車には普通ACCポジションが有って、エンジンをかける手前でオーディオとかシガライターなどのアクセサリー電源で動く物だけ動作させるポジションですが、最近の日産車でこのACCポジションが付いていない車が出ています。
先日の日産セレナがその内の1台で、普通はピット内でACCポジションで鳴らして調整するところを、一度カーポートの下に移動して、エンジンをかけて調整をしないといけません。
普通にブレーキを踏まずにスタートボタンをプッシュすると、イグニッションやエアコンにも電源が通ってオンの状態になり、多くの電流が流れます。
輸入車ではフィアット500やアバルト595や、プジョーは90年代からACCポジションが無い車がありました。
90年代のカーオーディオ イベントであるお店がプジョーをオンの状態で長時間デモして、会場から出そうとしたらエンジンが壊れて動かなくなって、他の販売店がみんなで押して会場から出したという事があって、自分はACCポジションが無い車は長時間オンにしてはいけないというイメージが頭に中に強くあります。
福岡店・宇部店と2台のACCポジションが無い車の調整を行なっていて、ふと思い出したのが、「もうすぐ11月だけど、11月はACCのイベントが福岡である様な?」という事で、仕事が終わってACCの福岡のイベントを探しました。
ACCは毎年東京でテレビCMの良い作品を表彰するイベント『ACCアワード』を行なっていて、その後に福岡市の筑紫会館で広告や放送の関係者を集めてお披露目をする会があります。
自分はスケジュールが合えば見に行って、自社のPRの参考にしていましたが、昨年は見逃してしまいました。
電波媒体は短時間で大きなお金が動くので、うちの様な小さな会社は費用対効果に気を使わないとあっという間に資金のムダ使いなってしまうので、良いCMとは、人の心を掴むCMとはを勉強しないといけません。
毎年秋は気候が良くなって入庫のピークが来るので慌ただしく過ごして、うっかりするとCMアワードを見そこねてしまうので、たまたまACCポジションが無い車が続いて気が付いて良かったです。
それでACC社団法人を探していたら、ACジャパンの社団法人がひかかって、ACCとACはどこが違うの?と調べたら、ACジャパンは公共のマナーを放送を使ってPRする団体で、ACCとは全く関係無いのでした。
そしてACといえば家のコンセントはACで、車の電気はDCのダイレクト・カレントでプラスとマイナスが固定で、家のコンセントはACで1秒間にプラスとマイナスが50回とか60回変わる方式です。
でもDCのダイレクト・カレントはすぐにイメージ出来るけど、ACのAって何?と思って調べてみました。
ちなみに自分は小学生の時に電子工作を始めて、その時には英語読みが出来なくて、DCはダイレクトカレントと小学生でも分かり、ACのつづりがよく分からず、常にプラスとマイナスが変わるからオールリターンカレントと間違った読みで覚えていて、さっき見たらどう見てもオールリターンでは無いんですよ!
ACのAはオルタネーティブのAだそうで、「あれっ?車はDCなのになぜ発電機をオルタネーターというの?」と不思議に思い、80年代から90年代はオルタネーターノイズに悩まされていたのに、たまに車の発電機をダイナモというの人もいるし、ダイナモとオルタネーターってどこが違うの?と今更ながら調べてみました。
元々車は直流発電機のダイナモを積んでいて、途中で交流発電のオルタネーターを積んで直流変換する様になって、自分の親ぐらいの世代はオルタネーターになっても昔の習慣でダイナモと呼んでしまうそうです。
ACCが付いていない車からあれこれ調べたら、思わぬ答えにたどり着きました。
Posted at 2018/10/30 09:34:36 |
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