スカイラインGT-R、
「RB26DETT」という、
昭和の設計の恐ろしい魔物に憑りつかれて早15年余。
この泥沼、
ハマったら最後
たぶん、一生抜け出せないのではないかと…
今回のエンジンこそ、最終形態と思いつつ
フルチューンエンジンを造ったのは7基目。
ま~、よくもまぁ、、、
っと、走馬灯のように色々回想しつつ
過去のエンジンを写真で掘り起こしてみた。
中古でGT-Rを購入したのは
2006年の12月。
この当時、Y's FACTORYさんちのデモカーでした☆
N1ブロック、N1ピストンベースのTD07シングル仕様で
その特徴はまさに「どっかん」だった☆
気持ち良かったけれど
筑波サーキットでレースに出るにはちょっと不向きだったので
買って早々にTOMEIの2,8リッター&T517ツイン仕様に変更。
この当時、HKSのハイチャレとかG.T.C.Cに出場していて
周回レースの虜でした♪
けど、ツインターボの良さがまだ分かってなかったなぁ。。。
今は亡きサイバーエボの滝沢さんのセッティングで
人生で初めて1分を切ったのがこのエンジン、
しんどかったけど思い出深いものでした。
んで、1分を切ったばかりなのに欲が出まくって
どうしてもグループAのタイムを超えたいと思い、
日産直系の老舗『スクーデリアVRK』の門を叩く。
N1ベース、HKSの2,8リッターに換えて
T517タービンもハウジングを少し大きい物に交換して
更なるパワーを求め作製してもらったのがこのエンジン。
筑波57秒を叩き出したのが、このエンジンです。
そして、、、
700馬力では勝負にならない事に気付き、
GT-Rあるあるの1000馬力を求め
ツインターボからシングルターボに変更することを決意。
パワーで定評のあった『ハイテックパフォーマンス』に
1から作り直してもらうことにする。
丁寧で実直な社長の根本氏の手で造り込まれたRB29は
HKSを廃し、ブライアンクロワーのキットをぶち込む。
セッティングの天才、『T氏』との出会いはこの頃。
エンジン、ECU、TF-08タービンそれぞれの相性が良く
筑波57秒1まで詰めるわけだが、、、56秒の門をくぐるには遠い気がして…
Seyamaxくんの主治医である『ADMIX』を訪ねる。
エンジンパワーよりも脚周りやエアロのセッティングが重要だと気付いた頃。
ADMIX脚の導入も相まって一気に55秒8を刻むことに成功☆
そして、エンジンはそのままで
タービンをギャレットのGTX-3584RSに交換。
ピックアップを狙ってフラットシフト化、
凄まじいセットを得て筑波54秒を実現したのだった。
パドルシフトも稼働するようになってエアロも大幅変更、
まずは筑波53秒、
果ては52秒、
いや、もっともっと・・・と、
更に新しいエンジンに着手、
今回は05U(純正)ブロックを採用、BCの2,9リッターを軸に
ギャレットのG35-1050タービンをチョイス、
ビッグバルブ&シングルスロットルの大径化も実現。
フロントオーバーハングをパイプフレーム化してくれた
『ディーランゲージレーシングサービス』にて
これから全力で本気出します☆
しっかし、、、
お代わりエンジンも用意している今日この頃、
この遊び、いつになったら辞められるんだろ(;・∀・)
Posted at 2022/01/17 22:16:21 | |
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宇宙最速GT-R伝説 | 日記