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2024年04月26日

春の大遠征、北海道・東北周遊~2日目【前編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~2日目【前編】







日付が変わり、4月6日土曜日。16時間半かけて新潟から小樽へ未明に着港となりました。
小樽の天気はバッチリです。さすがに北国、まだそこらじゅうに除雪した形跡が見られます。

まずは乗船中に現地の天気や交通状況など諸々の情報を元におおまかにルートを設定。

今回の車中泊旅ですが、いつもと違ってとにかくのんびりと時間をかけたいと思っているので
移動は当然、一般道のみ。そして目覚まし時計やアラームは一切使わず、好きなだけ寝る(笑
なので眠くなったら寝て車中泊、目が覚めたらその時点で次の旅のスタートといった具合。
勿論、どうしても訪れたい場所や食べたいモノもあるので、そこはある程度計画を立てます。

約2週間の滞在中、長期予報を見る限りではこの3日後と10日後あたりに少し天気が下って
悪くなるかも?という具合で、それ以外ほとんど晴天が続くというのは前もって得た情報通り。
北海道の4月は風が強い日が多いものの、概ね天気が安定してると言われていますからね。

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初日に巡るのは主に積丹半島沿岸~ニセコ、洞爺湖、そして札幌市という感じで考えました。
洞爺湖や積丹半島、札幌市街は以前にも訪れているので再訪箇所についてはサクっと。
初めて訪れる羊蹄山麓や積丹半島の西岸などは非常に楽しみでした(^^)

こうして地図で見ると大した移動距離には見えないですが、それでも約500キロあります(爆
通常の移動時間は11時間と出ています。初日からもうウルトラハードなスケジュールですが、
これでもかなりのんびり旅を意識してるんです、いや、本当に(汗

ものすごい数を訪れるのと、そもそもデリカミニでのドライブそのものも目的の1つなので、
特に急いだりすることもなく、大移動で燃料を大量消費するので燃費走行に徹します。



というワケで、フェリーターミナルを出てまず訪れたのが…こちら、手宮公園です。

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小樽と言えば、天狗山からの絶景なんですが、残念ながら冬季通行止めとなっているので
一部除雪が済んでいるこちらにしました。天狗山は以前の北海道旅行で最後に訪れました。


そして北海道上陸して最初のご来光です。石狩湾の対岸あたりから昇ってきてます。

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ミラーレスでも撮っておきました、いい感じですね(笑

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日が昇ると小樽市街の建物が一斉にオレンジ色に染まって美しいですね。

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上陸してまだ1時間も経ってないのにいきなりこの絶景ですからね、幸先良さそうです。



因みに今回の車中泊旅、移動中の車内はこんな感じになってます。
助手席は電気毛布やインフレーターは常設にして、運転しながらでも手が届くように
助手席側に箱を用意してそこによく使う道具やら薬やらカメラやら雑に置いてます(笑

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では、手宮公園周辺を散策した後、次のスポットへ移動します。
ちょうど朝の散歩中の地元民に声をかけられて色々と情報を得ました。これは結構大事です。


ってなワケで、天狗山のお隣…毛無山まで来てみました。ここも前回来られなかった所の1つ。

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しかし、見ての通り…雪が1m近く積もっていて駐車場すら入れない状態です(大汗

というワケで、何とか路肩に駐車して、ここからプチ雪山仕様で登っていきます(笑

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残雪はそこそこ固まってはいますが、時折ズボっと膝上まで埋もれたりするので危険です(汗


そして何とか展望台であろう場所まで来ました。小樽市街と石狩湾が一望出来ますね!

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スマホじゃ映せそうにないのでミラーレス+望遠で石狩湾の先を覗いてみると…

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雪深い暑寒別岳などが見えてました。お~、これは凄い!


地図で見ると…こんな感じなんですけどね。小樽の毛無山から7~80キロ離れてます。

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いろいろ展望したところで車に戻って、再び小樽市街へ向かいます。


これも5年前に訪れた、ド定番の観光スポット…小樽運河ですね。5年前も快晴でしたね(笑

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まだ朝早いからか、土曜日ですが…散歩している人すらいませんでした(大汗


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のんびりしていて良いですね、そして意外と?寒くないですね。気温7~8℃はあります。



小樽市街をブラブラした後、次のスポットへ移動します。ここから積丹半島1周スタート。
オタモイから小樽のお隣、余市市街を抜けて余市郊外の港にあるえびす岩と大黒岩へ。

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こちらも逆光でスマホでは厳しそうなのでミラーレスでパシャリ。

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左の不安定なのがえびす岩で、右手の鳥居が乗っかってるのが大黒岩です。
安山岩で出来てるようなので意外と丈夫そう。しかし奥に見える岸壁は凝灰岩で脆いそう。
実際、よく見ると滝が見えてますが…この一帯は頻繁にこうして水が流れ壁が崩壊してます。

実際、1996年にはこの先にある豊浜トンネルで崩落事故がありましたよね…


そして気を取り直して次へ。少し先へ行くと旧豊浜トンネルの手前、沖合にローソク岩が。
2キロ近く離れてるのでスマホではよく見えませんが、めっちゃ細くてローソクのようです(笑
ここも5年前にチラっとだけ見ましたね。よく見るとローソクの回りに蚊が集ってるかの如く、
カモメが飛んでいるのが見えてます(汗

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こちらもせっかくなのでズームしてミラーレスで撮ってみました。

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よくまぁ地震なんかでポキっと折れないもんですね(笑

因みに本当はここでドローン撮影してローソク岩に最接近してみようと思ったんですが…
とんでもない大失態をやらかしてしまったので、今回の旅ではドローン撮影は一切中止(涙


この後も積丹半島の東岸を海を眺めながらドライブしていきます。


しばらく行くと、厚苫岬あたりからカモメの大群に遭遇します。ここら一帯は特に多いですね。

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正直、ここまで多いと「ヒッチコックかいな!」って冗談も言えなくなるくらい…凄いです(汗



こちらもミラーレスで何枚かパシャリ。

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もはやこれだけの数がいると…騒音以外何モノでもないですね、ええ(爆

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そして、美国町の黄金岬を過ぎると少し沿岸から離れます。

後ろに見えてるのは北海道百名山の1つ、積丹岳です。この日も登ってる人がいました。

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北海道って何が良いって…2~3時間で登れる山が非常に多いところがまた(笑
壮大に見える積丹岳でも、実際には標高1255mしかないですしね。


そして、積丹岳を左手に見ながら積丹半島の最北端となる島武意海岸へと到着~。
目の前に見えてるのが先程の積丹岳ですね。なんだか石川にある白山みたいな山容ですね!

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海岸…なんですが、まるで海岸とは思えないロケーションなのが笑えます(笑
積丹半島の海岸線の多くは100m以上の断崖絶壁にあるので、海岸に一番近い場所でも
なんだか山の上に来てるかのような雰囲気なんですよね、後に訪れる神威岬もそうですが。


ここからは少しだけトレッキング。まずは最北端となる島武意海岸、積丹出岬へ。
このやたら小さなトンネルを潜っていった先にあるんですよね。

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身長180センチ以上ある人は頭をぶつけるので終始屈みながら歩かないといけません(爆

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そしてトンネルを抜けるとその先には…

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なんとも美しい、積丹ブルーが待ってました!!

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残念ながらこの日は一部崖が崩壊してるようで、海岸へ降りることは無理そうなので
一旦戻って積丹出岬の灯台へと向かいます。いや~、本当にキレイですね~。

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トンネルを戻って今度は東側へ。北海道らしい?赤い胴体の灯台がすぐ見えてきました。

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なかなか風が強いのでスマホで撮るにしても片手ではスマホが簡単に飛ばされそう…(汗
ここら辺はかなり散策が楽しめそうですね。今回はそこまで時間がないので近場だけで。

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灯台からの積丹岳をミラーレスでも撮影してみました。圧巻ですね!いつか登りたいなぁ。

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さらに頑張って…小樽からよりさらに距離のある100キロ近く先に暑寒別岳も見えました!

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岬周辺を散策した後、駐車場まで戻ったら再び積丹半島北岸沿いをドライブします。



再び国道229号へ出ると、神威岬が見えてきました!岬の沖合に浮かぶ神威岩は
先ほど見たローソク岩みたいに特徴的ですよね。

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そして、神威岬へ到着~!が、しかーし!!立入禁止になってました、そりゃそうか。
だって…風速20m以上の爆風で、この扉の前でもまともに立っていられないほどでしたし(爆

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因みに…5年前の秋に訪れた時は風も穏やかでドローン撮影も出来たんですけどね(^^;

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というワケで、岬の先端へは行かずに眺めるだけにしておきました。

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まぁ以前にも訪れてるし、そもそも灯台のある先まで行くとフツーに15分以上かかるので
どれだけ急いでも往復30分以上…って考えたら今回なんかはパスして正解だったか、と。

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それにしても…見事なシャコタンブルーですね。山ではよく見る濃厚なブルーなんですが、
こうして春の海で見られるとは…最高ですね。


因みにこの後駐車場に戻ったんですが…あまりの強風でドアを開ける事が出来なかったので
後席スライドドアから車内に入りました。こういう事が結構あるのでスライドドア必至なのです。

実際、他に訪れた方がいましたが、運転席のドアが開けられなくて苦労してました(汗

風速最大30m近いと言われてましたからね。30mだと犬猫は完全に飛ばされる風量です。
そして、軽自動車だとドアが簡単に引きちぎれる風量です。実際ちぎれてる人見ましたし(爆



そんな爆風の神威岬を後に、今度は積丹半島の西岸をドライブ、南下していきます。
途中、沼前パーキングに立ち寄って西岸の神威岬も眺めてみます。

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なかなか独特な地形ですよね、神威岬。またいつか訪れたいです…

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引き続き国道229号、日本海追分ソーランラインを南下していきます。
しばらく先に行くと、積丹町から神恵内村へ入ります。すぐにこの特徴的な岩が見えてきます。

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窓岩という、真ん中にポコっと穴の開いてる巨大な奇岩なんですが…
この角度だと肝心な窓が見えないよね…窓よりも自分は見事な柱状節理に釘付けでした(笑

柱状節理を見てるとなんだかカニカマみたいにスルスルとめくれそうなのよね…(爆

因みにこの近くにあんない展望広場という安内小学校跡地があるので絶景眺望にオススメです。



そして神恵内村から泊村へと進んでいく途中、いきなりドドォーン!と絶景が見えてきます。

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泊村沿岸の岸壁越しに…ニセコの山々が!!

ちょうど台形のようなカタチをしているのがチセヌプリでしょうね、その右手はシャクナゲ岳。
チセヌプリの左手はそのうち見えてくるでしょう、ニセコアンヌプリや羊蹄山が!

さすがに日本百名道ですよね。稚内から函館まで、実に500キロ近い長さを誇る百名道。
これを走破する、というのも今回の長旅で数多くある目的のうちの1つだったりするんですよね。



そしてそして。泊村から共和町へ入ったところで目の前に現れました、冠雪の羊蹄山!!

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いやぁ、もうどう見ても富士山ですよね!蝦夷富士とはよく言いますが…もう富士山です(笑

リヤウィンドウにもしっかりと積丹山地の雪山がリフレクションしてるところがポイントです(^^;



ここから倶知安に入っていきます。おもしろかわいい地名ですよね、くっちゃんって何(笑

しかし、そんな倶知安町から見る世界的有名なスキー場、ニセコアンヌプリの絶景たるや…

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標高1308mと、決して大きな山ではないのですが…見事な山ですね!
そしてよく見ると…山肌はほぼ全てスキー場と化してるのがよくわかります、ええ(笑

カナダやフランスからもこぞってスキーヤーが集まるほどの雪質って…凄いんでしょうね。



そして、反対側には…ドドォーン!と、北海道の富士山こと、日本百名山の羊蹄山が!

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こちらは標高1898m、決して高い山ではないですが…山麓からの山容は壮大です。
そうですね、高さ的にもこの見た目的にもカタチは全然違いますが伯耆大山に近そうです。


以前訪れた時は秋なので、羊蹄山は冬の始まりで山頂付近に冠雪し始めた頃でしたが、
4月はまだまだ冬なので、雪も多くて絶景ですね!やっぱり北海道は雪がよく似合います(^^;



…ってなところで、まだまだ長くなりそうなので、北海道初日はひとまず終わりたいと思います。


続きは次回、後編で!!

ってか、17日間のうちのまだ2日目の半分なのですが…果たして完結出来るのか!?(大汗
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Posted at 2024/04/26 22:26:04

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