今日ご紹介する1台は、先週の福岡店の作業から、スズキの新型ジムニーです。
カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取り付けとドア防振の作業を行ないました。
ジムニーはこれまでドアスピーカーが付いていませんでしたが、新型から13センチが付く様になって、JBLの13センチをインナーで取り付けました。
今回使用したのは昨年12月に発売されたクラブ5000Cで、ツイーターが19ミリでレンジが狭いので使用せず、ミッドのみを取り付けました。
フレームは以前ヒット商品だったP560と同じで、表面の材質が変わっています。
一番変わったのは付属のパッシブネットワークで、かなりコストダウンしてありますが、この部分はピュアコンを使うので必要なくて、正味13センチミッドだけ使用するので、P560のミッドにかなり近い状態で鳴らす事が出来ます。
ツイーターは10数年前にベーシックのアップグレード用として販売したMOMOの28ミリ外ドームツイーターで、3台前のお車から使い続けておられます。
28ミリでクセの無いツイーターというのが現在では見つからず、かなり貴重なユニットで、ツイーターレベルもほぼ下がっておらず、通常のピュアコンのアッテネーターレベルで使えたぐらいです。
ピュアコンの必要最小限の周波数レンジに細かく合わせて使うという考えが、ツイーターの長寿命に一役買っています。
ドア内は片ドア3面のフル防振の施工を行っていて、外板裏のベーシック防振が終わった後にサービスホールを塞ぐ防振を行なって、金属シートの切り口は全てシリコンでコーキングして、永い期間使用しても剥離しない様に気を使っています。
またサービスホールにはブジル系やアスファルト系の材質は一切使用せずに、鈍い響きを一切シャットアウトして、音量を稼ぐ防振ではなくて、音楽の元の状態に近くする防振を心がけています。
内張り裏にはセメントコーティングを行なって、固くてショキットした響きに変えて、心地良い音楽が再生出来る土台を作りました。
インナーバッフルの上半分にはレインガードを作って、スピーカー裏や端子が濡れない様にして、長い期間良いコンディションで鳴らせる様にしてあります。
スピーカーのマウントは薄型16センチでも入るという説もありますが、グリルの開口部が13センチで設計してあって、外側の音が跳ね返ってしまうので、新型ジムニーでは13センチサイズが適正となります。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンはクラブ5000Cの取り付けが始めてだったので、かなりパーツを交換してマッチングを探りました。
P560と特性は似ているものの全く同じではなく、MTL値はやや下で、SSF値はやや上というのが分かり、調整のツボが分かりました。
サイバーナビのイコライザー調整では、近年のサイバーは簡易型と複雑な調整のイコライザーが2重にかかっていて、簡易型をフラットにしてから多バンドのイコライザー調整に入るのですが、パッケージのフラットにしてからかかるのか、カスタムをフラットにしてからかかるのかで音が微妙に違います。
これが機種によって微妙に違い、簡易型のイコライザーのフラットのどちらかを選ぶか? ピュアコンの値はどうするか? そして最後に多バンドのイコライザーをどうするかで音を追い込んで行きます。
そうとう時間をかけて音を追い込んで、最終的にイコライザーは1ヶ所1クリックのみ動かした所が一番生音に近くなり、セッティングを終了しました。
ここが生音に最も近いと自信を持って言えるのは、スポンサー活動を通して多くのボーカリストの生声や演奏家の生の楽器の音を聴いているからで、その根拠の確かさがサウンドピュアディオのファンが増え続けている理由です。
映画『シン・ゴジラ』を観て来ました カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/08/16 14:33:11 |
|
ホンダ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/11/17 14:55:36 |
|
トヨタ・新型シエンタ カーオーディオの音質アップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/10/22 06:49:11 |