今回も結構期間が空いて、前回のブログの更新から3週間ぶりとなります。
さっそくタイトルですが、やっぱり夏は水温を気にする人が多いんだなぁという話。
私の過去の整備手帳にあるラジエーターに水を噴射する装置。
毎年夏はPVが増えるんだよね。
他のユーザーが大した更新をしなければ1位2位で並ぶことも多い。
はじけ飛ぶ飛沫がいかにも気持ちよさそうでしょ(笑)
ちなみにラジエーターに水を噴射して効果を得ようとしたらローテンプサーモスタットは必須だからね。
ラジエーターはノーマルでも良いけど、ローテンプに変えていないと一定のところで水路が閉じちゃうから70℃台まで水温は下がっていかないんだ。
あとは水温計ね。
これが無いとそもそも管理のしようがない。
装置を作った車はNAだからラジエーターにしたんだけど、アバルト595はターボ車だから水を噴射するんだったらラジエーターじゃなくてインタークーラーのほうが良い。
インタークーラーに水を噴射する装置は、確かインプレッサのとあるモデルで純正採用してたよね。
というわけで、気になる方はインタークーラーへの噴射装置を作ってみてはいかがでしょうか?
多分、長期間にわたってPVを稼ぐネタになってくれると思います(笑)
そうそう、たまにみんカラを徘徊してて思うことがあるのだが、夏のクーリング対策としてインタークーラーを前置きの大型化しようというのは間違いだからね。
確かにインタークーラーはタービンが過給した気体温度を下げるものだが、前置きの大型インタークーラーはタービンを交換するなどして風量が上がった時に、フェンダー内に収まっている小さい純正インタークーラーだと容量が足らないから交換というのが前提にあるので、ちょっと吸排気変えてる程度で前置きインタークーラーにすると無駄に増えた容量によって低速がスカスカになるし、高回転はもしかしたら伸びるかもしれないけど風量不足で十分には活かしきれない。
そして何より、前置きにした分でラジエーターに風が当たらなくなるから、水温は今より当然厳しくなる。
サーキットでは全開走行できる時間が確実に減り、上がった水温で補正が入ってパワーダウン。
これじゃ本末転倒だよね。
前置きインタークーラーはECUのセッティングが必要だし、冷却もしっかりと対策して水温を可視化する必要もあるから、やるんだったらちゃんとしたチューニングメニューを考えたほうが良いぞ。
では第15回目ABARTH 595の質問コーナーに行きましょう。
595コンペティツィオーネはデートに使えますか?
人によるところが大きいですが、とりあえず快適だとは思わないでしょう。
見た目で勘違いして乗り込んで、エンジンをかけた瞬間に驚くかもしれません。
でも窓を閉めて普通に乗っていれば会話も特に不都合なくできるし、ノーマルモードにしてスロットルとトルクの特性を穏やかにして、アスファルトのくぼみや段差をいなすような走行をする事で乗り心地の緩和も出来ると思います。
座り心地が硬いと言われるアバルトコルサシートですが、助手席の場合は運転しない分、体勢を比較的自由に取れるのでさほど問題はないように思いますが、女性の乗り降りには「ある事」に最大の注意を払う必要があります。
それは・・・
スポーツシートである事と2ドア車が故に、他人の車にドアパンチしてしまう可能性が高いという事。
ドアは2段階固定が出来ますが、画像は1段階目の固定です。
※狭いので実用的ではありませんが、厳密には開いてからこの間にもう一段階固定できるところがあります※
乗るときは割とスルッと乗れますが、降りる時は靴が内装に当たらないように気を付けると無意識にドアを押してしまって隣の車にゴツンとやってしまう可能性があります。
その為、女性を助手席に乗せる時は降りやすいように、予めシートは後ろ側に全下げしておいたほうが良いでしょう。
そして駐車場に止める時は助手席側に車がないところを探してそこに止めるようにしましょう。
空きがなくてやむを得ず両側に車があるところに止める場合は、助手席側に若干で良いので余裕を作って止めたほうが安全です。
※あまり寄せすぎると今度はこっちが相手側の助手席側のドアパンチを食らいますので注意が必要です※
普段、軽自動車に乗っている女性を乗せる時は特に注意してくださいね。
軽自動車と比べると595のドアは段違いにぶ厚く重い上に反力も強いので、下手したら盛大にゴツンとやらかして、その後のデートが最悪になります。
慣らし運転はしたほうが良いですか?
もちろんやったほうが良いです。
説明書にも記載があります。
はやる心を抑えて「慣らし運転」を無事に終えれば、この車とのすばらしい時間が繰り広げられます。
この一文、大好きだね(笑)
アバルトとのすばらしい時間の為に慣らし運転はしっかりやってくれ。
当然私も1000kmはしっかりと慣らし運転を行いましたが、基本的にはスポーツモードで行っていました。
ノーマルモードはホントに加速しないんだけど、アクセルを踏んだ量と加速の加減がずっと自分の中でマッチしなくて、バイパスではトラックにビタ付けされたことが何度もありましたね。
スポーツモードでも慣らし中は「これ、本当に速いのか?」と毎日不安だったことを覚えています(笑)
で、400km位走ったときでしょうか、なんか急にエンジンが軽くなったような気がして、「あ、速いかも」と感じるようになりました。
ちなみにエンジンの暖気は無駄にアイドリングせず、すぐに走り出してください。
アイドリングでエンジンはいくらでも暖まるけど、ミッションは走行しないと暖まらないので、長期間乗ってない場合でもなければ、すぐ走り出してしばらく穏やかに走行するのがベストでしょう。
そして高速走行や山道走行後すぐのエンジン停止はせずに、アフターアイドリングを適切に行ってください。
以上、第15回目ABARTH 595の質問コーナーでした。
では、また。
Posted at 2018/07/30 13:50:06 | |
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