森川オサムのブログ一覧

モナコから2番目のタイムコントロールCHであるNyonsまでは、真っ直ぐ来てしまえば300kmくらいの距離ですが、ここまで470kmを走りました。あちこち山の中を走り回ってきたからです。

未明のニヨンからは、次のCHであるDieの町を目指しますが、ここは真っ直ぐ行けば80km程度。だけど、途中2か所のパッセイジ・コントロールCPを通過せねばならず、コース指示とおりに山道中心で行くと、370kmとなります。

ニヨンからまず南東に走り、D546でSaint Auban sur OuvezeやSederonの村を通過してMalijaiに戻り、Digne les Bainsの街へ。そこから北上して、山奥にあるPontisという小村に置かれたCPを通過。この前に夜が明けました。

8：20にN94という街道に出て、Lac de Serre Ponconという名の湖を渡ります。



9：00前にはGapの街の中に置かれたふたつ目のCPを通過。



ここガップは、モンテでは有名な街で、昨年はここで1泊しました。市長だか町長はラリードライバーみたいです。

その先、Serresの町でサービスカーが待機してくれていました。
昨年のコンサントラシオン後半で、スタッドタイアを履けないまま雪道突入になってしまい、怖い思いをした反省から、今年はリスク回避で、モナコのスタートからスタッドタイアのみで走ることにしていました。
ニヨンからここまでで既に300km。スタートからは770kmのドライ路面をスタッドで走って来たので、ここでフロントだけ新品スタッドに交換することに。



今年もまた、このコンサントラシオンのステージの最後に昨年と同じ山を越えるからです。



770km走ったスタッドタイアです。スタッドが悲しいお姿に。ミニは非力なので、タイアには優しいのが嬉しい（？）ポイントではありますが、さすがにキツいですね。





もちろん給油も。



そしてセルから70km先のディーのCHを目指しますが・・・山道に入ったら前にAlpine A110が・・・



ドライバーは追っかけたがるのですが、あまり追いかけるとせっかくの新品スタッドが・・・　自制していただきました。どうせ適わないし。（笑）

第1ステージである、長いエタプ・コンサントラシオン。
モナコをスタートし、海岸を通ってニースへ。そこから北西に山の中に入って行きました。

240kmほど走って、最初のタイムコントロール（CH)が置かれたRiezの町に到着です。時刻は23：40。



ここまでに、RoquesteronとSaint Andre les Alpesに置かれたパッセイジ・コントロール（CP)を通過してきています。
リエの小さな広場に置かれたコントロールの直前でサービスを受けました。給油と点検を終え、さらに時間調整です。



23:59にコントロールに入り、タイムを記入してもらいスタート。

日がかわった25日の3：10にMalijaiの町外れに置かれたCPを通過。



CPでは通過確認のスタンプをもらうだけ。コースのショートカット防止のために置かれています。なので、CPのサインは丸の中に「ハンコ」です。
ここマリジャイの後にもChalet Reynardにもうひとつ置かれていました。

そして4：10に2番目のCHに到着。Nyonsの街に入るランナバウトに置かれていました。また給油などサービスを受け、時間調整中。



4：39に通過。ここまでで470km走ったことになります。
次は370km先のDieのCHを目指します。
冬の夜はまだまだ明けてはきません。