<トウシマコケギンポ@九十浜海水浴場>
2016/10/09-10
伊豆半島周遊シュノーケリング行の初日の午後、南伊豆の九十浜海水浴場。その夜の中木の民宿・殿羽根さんのまとめです。
九十浜海水浴場(くじゅっぱま)は下田の手前、須崎御用邸や爪木崎のある須崎半島にあります。
白砂のとても綺麗なビーチなのですが、周囲に白浜など有名海水浴場も多いためか、比較的のんびりとした雰囲気のちょっとした穴場的ポイントです。
南伊豆、須崎半島の東岸にあって北東に開口部が向いた入り江で、ヒリゾ浜などが南西風で使えない場合にちょうどよいです。実際、この日は須崎半島のちょうど反対側にある、こちらも有力なポイントの恵比須島に向かったのですが、南西風で大荒れで断念したのでした。
水質はさすがの南伊豆で、透明度は10m以上。美しい白砂に癒やされます。大きなアカエイ、大きなコチなどの砂地の生き物の他、ナンヨウツバメウオ×6の群れ、キヘリモンガラyg、トウシマコケギンポなどに会えました。
入水後はさらに南下し、中木の民宿・殿羽根(どんばね)さんにチェックイン。こちらは夏はヒリゾ浜渡しもされている、かっちゃん船長さんのお宿です。
そして今回最大のお楽しみが…DOM=BANE Night!!
秋の南伊豆は、伊勢海老漁が解禁に。各所で伊勢えび祭が開催中です。この日は通常の晩御飯に、伊勢海老をなんと一人二本もつけていただいてしまいました!
通常でもアカハタの煮付けに地魚お刺身盛り、各種フライ、サザエのつぼ焼き、トコブシの煮貝など。この時点で贅沢極まる盛りだくさんメニュー。そこに伊勢海老のお造りと鬼殻焼きが!伊勢海老の東のメッカ、中木の最高の伊勢海老は、刺し身で甘くぷりっぷりの舌触り。火を通すと旨味と香りが倍増します。もう最高…むしろ究極かつ至高の伊豆ご飯です!!
ちなみに、名物のイソモノ(磯につく小さな貝やフジツボ、カメノテなど)のお味噌汁がまたとんでもないのです。
見た目はちょっと癖がありますが、味はむしろ超上品。濃厚極まる旨みとコク、そして甘み。ふくよかまろやか、深ーい滋味。個人的には出汁界最強の一角だと思っています。
と言っておきながら、翌朝に出てくるのが…前日の伊勢海老の頭と殻をまるごと使ったお味噌汁!
とにかく爆発的な伊勢海老の旨味。ミソのコクと風味、身もたっぷり残っていて、これまた個人的には伊勢海老は味噌汁が一番。シャア専用ズゴック的にフォトジェニックでジャブローなルックスは、名実ともに味噌汁界最強間違いなしです。
ということで、不思議と若干胃が重くなりつつも、今回のシュノーケリング行のメイン、西伊豆の子浦港へと向かうのでした。
場 所:九十浜海水浴場・南伊豆
日 時:161009 13:30〜15:30
天 候:曇り
気 温:24℃
水 温:22℃
波 高:無し
風 :南西やや強
透明度:7〜15m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 + WP-N3
INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
週末を利用して、伊豆半島をぐるっと巡るシュノーケリング行に出かけました。
初日の川奈港のまとめです。
天気予報によると、初日は強い南西風、翌日は東風に変わる予定に。
風裏を選んで、初日は東伊豆の川奈港から南伊豆の九十浜海水浴場。
中木の民宿、殿羽根さんで一泊して、翌日は西伊豆の子浦港外へ向かうことにしました。
最初に訪れた川奈港は、東伊豆にあってさらに北東に向いた港です。
南西風には特に強いのですが…透明度は若干低下中でした。
名物のアオウミガメにも会えなかったのですが、ミノカサゴやキジハタなどに会えました。
水中撮影:161009-10-01 曇天川奈港/伊豆半島周遊シュノーケリング行 の事
<@九十浜海水浴場>
九十浜と言えば、浜へと降りるこの激坂!泳いだ帰りは結構辛いです。
<@九十浜海水浴場>
珍しく素潜りの先客がいらっしゃいま……沖で泳いでいるあの紳士!全裸だァーッ!!w
<@九十浜海水浴場>
我々はウェットスーツで入水。
波打ち際はちょっと砂が舞っていますが、水質は上々です。
<@九十浜海水浴場>
美しい白砂の水底が続きます。
<キビナゴ@九十浜海水浴場>
キビナゴの群れ。
晴れていたらもうちょっと素敵に見えるはずです。
<ブイ@九十浜海水浴場>
ビーチからエントリーして、沖に向かって左(北)にある小さな入り江の岩場。
事前情報では、このブイによくタツノオトシゴがついているとのことでした。
<キンメモドキyg@九十浜海水浴場>
可愛いキンメモドキyg。
<マゴチ@九十浜海水浴場>
砂地から巨大なマゴチが飛び出してきました。
全く気が付かずびっくりです。
<クサフグ@九十浜海水浴場>
クサフグもお休みです。
<ウミスズメ@九十浜海水浴場>
綺麗な白砂に紛れるため、ウミスズメも美白に。
<ナンヨウツバメウオyg他@九十浜海水浴場>
須崎御用邸近くの入り江まで泳いできました。
ナンヨウツバメウオygがたくさんいます!
<ナンヨウツバメウオyg他@九十浜海水浴場>
なんと6尾も。
こんなにたくさんいるのは初めて見ました。
<ナンヨウツバメウオyg他@九十浜海水浴場>
いい感じです。
<メジナyg@九十浜海水浴場>
綺麗なメジナygの群れ。
<アカエイ@九十浜海水浴場>
巨大なアカエイが隠れています。
さすがに1mを超えるとすぐ気が付きました。
<ホウライヒメジ@九十浜海水浴場>
通称オジサン。
間違って須崎御用邸に近づきすぎてしまったので、一旦ビーチに戻り、今度は沖に向かって右(南)側の崖前の岩礁へ。
<フウライチョウチョウウオyg@九十浜海水浴場>
フウライチョウチョウウオygもがんばっていました。
<キビナゴ@九十浜海水浴場>
こちら側にもキビナゴの群れ。
<イセエビ@九十浜海水浴場>
イセエビが隠れていました。
<ノリ@九十浜海水浴場>
綺麗なグリーンです。
<アナハゼ@九十浜海水浴場>
色味的にアヤアナハゼかもしれません。
<アナハゼ@九十浜海水浴場>
アナハゼ先輩は動じません。
<トウシマコケギンポ@九十浜海水浴場>
トウシマコケギンポが威嚇してきます。
<トウシマコケギンポ@九十浜海水浴場>
素敵なパープルです。
<トウシマコケギンポ@九十浜海水浴場>
こう見えて大きさは小指の先より小さいくらいでした。
<ミナミハタンポyg@九十浜海水浴場>
ハタンポygの群れ。
<イセエビ@九十浜海水浴場>
ABハウス。
<ナンヨウツバメウオyg@九十浜海水浴場>
撤収前にナンヨウツバメウオを見に来ましたが、2尾だけになっていました。
<ヒガンフグ@九十浜海水浴場>
最近、相模湾でも増殖中のやや南方系のヒガンフグ(アカメフグ)。
<ヒガンフグ@九十浜海水浴場>
最大で30cmほど。味はトラフグに並ぶそうです。
<@九十浜海水浴場>
ということで15:30で終了です。
天気のいい日にまたチャレンジしたいですね。
ぱぱっと片付けて、下田を通過して今夜の宿、中木の殿羽根さんへとむかいます。
<民宿・殿羽根@中木>
ハイ来ました!伊勢えび祭!
通常の晩御飯に伊勢海老を一人二本もつけてしまいました…スイマセンスイマセン…w
<民宿・殿羽根@中木>
高級魚アカハタの煮付け!
<民宿・殿羽根@中木>
そして伊勢海老!
あ、まだ動いて……合掌……
<民宿・殿羽根@中木>
個人的に南伊豆で一番の隠し名物だと思う、イソモノのお味噌汁。
カメノテやフジツボはちょっと見た目に癖がありますが、味はむしろ超上品。まろやかでふくよかで……
身の食べ方は女将さんが親切に教えてくださいます。
<民宿・殿羽根@中木>
さくっと翌朝に。ちょっと食べ過ぎ飲み過ぎのきらいがありますが、アジの干物とオクラやお漬物など裏の畑でとれた地野菜メインのヘルシーな伊豆朝ごはんがうれしいです。
が、ちょっとおかしな物が写っていますね…
<民宿・殿羽根@中木>
赤色のズゴック!
ま、間違いない…ヤツだ…!ヤツが来たんだ!
これまた個人的に、伊勢海老は味噌汁に限ると思いますw
と、最高の栄養補給も終えて、二日目の西伊豆・子浦港に続きます。
水中撮影:161009-10-01 曇天川奈港/伊豆半島周遊シュノーケリング行 の事
Flickrアルバム:
161009-10 Snorkeling @ Port KAWANA
161009-10 Snorkeling @ Beach KUJYUPPAMA
161009-10 Snorkeling @ Port KOURA
ブログ:お出かけ 東伊豆・川奈港
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Posted at 2019/05/14 22:38:35 | |
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