昨日の夜からノーベル賞の受賞が決まった京都大学の本庶佑特別教授の言葉が何度もテレビから流れて来て、それがとても気になる言葉だったので、今朝録画して再び見返して確認していました。
その中で『簡単に信じないこと』とか・・
『教科書に書いてある事を信じない』とか、普通に考えたら常識はずれの言葉で、勉強しない生徒が悪用しかねない言葉です。
これを自分の仕事に置き換えて考えてみると、業者がこれを付けたら良い音になりますよ!という製品を平成の初めぐらいは信じていて、でも段々お客様が音に飽きて遠ざかってしまうので徐々に疑い初めて、それから「オーディオ雑誌に書いてある評論家の話は信用出来ない!」に変わって来ました。
2000年を越えて調整用のCDで使っているアーティストさんの生演奏を聴きに行く様になったら、「何でこれまで本当の音を追いかけ様としなかったんだろう。」と反省して、それにもっと早く気が付かなかった自分の愚かさを本庶教授の言葉を聞いて深く反省しました。
2014年に中学生を前にしての公演では、「世の中に情報は山のようにあります。」と言われていて・・
それを全て信じていたらとんでもないことになります。」とも言われています。
そうですね、オーディオの情報などは信じてはいけない情報が沢山あります。
その一つが大手カー用品店によるスピーカーの聴き比べて、純正側に細工をして音を悪くして、それでトレードインスピーカーを良く聴こえさせて販売するという違法なやり方で、でも消費生活センターに言って行ったら、「あちこちの店でやっているなら、それは組織的にな事なので、公正取引委員会に行って下さい。」と言われ、公正取引委員会に行ったら、「そもそも車のスピーカーはドアに付けて鳴らす物だから、それを平面で聴いて良し悪しを比較すること自体無意味なので、それで納得する人って本当にいるんですか?」という具合にまともに相手にしてもらえず、最後に「これは店とユーザーの問題なので消費生活センターに行って下さい。」と言われたので、再び消費生活センターに戻ると、「それでは調べてみます。」と半分嫌嫌な返事で、「この近くのカー用品だけはそのようなデモンストレーションはしていませんから。」と稔を押たにも関わらず、帰りに歩いて近くのカー用品店に行ったらその様な展示はしてありませんでした。」と消費生活センターの職員が言う始末・・
それは近くに消費生活センターがあって、自分でまずい事をしているという意識があるから他の店でやっている純正スピーカーに手を加えて音を悪くするなんて事はしない訳ですよ。
もう消費生活センターも公正取引委員会もカー用スピーカーの展示で小細工をして物を売りたいなんて事はどうでもいい訳で、騙す方だって一時的に売り上げが上がってもユーザーの満足度が低ければ段々売れなくなるだけで、最終的にはマーケットが縮小するだけで、自分で自分の首を絞めているという事が解らないいんでしょうね。
話は変わってこの日曜日にテレビ朝日系列でドクターXのスペシャル版の再放送をやっていました。
ビートたけしさん演ずる悪い大物教授は「外科手術では多くの人は救えないけれど、薬の治療ならもっと多くの人が救える!」と言っていた言葉が、まるで次の日の本庶教授の言葉と完全に重なって、「テレビ朝日はこの事を事前に知っていたのかな?」と驚きました。
ビートたけしさん演じる教授は製薬会社が有利になるために動いていたので本庶教授とは立ち位置が違いますが、台詞自体は全く同じで、偶然なのか? それともどこから情報がリークしていたのか? 謎です。
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