森川オサムのブログ一覧

ここパラオの、たぶん一番ハイクラスのリゾートホテルにいるのですが、WiFi環境はかなりお粗末で、インターネットが始まったころみたいに延々待たなければなりません。
なので、F1最終戦アブダビGPはF1サイトのライヴ・コメンタリーをかなり遅れて読むしかありませんでした。
でも、それで確認できました。ニコ・ロズベルクが２位に入って、めでたく初戴冠！ 今年はニコさんにどうしてもチャンピオンになって欲しかったので、ほっとしました。

パラオにも渋滞がありました。



この先にこの国唯一の信号機を設置したんですが、かえって事故が多くなってしまって取り外したそうです。
のどかな国です。WiFiが遅いくらい、いいですよ。

パラオに来ています。5年ぶりです。
最高気温が30℃くらいで、最低が27℃くらいです。

今日はボートで遠征しましたが、そのボートの最後端にオーバーハングで搭載されていたのがこれ。



250となっているのは、(たぶん)250馬力のエンジン船外機。それが2機ですから500馬力ということでしょう。

ヤマハ製の4ストローク・エンジンです。ボートの場合は例によって500馬力の発生でスクリューを回すのですが、スクリューの回転が水に伝わるところでのロスが大きいので、かわいそうな気がしてしまいます。

帰路では嵐に遭遇し、とんでもなく揺れたうえに、雨と飛沫の直接攻撃を受け、全身ずぶ濡れでの帰還でした。

明日はスクーバやります。

以前書いたように、路面温度が7℃より低くなると、ドライ路面でもサマータイアよりスタッドレスのラバーのほうがグリップが良くなるということなので、今シーズンは早くも月曜日に履き替えました。

いつものヨコハマ系のタイアガーデンで作業をお願いしましたが、何故か今回はリフトではなくガレージジャッキを使っていました。



ガレージジャッキ2本差しです。このジャッキ、圧縮エアを使って挙げるやつ。プロ用ですね。

スタッドレスはヨコハマのジオランダーi/T-S。3シーズン目ですが、摩耗はほとんどわからない程度。



でもたぶん次シーズンくらいからはラバーの美味しい時期を過ぎてしまうのでしょうね。タイアは距離で摩耗して限界になることのほかに、時間でも限界がきます。ドライタイアよりスタッドレスのラバーのほうが美味しい時間は短いはずです。

こちらは外したピレリのスコーピオン・ヴェルデ M＋S。



こちらのほうも摩耗的にはまだまだイケそうです。

で、早めにと思って月曜日に履き替えたら、今日木曜日は東京になんと雪！
東京の11月の積雪は、気象観測を始めた1875年以来初めてなんですって！　こりゃスゴイ！
屋根やクルマには積りましたが、路面はウェットのレベル。



でも家族のアッシーとして雪が降るなか安心して走り回ることができました。備えあれば憂いなし。

ACM Automobile Club de MonacoのウェブサイトにRallye Monte-Carlo Historiqueのエントリーリストが発表されました。

その中に我々のチームがしっかりと入っていました。



ということは、たぶん今ごろデンマークのほうに正式参加受理のレターが届いているころかと思います。

トータルで334台が載っています。
スターティング・タウンごとに見てみると、スタートの早いほう（ってことは遠いほう）から、グラスゴウ9台、リスボン11台、コペンハーゲン10台、バト・ホンブルク59台、バルセロナ106台、そしてランス135台です。ストックホルムは希望が無かったのか取り消されたようです。

例年、この中の何台かはスタートしないで終わりますが、たぶん320台くらいがスタートすると思います。第1ステージの途中で全スタート地からのルートが集結するので、そこからは5時間超の隊列になります。1分に1台スタートですから。

現時点で発表されたエントリーリストはABC順で、一番上にあった名前はAAで始まるRauno Aaltonenさん。1967年のモンテをワークス・ミニ勝ち取ったレジェンドです。今回もミニで、我々と同じバト・ホンブルクからのスタート。

他にもあのジャン・ラニョッティさん（ルノー8 ゴルディーニ）とかユルゲン・バルトさん（ポルシェ924ターボ）の名前も。
日本からも240Zとセリカが遠征するようです。

さあ、いろいろ忙しくなってきます。

走ることが決まった（ってまだ正式受理は来てませんが）来年のヒストリック・モンテ。デンマークから、マシン（というほどのものじゃない？）を準備中の画像が送られてきました。

8月からオーバーホウルを進めているのがこれ。



私が2013年と14年に乗ったAustin Mini Cooper Sです。1968年製でエンジンは1275cc。
こちらは14年の時の姿。



思いっきりアンダー出ちゃってます。（笑）

左前輪の作業をしてるのが、今回ドライバーをやるPreben Kristoffersenさん。ここは彼の仕事場だと思います。

今回はエンジンも新しくしたようです。



エンジンを触っているのは、毎回コース上でもサービスを担当してくれているBruno Hvldさん。元フォードのワークスだったそう。いつもお世話になってます！

まもなくランニング・テストを始めるとのこと。順調に経緯することを祈ってます。
って、まずはその前に参加受理を待ちましょう。