先日無事に5穴化も完結しましたが、これに伴い
車載の応急用タイヤも4穴から5穴仕様に変更する必要が新たに生じました。手っ取り早いのはセリカやプレミオアリオン等の100-5H車のトヨタ純正品の流用、後はスバル車用なんてのも選択肢としてありますが、ヤフオクを検索しているうちにこんなものを見つけちゃいました。
こちらの応急用タイヤ、サイズを見ると
なんと18インチ、しかも60偏平というスペアタイヤらしからぬサイズとなっています。
今回入手したのは初代アウディTTの純正応急用タイヤ、アウディのPCDは基本112ですが、TTやA1は100となっていて、一応今の状態でも取り付けできるようになっています。TT純正は元々T125/70R18なのですが、径を合わせるためにわざわざ60偏平のタイヤに交換し直したり…
今現在履いている18インチは外径約621ミリ、この応急用タイヤは外径約607ミリで、これぐらいの差であれば特に問題はないでしょう。
ただ、取り付けに一応と書いたのには理由があり、
・ハブ径が57ミリ(トヨタは54ミリ)
・ハブボルト径がM14(トヨタはM12)
・アウディ純正ホイールボルトは球面座(トヨタはテーパー)
と、トヨタ車と比較して細かな違いがいくつかあります。何も対策をとらずに取り付けると非常に危なっかしいのは想像に難いので、3点の解決策を取っていきます。
1つ目のハブ径違い、これには
57-54変換ハブリングを用意します。はたしてそんなものがあるのかどうか、ヤフオクで探したらあっさり見つかりました。こんなサイズでもラインナップされていたのには正直驚きました。
ハブ径57ミリはアウディの他にフォルクスワーゲンも該当するようで、これらのホイールをトヨタ車に流用するのに使える感じでしょうか。他にも、スバル車の56ミリを54ミリに変換するハブリングなんてのもあったりします。
出品説明にはアルミ鍛造品と書かれていて、ホイールやハブにはめ込んでもガタツキは見られないのでとりあえずは大丈夫でしょう。
ハブボルトの径については今回はスルー、一応、対策は練っていたのですが、あまり気にしなくても大丈夫かなぁと…
後は最後のホイールナットですが、用意したのはこちら
ホンダ純正の貫通ナットです。ホンダ純正品はM12P1.5でトヨタと共通のねじ山ですが、座面が球面座となっています。これを使えばとりあえずはホイールボルトセンター出しをしてくれるんじゃないかと。
必要な小道具も揃ったところで、いざ試着。
ハブリングをかまし、貫通ナットで締め上げていきます。特に違和感なく装着完了、ジャッキを降ろします。
収まりは特に問題なさそうな感じです。訳あってこのときはまだ試運転をしていませんが…
この応急用ホイール、ビッグキャリパーに対応すべく逃げがかなりあり
お鍋のように膨らみがかなりあります。あと、さすがに18インチともなるとかなりの重さがあります。あまり頻繁に持ち運びはしたくないなと…(笑)
ハブリング等の応急用小道具は
こんな感じでプラケースに収めてみました。これならどこかに紛失する心配もないでしょう。
この日は、これとは別にメインイベントとなる作業を午前中からしていました。一時はどうなることかと思いましたが、無事に作業完了。とりあえずは問題なさそうです。
一緒にアップしようかと思いましたが、30日の守谷オフのときネタ晴らししようかと目論んでいたり…(笑)
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パーツねた | クルマ
Posted at
2017/12/26 18:39:56