情熱開放のブログ一覧

サドにしては、まともな（＝僕にも読める）小説か。

「孤児になり，修道院を追われたジュリエットとジュスチーヌのふたり．姉は美貌を利用しすすんで淫蕩に身を任せ，やすやすと出世を果たすが，純真な妹ジュスチーヌは，美徳をかたく守りつづけたために，くりかえし悪徳にもてあそばれる．バスチーユの牢獄の中で執筆され，革命後パリで刊行された思想小説」

『ジェスチーヌ　あるいは　美徳の不幸』

フランス人は、心得ている。

人類の堕落史観。

生き延びるには、「堕落」のほうを選べ、ということを。

人間の真理を得るためには、「美徳」を選べ、ということでもある。

Un bruit très important à été entendu à Paris et en région parisienne. Il n'y a pas d'explosion, il s'agit d'un avion de chasse qui a franchi le mur du son.
N'encombrez pas les lignes de secours !



フランス大使館から。

パリ周辺で広範囲に聞こえた爆発音は、

戦闘機の衝撃波だったという報告。



ま、心配になるわな。

犯人はミラージュか？



コロナ禍でも黄色いベストのデモあるという知らせ。



早く自由になりたい。

しかし遅すぎた。



私立高校に進学したが、公立高校の試験休みの長さを羨ましく思った。

自分のしたいことができない。

自分のしたい勉強ができない。



よく勉強のできる僕は、早く大学に入る必要があった。

自由が欲しかった。

大学時代には、時間はあっても経済が伴わなかった。



大人になって（といっても３５歳になってようやく世間並みの収入を得た）
経済を得た。

しかし、時間は十分ではなかった。



日本人の多くは、学生時代に「最後の自由を謳歌する」のだという。



しかし、僕はそうではなかった。


二度の離婚を経て、ようやく女性をデートに誘えるようにもなってきた。

（ようにも、である。49歳でも、だからこそ（もう時間が残されていないということ）誘えなくなってきた。

そうやって、

若い頃からいまだに、ず～っと女性を怒らせている。

「誘いに乗らない」「誘うべきタイミングで誘わない」「ことの進展が遅い」

「性欲がないのか」



吃音で「言葉」に欠ける。お金がない。

お金手を得ても「時間がない」。吃音を克服しても、そしてとうとう「若さ」がない。



通じていえるのは、「自信喪失」。

愛を求めても、愛に応えるだけの自信がない。

「経済」の不十分

「知性」の不十分

「若さ」の不十分




首を吊って死ねるなんて、羨ましいことだ。

薄れ行く意識の中で、何を思うのだろう。



僕が今死ぬと、遺族年金を受け取る娘は

年間100万円をてにするようだ。

しかし18歳まで。

総額500万。非課税所得になるだろう。（高校時代にバイトはしないだろうから）



娘に残してやれる「経済的財産」はやはり、勤め上げるほうが多くなりそうだ。


しかし、定年まで働くと、娘をほうっておいて、

1年くらいは、フランスで自由に過ごしたい。（ま。孤独だろうが）



そうなると、500万と大差はなくなる。（勤続年数が短いから、退職金は雀の涙）



他人の幸福は、なにやら日々の小さな欲望の充足らしい、

「スイスのチョコが美味しい」といって喜べるなんて！

「もの食いがよい」から、別に嗜好品を必要としない。



人間、欲があるからいけないのだ。

強奪もすれば（合法的にであっても、不道徳であっても、許されるんだよなあ。

五右衛門がいうように、誰のものでもない天下を盗み取ったのは、誰？

誰ものでもない自然を、勝手に「自分主のだ！」と主張して、

人に売りつけるなんて！


そういう人間の傲慢さが大嫌い！

出家。

それは、僕に相応しい態度。

しかし、似非宗教、日本仏教会はごめんだ。


カトリックだって、教会を作るな、荒野に生きろ、というイエスの言葉を

ないがしろにしている。


自分たちの信心の表現とばかりに爆殺礼賛などもってのほか。


嘘つきばかり、勝手宗教ばかり。



どの人間をとってきても、できそこない、ばかり

（mark　twain　の　『the　stranger　』より）

「人間が幸福になるには、正気でなくなるしかない」

としても、世間が言う、もしくは医者が定義づける

「精神病者」になってはいけない。

彼の言うところの「正気の沙汰ではない」というのは、

オルテガ　イ　ガセット　が言うところの「大衆」であり「平均人」のことである。

そこんとこ、勘違いすると、人生台無しだ。


だからといって、易々と

「満足な豚」の道を選ぶことはできない。


そこにある幸せ

たとえば、美味しいお菓子に出会うとか、

誰かに褒められるとか、

女子高生のパンチらを見るとか

バレずにお金を拾うとか、

そういう罰当たりのものではなくても、

宝くじや投資を含むギャンブルでもうけるとか、

美味しいお店を見つけるとか、

一本早く帰りの電車に乗れるとか、席に座れるとか、

ばったりと旧友に出会うとか、

日々の小さな幸せに満たされて、

明日を生きる力が沸いてくるなんて、

そんなつまらないものに、何の意義があるのか。



無理やり、生きる意味づけをしている僕に、

そんなものは通用しない。

通用しないので、

愚かな国政や地方行政に楯突くのだ。

偽善で私利私欲の企業活動にも、

個々人のつまらない活動の総体としての「世間様」にも、だ。



仏弟子や使徒の名前もいえないようでは。

仏陀の弟子のアーナンダは師匠の仏陀に問いました。

「仏法とは、どうなんだ？」

応えて仏陀曰く

「こうなんだ」

アーナンダはいう

「そうなんだ」



いつも仏陀の傍にいたシャーリプトラは出来が悪かった。

だから、いつも仏陀に説き伏せられていたのだが。

シャーリプトラよ。ダルマというのはね、色即是空。空即是色。なんだよ



仏典なんてつまらないお話なんだよ。

リズムに乗せて漢字を音読するテクニックをありがたがっているだけで、

だ～れも、内容なんて理解していないから。

と、娘に解説する。



聖書も、考古学に相応しい読みもののことだ。

娘は、旧約聖書に詳しい。

フランスで得た知識を日本で深めているのだ。

「ロトの話なんて知ってるよ」


今のヨルダンは砂漠だが、紀元前の頃は緑豊かな土地柄で、経済が潤っていた。

すると人間は堕落するに決まっている。

経済にためにソドムにやってきたロト一家。しかし人々の堕落はひどい。

ヤーベは人間どもをソドムとゴモラを焼き尽くすことにした。

ロト一家は救い出すことにした。

そして、火球が降り注いだ。硫黄の塊だった。



この既述を科学で解き明かしたものがいる。それがキリスト教を信じる人間の強みと有能さだ。

紀元前3100年ごろに、アデン小惑星群（内惑星=地球より内側にある惑星に関わる小惑星群。地球の外側にかかってはアポロ小惑星群がある。普通、小学生が知っている小惑星郡は、火星と木星の間にあるものを言うのだが）から

小惑星が地球に落ちてきて小氷期になったという気候の分析があるという。
アルプスあたりで分解して、ヨルダンあたりに純度98％の硫黄の石が多数落下したという（発掘されている）。

大したものだ。フェニキア人の歴史にそうしたものが残っているという。

紀元前4世紀。地中海世界では、人間の精神が現代のように堕落するだけの

経済的発展があったのだ。（遺跡や文献を見れば明らかだが）

その果てが「砂漠」

「マルタ」でも書いたが、紀元前7~6世紀の石窟神殿を見てきた。

既に人間は「宗教」を持ち、高度の文明を獲得していた。



（中国4000年とか、皇紀2680年とか、チンケなもんだ！）

（日本人は、もっと自信を誇りを失うべきだ）

（日本人の謙虚さなんて、どこへいった？　謙虚であることから

　向学心が生まれるというものを。現状満足では何も生まれない、どころか害悪だ。ぬるま湯の茹で蛙）


それを聖書が既述するという歴史書。



8000年。人間は何をしているのだろうか。

そんなロマンを語る相手もいない。




愛？

そんな蝉の抜け殻のようなものを。

探し求めて何になる？

十分前から、知っていたことだ。

ちっぽけな「生」にしがみつけるやつらが羨ましい。

ウソだ。羨ましくもない。

つまらない。



ああ、明日は、新しく訳された「岩波文庫のランボーの詩集」でも

発注しよう。

「小さな緑の谷間に、胸に赤い穴の開いた戦士が横たわる」

フランス人のアイロニーは私のものと同等だ。

日本人は、能天気だな。

まるで、昨日生まれたばかりの赤ん坊のようだ。

欧州は常に「老境」にあるからこそ、真実を得ている。

「冷徹」であり、「成熟」している。


それとくらべて、極東のなんと未熟なこと。



「領土の片をつけよう」

「では、今のままでつべこべ言うな！」

こうなるのは目に見えているが、わかってるのか？

呆れて、文句もいうのも馬鹿らしい。



一億総白痴。

その批判も、心には響かない。

生まれたばかりで、聴力もままならないのだろう。

いつになったら、成長するのか。期待などできない。


以下省略

今週は疲れた。

それ以前に娘の中間試験直前だったので、お出かけ無し。

次週は？

白山登山を考えたが、紅葉がどころか、枯れているらしいので、なし。

別のお出かけを。

小川環は、湯川秀樹の兄弟だけれど、（兄弟でなくて京大でも正しいが）

緒川たまきは、僕の好みの女優だ。

たまたま何かの拍子に、彼女が出てきたので（PC上に表示されたので）

検索をかけると

「ベイジルタウン～」なる舞台をやっているらしい。

東京、西宮、北九州と回るらしい。

１０月初週に西宮とわかった。

娘の同行するか尋ねたが、来ないらしい。

子どもでも楽しめるストーリーらしいのだが。

で、確認したが、上演はすべて売り切れていた。

東京も発売と同時に完売だったらしい。

舞台芸術を好む人は、その人で張り付いているのだなあと思う。

こちらは、オペラに張り付いている。

好きな人を間近で見ることのできるチャンスだ、

初めての観劇（プロの）だと意気込んだが、

だめだった。

次週もおとなしくしておこうか。


大回り切符で、N700Sに乗るとかもできるけれどなあ。

はまかぜ、にも乗ったことがないし、どうだろうか。

新幹線とセットなら乗り継ぎ割り引きも使えるし。

これ、JR東やJR海では使えない技だよね。

来週あたり、東北、もしくは本州2000m超の山岳紅葉が見頃だと思っている。

下調べするが、白山は枯れているようだ。

夏の高温が影響しているのだとしたら、西日本は壊滅的なのか。

東北は月山はいささか早く、栗駒が岳は一部で見頃のようだ。

東北は影響は少ないのだろう。

これは、山岳部だけでなく、平野部でも同じではないだろうか。

昨年の紅葉はよかった。

昨年以上の高温だった夏。その後の紅葉。

どうだろう？

我が家の紅葉はイラガの被害も少なく、まずまずか？

雨がさっぱりで、水遣りを欠かさなかった。



それにしても林檎。

下から見上げて3個ばかりを確認していたが、

茂った葉で2個見落としていた。

4連休から戻った朝に、路上にひとつ発見。

林檎を発見しただけで、万有引力の発見には至らなかった。

そして、先日、もうひとつみつけた。大玉。

後二つ。大きさはここまでだろう。少しずつ色づいている。

落果するまえに摘りたいが、欲張ると･･･。

4連休に水遣りできず、落葉盛んで発見した次第。

一昨年の100個の豊作のため昨年はゼロ。

今年は5個。

りんごさんも、ゆっくりやってくれたらいいよ。

竹中平蔵。

和歌山のぶらくりちょうの下駄屋の息子と聞く。

ひどい経済音痴、いや法律に関して無知すぎる。

これは、和歌山人の固有問題である。

それこそ、　　なきゃ治らない県民病である。