さて、1月30日月曜日の夕刻になり、いよいよ18:44にトリノをスタート。第1ステージであるエタプ・コンサントラシオン。1000km弱を走り、火曜日の夕方にモナコ入りします。
スタート前の最後の準備でずっこけたこともありました。ちょっとしたものの取り付けが心もとなかったので、補強しようと思いガムテープをもらおうと思ったら、「ガムテープっていりますかぁ?」と言われちゃったんです。これ必需品なんですが・・・サービス隊が持ってなかったんですね。同じく、ボンネットにラリープレートを貼ろうとしたら、両面テープもなかったんです。前途多難ですが、がんばって行きましょう!
スタート後50mで停車し、不慣れなNo.98のTE27を待って誘導しながら、トリノの街を出てまず目指したのは、最初のコントロール・パサージュ(CP)があるPineroloの街。ピネローロって、私には懐かしい響き。
1976年に初めてのWRCモンテを走ったとき、ロンドンをスタートしたコンサントラシオンの後半でイタリーに入り、コントロールがあったのがこの街だったんです。この時はここでローマからのスタートと合流になり、その中にランチアワークスもいたんですね。そう、雑誌でしか見たことがなかったストラトスとご対面したんです。もう参加者じゃなくギャラリー気分でした。で、人混みをかき分け撮ったのがこれ。
今回のはこちら。CPはタイム計測はなく、通過確認のスタンプをもらうだけ。先にコントロールに入ってるのはFulvia Zagatoです。
このあと、積雪の峠を越えてフランスに入り、ブリアンソンでもうひとつのCPを通過したあと、Grenobleにある最初のコントロール・ウール(CH)に向かいます。トリノのスタートからグルノーブルまで273kmを5時間00分で走れという指示です。
ピネローロをスタートしてすぐに、マップランプの取り付けが外れてしまってぶらぶらに。左手で押さえながらの走行です。次には、頼んで付けてもらってあった物入れボックスが横Gで吹っ飛ぶ。そして、なんとカタンッという音とともに私のシートがガタガタに。これ、たまりません。
グルノーブルのCHは街はずれのスーパーマーケットの駐車場にあり。その駐車場の片隅で学生さんサービスカーの1台が待ち構えていてくれました。タイムに30分近くの余裕があったので給油とともに、早速修理をしてもらうことに。
私のシートは、4個所の取り付けボルトのうち1本が脱落してしまったとかで、締め付けが難しいため応急修理のみで先へ進んでくれとのこと。はいはい。残りのボルトも緩んでいるらしい・・・
Posted at 2012/03/18 23:13:55 | |
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