新たな純正流用部品を発掘している最中、ふと気になって、一時期巷を賑わせたアルミテープ(モールディングテープ)を調べてみたら、いつのまにか数パターンにバリエーションが増えていました。
ちょっと気になったので、手持ち分に加えて一通り揃えてみました。
まずは
一番知られている櫛形状のもの、流用ネタとしては相当出回ったようですね。バンパー外側に貼られている姿を見た時は軽いショックを受けましたが…
で、これに続く新たなテープが登場していて、それがこちら
櫛型はそのままに、櫛の一本一本がウェーブを描くように変化しています。
拡大してみると、ウェーブは角ばった形状をしています。一応の原理として、溜まった静電気はアルミテープの頂点から放出されるとのことなので、鈍角でも頂点の数が多ければ放出能力も高まるという事なのでしょうか。
ちなみにこちらの採用車種はヴィッツGRMNやマークX GR SPORT、レクサスのGSとLCとなっています。
さらにマイナーチェンジ版もあり
一見同じウェーブ形状ですが
テープの両端に補助テープ?のようなものが貼り付けられています。貼り付け作業のミスを軽減するためのものでしょうか。
こちらはGSのリアバンパーに採用されています。
さらに派生版があり
先ほどのよりも明らかに短くなっています。
サイズ的にちょうど半分、こちらはレクサスNXのみに採用されていて、バンパーの貼り付け位置に合わせたサイズになっているのでしょうか。これぐらいのサイズであれば、色々応用も利きそうな…
そして現時点での最新版?がこちら
一見おろし金のようにも見えるこのテープ、2018年以降のレクサスLS、LCなどに採用されています。
拡大してみるとこの通り、カットではなくエンボス加工で角が浮き上がっています。放電効率を求めて、行き着く先はこうなったのでしょうか。サイズはこれまでのものより一回り小さくなっています。
正直ここまでバリエーションが増えているのには驚きました。一応トヨタ側としても研究開発するだけのメリットはあると考えているってことなんでしょうかねぇ。
最新版のおろし金形状は気になりますが、流石にまたバンパーを着脱するのはしんどいので、タイミング的には大ネタ発動のとき?
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パーツねた | クルマ
Posted at
2019/04/22 20:47:23