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　ティアナが手許を去り、プレリュードが本格的に戦列に復帰しましたが、それに伴い、今年23歳となるプレリュードは

(103000km位からの再スタート)



数度の遠出（うち福島県2回）を繰り返したため、2ヶ月ほどで107000kmに到達。パワステポンプも交換して不安要素が消えたので、もっと走らせたいと思います(^^)

　一方、ほぼ使う機会のないレジェンドも、8年半で

ようやく46000kmに。最初の4年で4万km以上走っているので、ティアナが居たうちは年に1度使うかどうかの頻度でしたので、今後もう少し距離が伸びるかもしれません。

　ついでに、ティアナの後任としてやって来たヴェゼルハイブリッドは、長距離走行することがないので3ヶ月を経過してもこんなものです。


（1000km）

（1111km）

　むしろ、ホンダセンシング（のうち特にLKAS）の使用感を確認するためにDからお借りしたフィットハイブリッド（四駆）は、秋田方面へ足をのばしたため10日で1000km以上走ったため、

21000kmのキリ番を見ることになりました。主に郊外の道路、70～80km/h制限の高速が中心だったため、燃費もそこそこ伸びました。

　ヴェゼルに距離を抜かれてしまったN-ONEですが、足回りを交換しないと長距離移動が疲れるので対策を取らないと･･･

　お別れの時がちょっとずれてしまったことで、ティアナがあるうちにもう一回だけ私の休みが重なったので、最後の機会と思い再び雨が降る高速道路を走りました。これが最後、これが最後といいつつ何回遠出しているか分かりませんが、今度こそ最後です･･･


　初代ティアナの最大の美点である、広大なレッグスペースを持つリアシートを味わっておくことに。



　純正の淡いスモークガラスにフィルムを重ねているのでやや暗いですが、グラスエリアの広さ、柔らかくてしっかりしたバックレストを持つシートと、ふんわかと動く柔らかい足回りが相まって実に落ち着きます。遮音性とBOSE印のオーディオを除くと黒内装のレジェンドは分が悪いですね(^^;


（193000km突破）

（193333km）



　休憩のため立ち寄った仙台市内の天下一品ラーメンに居るうちに天気は雨から雪に変わり、


春と思えない景色に早変わりしました（汗）

　最後まで雪や融雪剤に苦しめられる運命にある我が家の車らしいな、と思いつつ、再びしっかりと洗車（コーティングコンディショナーから再コーティング施工）し、いつもどおり綺麗な状態で不帰の旅へ送り出しました。

（最終走行距離：193509km）

　私のところにやって来たのが平成26年8月、走行距離は

13万kmちょうどだったので、4年半で63500km走ったことになります。

　さすがに運転席は劣化が避けられず、座面のクッションはへたりが進み、座面やバックレスト側面はひび割れが気になるように。
　エンジン回りはラジエター、ダイナモ、ダイレクトイグニッションの交換、ヘッドカバーパッキン交換、足回りはラックエンドやスタビリンクの交換などを行いましたが、これ以上車検を継続するとなると、既に指摘されているクランクシールなどからのオイル漏れ以外ここがネックになるのが明白でした。

（サスペンションアームとサブフレームの腐食）
　特に指摘されていなかったのですが、メインで使用している親も同じことに気付いていた左フロントサス（ハブ？）のガタツキ（段差を乗り越えるときにほんの少し右タイヤと違うブルブルした手応えが伝わる）があったので、これらとシート交換をして延命させることがよいのかと悩んだ末での退役でしたが、アウターパネル（ドアパネルやトランクパネルは裏面も）には錆がなく、経年と走行距離で考えるとかなり優秀だと思います。

　お別れをすることになってしまいましたが、威圧感がない優しいフロントフェイス、軽く吹け上がるV6エンジンの気持ちよさと実用性を含め、普通の良くできたクルマがこんなにも扱いやすいのだと教えてくれた、忘れられない大切な1台になりました。

　さいたま方面に向かう途中、CR-Vで走ったときに閉鎖されていたこちらに立ち寄りました。


（辰巳第一PA）

　最後に残すティアナの写真はここでと決めていたので、行程が予定より数時間押していましたが万難を排して。



（こちらは別な場所で）
　2度塗り直しているとはいえ、洗車機に高頻度で放り込んでいたため映り込みが少しぼやけていますが、19万km走行の割には綺麗な状態を保てたと思います。

　所期の目的を達成したので、都心環状線から東北道へ抜け、


さいたまで一泊し、翌朝更に北上しました。

（その途中で遭遇した現行レジェンドの自動運転テスト車輌）


　復路の燃費は12.5km/lでした。4段しかギアがないティアナでは不利な120km/h制限区間も含め流れに乗って走った数字としてはかなり良いと思います。

　ところで、ヴェゼルの納車とティアナの武装解除の関係上、これが最後の週末だと思っていたところ、オプション装備が多く納車がちょっと伸びることとなったため、アディショナルタイム状態でもう一度出掛けることになりました。

　東京駅から晴海通りを走り、晴海・豊洲・有明を抜け、少し前にCR-Vで訪れた台場まで移動し、そこから湾岸線・横羽線を経由して横浜へ移動しました。







　ティアナは日産車なので一度は横浜を走ってみたかったのですが、CR-Vで走り回ったときに遭遇したこのクルマに遭遇できないか、ということもありました。

　横浜市内（県庁そば）でCR-V四駆モデルの2台並びということにテンションが上がっていたところ、交差点を横切っていったのは、初代ティアナの前期モデル、しかも現役の個タクです。

　それこそ新車当時出張で東京駅から移動するため乗り込んだ個タクが私のティアナとの初めての遭遇だったので、働くクルマとして現役で頑張っている姿は嬉しくなると同時に、退役を決めた私のティアナへの想いは更に複雑になりました。
「融雪剤さえなければ･･･」

　働くティアナとの遭遇はできませんでしたが、はるばる横浜にやって来たということで自分を納得させ、幾つかの場所で綺麗にしたティアナを撮影し、この日の目的地のさいたま方面に移動を開始しました。
　ということで、折角なのでネット上でよく見かける場所に行ってみようと考え、まずは大黒PAに。


　既に夜遅い時間帯だったので混んでいるということもなく、休憩がてら購入していた弁当を食べ、

CR-Vの時は閉鎖されていたここに向かいました。

　夜の高速を走り続けていて、このクルマが私の許に来てから更に経年変化したと感じる箇所が幾つかあり、幾つかは対策済でしたが、既に別れの時が迫っていたのでそのままにしていた箇所があります。

（関東にやって来たと実感する場所の一つ、利根川を越えるトラス橋）
　何の変哲もない走行状況ですが、右目より左目が明らかに暗いです。画像処理で明るくなっている状態でもこれなので、HID不灯で左右とも新品交換したプレリュードとの差は歴然としています。結果最後まで保ってくれましたが、手を掛けたくても掛けられないというのは切ないところ･･･。

　途中上河内SA等に立ち寄りつつ、東北道を抜け、

気がついたら首都高を走り、一般道に降りて、こんな場所に。

　左折して，突き当たるとこんな建物があります。

（やって来ちゃいました、東京駅）
　２週間前出張で新幹線で降り立ち、そして帰宅した場所であり、そこを自分の愛車で走ると思っていなかったので、既にすっかり夜なのですが、テンションが上がり、これまた昨年仕事で豊洲に長期滞在していた関係で毎日のようにバスで移動していた晴海通りを走ってみます。

（銀座で信号待ち。ただし塩カルまみれ）
　フォーマルなセダンで銀座を走っているわけで、融雪剤まみれであること以外は特に違和感はありません。

（ティアナから見る勝鬨橋）
　都バスやA45AMGで見た風景をティアナで見ている、この事実が面白いと同時に、これが最後という厳然たる事実がさらに現実味を帯びてくるという何とも不思議な感覚でした。

　豊洲の某企業の横を通過し、いつものスーパーでパン・飲み物などを仕入れ、折に触れ写真を残していきましたが、いくら何でも汚れすぎているので、夜間も洗車ができる近くのガソリンスタンドへ移動しました。

　ここまででおよそ11.57km/lという成績でした。まあ悪くないですが、うちに来た頃だったらもうちょっと伸びていたかな、とも。

　外装だけでなくエンジンルームも綺麗にしました。


　ということで、綺麗になったティアナとともに台場方面に移動し、そこから横浜に行くこととしました。