レコード大賞パプリカ(2)

元始、私は運転には音楽が必須であった。
高校生で聞いていた、チューリップとオフコースとサザンオールスターズ。
大学になって聴いた、globe、TRF、渡辺美里等の小室ファミリーやスクウェア等、カセットテープに入れて、BFファミリアXGで清滝峠を攻めたり、中環をバトルするRX-7とセリカXXを追いかけて、ぜんぜん追いつけなかったものです。

EUNOS100に乗り換えて、CDチェンジャーを入手。
子供ができて、聞く音楽がアンパンマン、セーラームーン、ジブリに変わったが、クルマ移動には音楽が欠かせなかった。

私の長女が、会社の飲み会の二次会のカラオケで、相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」を歌い上げて、部長さんを驚かせているのは、私の英才教育の賜物です。

が、35歳頃だろうか。
転機が訪れる。

EUNOS100の声が聞こえる。
薬をやって、幻聴が聞こえるわけではない。
「よしイケー」「そこはダメ」「うまく扱ってくれてありがとう」「ヤッホー」「サンキュー」「下手くそ」
その時から、家族がいない時は窓全開で排気音を聴いて走るようになった。
高速道路と雨降りと7～8月は流石に窓閉めて走ったけど。

すっかり車で音楽を聴くことはなくなった。
電車の通勤も本を読む。
音楽と接することが無くなる。
で、パブリカって何者？ってなる。

乃木坂46は誰も分からん。
46を名乗るドレミドレミドレミは、あんなので、優秀賞取っていいのか？
カーオブザイヤーよりも酷いぞ(笑)。
AKB48も、ゆきりん以外は見知らぬ人ばっかりだった。

自動運転車になったら、音楽を聴く以外にもっといろいろできるんだろうなぁ。
音楽聴くかな~。
っていうか、エグゾーストノートが無くなったらどうするオレ。
そっちが心配。

令和元年は、後６時間しか残ってませんが、皆様にとって良い１年間でありますように。
私は飲んじゃってるので、今年の交通事故無し確定です。
出歩くので、車に轢かれないように気を付けます。