5月末のブログで言いましたが、カーボンバックシェルではないアバルトコルサシートがセットされた595コンペティツィオーネの入荷が始まってきています。
※画像はカーボンバックシェルのアバルトコルサシート。
今後はダッシュパネルと同じような艶消しブラックの素材になります。
どうやら去年11月に行われた特別オーダープログラム、MAKE YOUR SCORPION 2019の発注分から変更になっているようです。
残念なことに削除と同時にスポーツモードのオンオフでバルブが開閉される新型レコードモンツァには切り替わっていませんでした。
将来的に新型のレコードモンツァに切り替わっていく事を考えると、それまでは不遇のロットを掴まざるを得ないオーナーの存在は避けられないようです。
今までも予告無しに多くの装備が削除されてきた595ですが、今後カーボンバックシェルが専用装備として復活することはおそらく無いでしょう。
というわけで今回は2017年2月にシリーズ4へとマイナーチェンジした595コンペティツィオーネの削除された装備の振り返りを改めてしてみようと思います。
まず私の595コンペティツィオーネはシリーズ4へのマイナーチェンジからおよそ9か月後の2017年11月上旬に納車されましたが、10月には展示車として国内に入っていたものだったので、受注から現地での生産を経て日本の正規ディーラーに入ってくるまでの期間を6か月と考えると、これを発注したのはマイナーチェンジからわずか2~3カ月後と推定できます。
マイナーチェンジからたった数カ月後の発注にもかかわらず、価格は据え置きの3,650,400円(5MT 8%税込)ながら
カーボン地に「ABARTH 595 Competizione」の文字の入ったキックプレートの削除。
一部が皮張りだったフロアマットの削除。
そしてアルミオイルキャップの削除があった。
つまり、最も装備がてんこ盛りだったのはメディア宣伝を意識した極僅かな初期ロットのみと言えるかもしれません。
そしてマイナーチェンジから1年後の2018年2月には原材料の高騰を理由に75,600円値上がりし、3,726,000円(5MT 8%税込)になり、その7か月後には新型のインフォテイメントシステム「7インチタッチパネルモニター付Uconnect」が装備されたことで更に34,000円値上げされ、3,760,000円(5MT 8%税込)となりました。
ちなみにこの新型のインフォテイメントシステム「7インチタッチパネルモニター付Uconnect」が装備されたことによってアンテナの形状が変更となり、縦に平べったい樹脂製のブレード型アンテナから真円のゴム製アンテナに変更となりました。
※画像は変更前の樹脂製アンテナ。
ここから2019年10月の消費税増税まで価格は据え置きであるもののこの間に
足元のネットが削除。ハンガーフックの削除。
カップホルダー内の膨れたゴム製サポートの削除。AUXコネクタが削除されて、USBコネクタ1つのみになりました。
(※注 いつからかは分かりませんが、2020年7月現在は無くなったAUXコネクタの位置にUSBコネクタが追加されて2つになっています)
そして2019年10月の消費税増税で端数を合わせるためか337円値上がりして、今現在の価格、3,830,000(5MT 10%税込)となり、2020年6月には価格は据え置きながらアバルトコルサシートのカーボンバックシェルの削除となりました。
私は既に見ていますが、カーボンバックシェルではないシリーズ4のコンペティツィオーネは結構な衝撃がありました。
アバルトコルサシートのダウングレードを気にする方は今すぐディーラーに駆け込んで、国内在庫を契約しろと言いたいところなんですが、今年はコロナの影響で本来発表するはずであった限定車の数々が夏以降に大きくずれ込んでおり、年明け早々にアナウンスのあったESSEESSEの正式発表も未だにされておりません。 夏にはパフォーマンスパッケージⅣの発表と、11月には恒例のMAKE YOUR SCORPION 2020が控えており、他にサプライズとして新しい限定車の発表もあるようで、カーボンバックシェルは諦める事になりますが、切り替わりのはざまで買って価格は据え置きなのに自分のがカーボンバックシェルで無かったら非常に悔しい思いをしますから、今すぐ国内在庫を契約出来ないのであれば、焦らないでもう少し様子見するのが賢明かもしれません。
というわけで、今日はこんなところで。
では、また。
Posted at 2020/07/11 10:45:00 | |
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