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森川オサムのブログ一覧

2025年02月15日 イイね!

911のライバル AMG-GT

そして最後に走らせてみたのはこちらの弩級。

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Mercedes-AMG GT 43 Coupe。
地面にくっつくように佇む姿はなかなか迫力がありますが、かつスマートです。
大きさはちょっと大きいけれど、1,690万円からという価格はポルシェ911にガチンコ勝負していると言えますね。

なので期待して乗り込んだのですが・・・

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たったひとつのことで気分が削がれてしまいました。

それはシフトレバー、と言ってはいけなければA/Tセレクター。
今や”シフト”レバーではありませんが、A/Tのセレクターを探したら・・・センターコンソールには見つからず、メルセデスのセダンと同じステアリングコラムから右に突き出たレバーでやるのでした。上の画像のステアリングホイール右側に見える先っぽが丸いレバーです。

これ、あくまでも私個人の感想ですが、スポーツカーには相応しくありません。やはりセンターコンソールのレバーで”カチッ”とやりたい。

たったひとつの小さなことですが、私にはこれが大事なこと。やはりメルセデスはスポーツカーメーカーじゃないな、と感じ入ってしまいました。

そのレバーを下に下げてDを選んで走り出すと、それは素晴らしい走りでした。パワーはこの素のモデルでも充分だし、(高速では試せませんでしたが)コーナリングもライド・クウォリティも超一流でした。素晴らしい。

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ただ、ブレーキングのリニア感とソリッド感は911の勝ち。
あと、リアのウィングみたいのは欲しくないです。

てなわけで、座っただけで私は911を選んじゃうのでした。

Posted at 2025/02/15 14:38:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2025年02月13日 イイね!

ミニじゃなくてミニクーパー

その次、3番目に乗ったのは Mini Cooper の 3 door C でした。

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私は今で呼ぶところの「クラシック・ミニ」が好きだったので、ミニと言えば小さくて2ドア。なので、今の”大きなミニ”のなかでは普通の3ドアの子が好きです。だって”ミニ”だから。

この子でもクラシックに比べればだいぶ大きくなってしまいましたが、カントリーマン(旧名:クロスオーバー)に比べればまだミニと呼べますね。

ところが、です。
なんと「ミニ」という名前のクルマが無くなってしまったじゃありませんか! 従来は普通の「ミニ」があって、それのスポーティ版が「ミニ・クーパー」だったのに、BMWの新しいノーメンクラチャーでは、この小さなほうのボディのは全部「ミニ・クーパー」と呼ぶんですって!
またひとつミニのオリジナルから続いていたものが消滅してしまいました。残念です。

今回走らせたのは車名の最後に「C」が付いているので、従来の「ミニ」に当たるもので、「S」が付くとパワーが足されて従来の「ミニ・クーパー」に当たるもののようです。ああややこしい!

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ドライバーズ・シートに座ると、ミニのシンボルであるセンター丸形ディスプレイがより大きくなり、ステアリングの前にはクロスが貼られたダッシュボードがあるだけ。ちょっとヘンな感覚ですが、今はトレンドにもなりつつあるようですね。

足下は楕円が並んでいて可愛い。

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こんなところにも遊び心が感じられるのは楽しいです。余裕を感じられます。

で、新型を走らせてみると、益々洗練されて、昔から続いていた例の”ゴーカート・フィール”は今やほとんど消え失せました。クルマとしては至極真っ当なものになったというのが印象。「真っ当なものになってしまった」というのが私の正直な感想でした。誰にでも勧められるものになりました。
でもCだったので「クーパー」なのにおとなしくてつまらない・・・あ、もうやめましょう。

今回は友人の金子浩久さんが同じ時間枠で新しいミニ・エースマンに乗っていたので、並べてみました。

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エースマンは新しいデリヴァティヴで、BEVオンリーです。

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ミニ、じゃない、ミニ・クーパーとクラブマンの間のサイズの5ドアです。
室内の景色は共有してます。

改めて今のラインナップでは私はミニ、じゃない、ミニ・クーパーの3ドア派です。

Posted at 2025/02/13 14:55:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2025年02月11日 イイね!

デンキABARTH

でかいQ8の次に乗ったのはちっちゃな新型チンクのアバルト版 ABARTH 500e。

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旧型より”ワル”が入った顔だけど、それはそれでなかなかカワイイ。一回り大きくなっちゃったけど。

以前にもここで書いたけど、Fiat 500 ともども電動オンリーになってしまいました。なので500の後ろに「e」が付いています。リアフェンダーのサソリも電撃されてます。

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フィアット500eは既に走らせたことがありますが、アバルトのほうはなんと今回が初体験。なので、ちょっとした期待も持ちつつの初試乗となりました。

走らせてみてまず感じたのはフィアット版の時と同じチンクとしてはの”上級感”。ほんと、進化しています。

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で、普通に走らせていたら、アクセレレータが世にいうところの”ワンペダル”状態になっていました。ペダルから足を上げると即ブレーキ状態になり、そのままほっておくとほとんど停止状態になるアレ。ところが、それを解除するスウィッチが見つからなかったのです。
フィアット版の時の記憶だとスウィッチで回生の強さを選べて、ペダルから足を上げれば”コースティング”したのですが、それが見つからない。

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ドライブ・モードは選べるようになっていて、大人しい TURISMO と、ちょっとスポーティな SCORPION STREET が選べます。さらにスポーティになる SCORPION TRACK なるモードを選んでみたら、なんとコースティングしたのです。
ううんっ? 意味が良くわからない・・・
帰着してスタッフさんに聞いてみたら、アバルト版でワンペダルじゃなくさせるにはこのモードを選ぶしかないそう。なんでだろ?
ちょっとした狭い峠道みたいなところを軽く飛ばしてみた限りではエンジン・ブレーキ”風”になる回生が強いほうが走りやすかったのに、一番スポーティな SCORPION TRACK ではそれが効かない。BEV他車によくあるようなパドルで回生強さを変更できる仕組みも無いのに?
これが今回最大の「?」でした。

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あと、TURISMOモード以外では”作ったエンジン音”をクルマ内外に撒き散らすことができるようになっていましたが、そんなのやるなら「エンジン版も出せ!」と思っちゃいました。

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フィアット版と同じく、車内からのドアリリースは丸い電気式ボタン。だけど下の方に機械式リリースも付けてあるのがイタ車の証し? デンキ切れて出られなくなったら困りますからね。

ウチのでは2回も見事に壊れたシートバックのリリースレバーは、ヒモ引っ張り式に変わっていました。これのほうが壊れなさそう。

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そして新たに気が付いたのはフロントフェンダーのフラッシャー。

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ちょっと飛び出していてお洒落ですね。

でもやはり「ウチのチンクからは乗り替えられない」が結論でした。とても残念ですけど。イマのを大切に乗り続けましょう。

Posted at 2025/02/11 14:59:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2025年02月09日 イイね!

Q8

木曜日に大磯で、まだ走らせたことがなかった輸入車4台に乗ることができました。

日本自動車輸入組合(JAIA)が毎年主催してくれるプレス試乗会ですが、いつも2月第1週なので、モンテの参戦とガチでぶつかってしまうのです。でも今年はモンテに行かなかったので2年ぶりに参加することができました。

寒い海風なれど晴天のもとで最初に走らせたのは Audi Q8。

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アウディのSUVポートフォリオの中で一番大きなQ7のクーペ版という立ち位置のQ8で、正確なモデル名は Audi Q8 50 TDI Quattro S line という長い名前。

ちょっと珍しいベージュ色のペイントでした。今回は周りが枯れ草でパッとしませんでしたが、緑の中なんかでは綺麗そうなカラー。

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クーペ版と言っても4枚のドアがサッシュレスになっているだけで、室内は充分な広さと高さがあります。スタイルはそれほどクーペライクではないので使い易い感じです。

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でもサッシュレスにしたせいかドアを開けるとドアのエッジがけっこう鋭く飛び出していて、いつか痛い目に会いそうなちょっと恐怖感があり。

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5.005mの全長と1.995mの全幅を走らせてみると、ウチのレンジローバー・スポーツとほぼ同じサイズながら、こちらのほうが幅とかが掴みづらし。たぶんレンジがボディがスクエアでコマンド・ポジションに座るので”見切り”が良く、Q8はボディが丸っこいのでサイズ感が掴みづらいのかと思いました。

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272PS/600Nmの3リッターV6ディーゼルは充分に余裕がある走りをもたらせてくれましたが、特に何かに優れてるという”トンガリ”はなく、至極落ち着いた高級車っぽいドライビングとなります。同じプラットフォームを共有するポルシェ・カイエンやランボルギーニ・ウルスとはこの辺りで差別化を図っているとも言えるでしょうか。

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これを選んで乗っているオーナーさんのタイプがわかるような気がする1台でした。

Posted at 2025/02/09 17:36:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2025年02月07日 イイね!

MAZDAバッヂのコレクション

その MAZDA TRANS AOYAMA の2階ラウンジの柱にはバッヂのコレクションがありました。

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上から3番目はあのマツダ初の4輪乗用車たる軽自動「R360クーペ」のバッヂですね。可愛いスタイリングの2+2でした。1960年発売で30万円!

その下のふたつは「Carol」。リアエンジンでリアウィンドウが逆ぞりクリフカットの軽自動車キャロルはその2年後の発売。

その下のキャロルに次いで1972年発売の「Chantez」のバッヂは「C」に赤いジュエル風の加飾があり凝ってます。。一説によるとシャンテには当初ロータリーエンジンが予定されていたとか。

一番下の「R100」とはあの2代目ファミリアのロータリークーペの輸出名。

上から2番目の「Parkway」はマイクロバスです。

そして一番上の「L402A」とはコスモ・スポーツの試作車に付いていたものだそうです。
左のを見ると、ベースが丸が青と白で4分割されていて、BMWに売り込むつもりだった? ってなことは無いですね。

続いてこちら。

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上から「Familia」。初代だったかな。
そして「RX-2」は初代カペラのロータリークーペ。
3番目は「FAMILIA Presto」で、先ほど出てきた2代目ファミリアのマイナーチェンジ版。
そして「Roadster」はもちろんあのロードスターの初代のバッヂ。
そして「SAVANNA RX-7」のバッヂです。

そしてこちらは商用車用。

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「B1600」「Proceed」「Bongo Browny」ですね。

一番下の「RE13」は2代目カペラの1,800ccロータリーエンジン搭載車に付けられていたものとのことで、実にマニアックなコレクションでした。

Posted at 2025/02/07 22:25:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
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学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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