ここで見えるのはセンターコンソール上の丸いエンジン・スターターのスウィッチとシフトレバー横の「P」ボタンだけです。
これ、大いに意義ありです。
安全性の問題あり。モニター上のソフト・スウィッチだとブラインドタッチが難しく、どうしても視線が前方から外れます。それも階層が深いと続けて何回も。フィンガータッチしても応答してくれない時も結構あるから見て確認しないといけないし。動いている時に使用頻度が高いスウィッチはやはり物理スウィッチにして欲しいです。
ごく最近のモデルでは少し”物理”に戻ってきている感はあるので、メーカーも少し反省しているのかと思いますが、見た目だけでなく、ソフト・スウィッチにしたほうがコストダウンなので戻すのに抵抗もあるでしょうね。
あと、もうひとつ。
ハザードランプのスウィッチ(これはさすがに物理スウィッチですが)がモニターの上の位置にあり、私のドライビング・ポジションではちょっと届きづらい。
私は例の”サンキュー・ハザード”は極力使わないで”手を挙げる”派なので使用頻度は高くはないのですが、やはりもうちょっと届く位置だと嬉しいです。でなければ「左腕延長オプション」を用意して欲しいです(笑)
話は変わりますが、数日前にウチの近くのジャガー・ランドローバーのディーラーの前を歩くことがありました。
いつの間にかジャガーの名前もロゴも消えていてランドローバーだけになっていました。
いま、多くのジャガー・ランドローバーのディーラーからジャガーを消して、ランドローバーだけに変更しているようです。東京にはジャガーが残るのは1軒だけだとか。理由はいち早く、それも声高に「ICE車生産停止でBEVのみにする」と宣言・遂行してしまったツケで「売るものが無い」から。そのうえに遂行しているBEVが発売になっても「売れそうになくなった」からでしょう。
同じように宣言していたボルボなんかいつの間にかちゃっかり宣言撤回したのに、ジャガーはどうなっちゃうのでしょう・・・・ えらくアッパークラスのえらくお高いBEVの微量生産メーカーになってしまうのでしょうか・・・ 心配です。他人事だけど。
Posted at 2025/10/13 13:27:25 | |
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