お友達のNAさんの新車のお披露目があるということで、岐阜県にツーリングに行ってきました♪
集合時間がゆっくり目だったのでこれはオプショナルツアーを考えようと、CANON PHOTO CIRCLE誌の3月号を見ていると・・・。
「全国を隈なく歩いた写真家10人がすすめる『日本の絶景』という中に「岐阜県・揖斐川の茶畑」という、写真家・青柳健二さんの作品があるのを見つけました。
Google mapで経路探索すると集合場所の岐阜市内まで約1時間程度と、手頃な感じだったのでここに行くことにしました。
朝5時半に自宅を出発、名神高速で関ヶ原ICを目指します。伊吹山の雪がキレイだったので、伊吹PAで休憩したのがタイトル画像です。
今回の絶景は
「岐阜のマチュピチュ」と呼ばれていてGoogle mapでもその名前でも表示されています。目的地に向かうにあたって、スマホでこちらのサイト
「今度は岐阜だ!日本のマチュピチュ「天空の茶畑」への行き方」を参考にさせていただきました。 ナビには「春日郵便局」をセットして、サイトにあった「上ケ流茶園」の看板を曲がります。ここの曲がり角はわかりにくいので前もって確認しておいてよかったです。そこからはナビ上では道のない道に入り、狭い山道を登っていくこと約15分。撮影のためにこういう道を車高の低いレガシィで走るたびに、「次はXVがいいなぁ・・・」などと思います。(^^)
8時すぎに「天空の遊歩道入り口」看板前に到着~。
ちなみに私が掲載している写真にはいつものことですが撮影情報以外にGPS情報も残しています。写真のリンク先のフォト蔵で詳細な情報を見られますし、ブラウザに
「EXIF Viewer」などのプラグインをインストールすると、簡単に撮影場所などが表示されます。
入山時間にはまだ早いですが、「自己責任であればOK」とのことなので、まだ案内人さんたちはおられませんでしたが、茶畑の横の道を歩いて登っていきました。
まだ誰も歩いていない朝の道は霜柱が立っていて、ザクザクと音を立てながら登ります。
気温は約2度と冷えていたのですが、天気がよかったのと上り坂を登るので、だんだんポカポカしてきました。
最後の厳しい傾斜を登って
、「岐阜のマチュピチュ」のビュースポットに到着です。ここまで下から約20分くらいでした。振り返ると、絶景が私を迎えてくれました。
回りを山に囲まれた山の上にいきなり現れる茶畑、竹田城などの天空の城とは違いますが、山に囲まれているところがむしろ本家のペルーのマチュピチュに似ているように思います。
他では見ることの出来ない絶景を一人で味わう朝の時間、予定に組み入れて来た甲斐がありました。雪の被った伊吹山を裏からも観ることが出来ました。
この「岐阜のマチュピチュ」は地元の方が観光整備をされておられ、手書きの看板や、簡易トイレなど、温かい気遣いを感じることが出来ました。 昨年SNSなどで取り上げられ有名になったそうですが、竹田城のようにマナーの悪い観光客が増えて規制が増えることのないことを祈ります。
帰りの下り坂はスニーカーだとちょっと怖かったですよ。トレッキングシューズを積んでおくべきだったと思います。
路肩に止めているようですがここが駐車場です。多分10台も止められないのではと思います。
ここは昔、南北朝時代の武将 土岐頼康の居宅であったそうです。登ってくるのもたいへんだったでしょうね。
絶景撮影を終えて、集合場所の「レストラン食いしん坊」に10時半に到着です。私が着いたときには既にsioさんが到着されていました。
しばらくすると、モコミティさん、NAさん、NH社長が到着! NAさんのtsとNH社長のPLEOはお初です♪
NH社長のWRブルーのPLEO、LEDフル装備のスーパーチャージャー付、走りの方もすごくよくて、今日のツーリングでも他の車に引けを取らない走りを魅せてくれました。
新車を含め、皆さんきれいに磨いておられるので、10年選手のFLAT4号の汚さ、塗装などのやつれ方が目立ちます・・・(^_^;)そこで話題になってたキーパーコーティング、私も興味津々になりました。
皆さんは味噌カツ、私は食べログで評価が高かったとんかつ定食をいただきました。ソースが香り高くてめっちゃ美味しかったです。さすが評判のいい店だけのことはありますね。
ご飯を食べた後は
「道の駅織部の里もとす」に向かいます。
織部ということで、織部焼の焼き物でいいのがあれば買いたいなと思っていたのですが、ここの道の駅では展示館はあれど、農産物しか売っていませんでした。せっかく古田織部の出生地にちなんだ道の駅なのだから、以前私も訪れたことのある「道の駅 志野・織部」のように美濃焼を販売すればいいのにな・・・。
次に訪れたのは
「地震断層観察館」
3.11に因んでということではありませんが、地震の怖さ、恐ろしさを再確認しました。
NH社長が身体で断層を表現してくれました。(^^)
右側の土地と左側の土地の段差は、地震によって出来た断層です。
施設の説明は近年の地震の情報が加えられておらず多少古さを感じましたが、綺麗に整備されていてじっくり日本史上最大の内陸地殻内地震「濃尾地震」のことを勉強しました。
最高の見どころは、震源地となった旧根尾村に出現した国指定特別天然記念物の根尾谷断層が保存されていることです。これは観るだけでビックリです!NH社長の姿でその大きさ感が伝わるかと思います。
続いて向かったのは
「うすずみ温泉 四季彩館」
R157のゆるやかなワインディングをのんびり走りましたが、いい道ですね~。
(スマホ画像ですが、綺麗に撮れましたので大きく載せてみます)
温泉は空いていて、露天風呂からの景色も最高で、お湯も気持ちよかったです♪
(画像はサイトからお借りしています)
温泉から上がったあとはしばらく休憩所でダベリ、駐車場で写真を撮って解散・・・というはずが。
所用で社長が帰られたあとに、NAさんの新車WRX S4tSのオーディオ視聴、そしてNAさんのご厚意で試乗をさせていたけることになりました。
まず、オーディオ。DIATONEサウンドナビの音、とってもいいですね~。マイレガのマッキンより前方定位がしっかりしてて、まるで独立アンプをチャンネルディバイダでコントロールしているかのような、音の分離感、臨場感がありますね。純正オプションのオーディオのレベルの高さを知ることが出来ました。
続いて試乗。最初はsioさんが運転する助手席に座らせていただきました。
レカロの本革シート、私も憧れのこのシート、触った感じはしっとり柔らかいのに座ってみると思いのほかガッチリ硬く包まれ感があります。内装も圧迫感のないスポーティかつ高級感のあるまさにSTIって感じで走るムードがむんむんですよ。
試乗の復路で、私もステアリングを握らせていただきました。
私が試乗の際いつもすることに細かい操舵への反応をみるというのがあります。車線内で5cm~10cm程度の移動を行うのに、ステアリングの応答や反応をみることで、クルマのクセ、タイヤのクセを知ることが出来ます。
このtsには255/35R19の極太タイヤが4輪に装着され、それをSTI製ビルシュタインダンパー&コイルスプリングを始めとした補強でコントロールしていますが、絶妙なバランスですね。神経質な動きをすることもタイヤを轍にとられることも皆無で、動き初めから極めてスムーズです。路面からの情報はステアリングに的確に伝えてくれるけれど、路面の衝撃などはうまく消されていてハイグリップタイヤのような嫌なキックバックがありません。ただし、路面の大きな段差などではドンッ!と大きなバンプタッチ音がして、このクルマがチューニングカーであることを思い出させてくれました。
コーナーでは、切り込んでいくと素早くボディが旋回し、思った通りの弧を描くのはもちろん当然のことですね。ボディ剛性やタイヤのグリップ剛性も私のレガシィとは桁違いに高いので、このクルマでタイトなワインディングなどを攻めるとどういう挙動になるのか、興味があります。普通に走る分には限界が高すぎて、一般の国道のワインディングなどではVDCの作動すらしない気がします。
納車されて1週間のバリバリの新車、それも限定の最新メーカーチューンドカーを味あわせていただいて、STIのクルマのつくり方の方向性を少しだけですが知ることが出来ました。19インチのワイドなタイヤを履きながら、S4のいいところとWRXSTIのいいところをうまく組み合わせた、ハイスピードクルージングカーという印象を受けました。日本車にはこの感じは珍しい、外車ならこの感じはあるかもですね。
NAさん、貴重な経験を有難うございますm(__)m
NAさんが話すtSの印象をお聞きしていると、一度私のレガシィも運転してもらいたいなと思いました。細い215ハイグリップタイヤなのに重いステアリングとLSDでコーナーではゴリゴリ加速する感じ、最新のメーカーチューンドがいかに進化しているか、より感じていただけるような気がします。
絶妙なバランスは専用設計のこのタイヤも一つの大きな要因で間違いないでしょう。
それにしてもこのBBS、カッコいい!(^^)
最後はブロンコビリー真正店でハンバーグをいただき、解散しました。
楽しい充実した1日、ご一緒させていただいた皆様、有難うございました。
走行距離:434km
平均燃費:11.4km/l
帰宅はちょうど夜中の24時前でした。
最後までご覧いただき、有難うございますm(__)m