9月3日関空を発って
7時間でシンガポールに到着し、ここで3時間ほど乗り継ぎ待ち後、
更に10時間ほどかけてNZは南島にある
クライストチャーチに到着したのは、現地時刻で
4日の9時半でした。成田から北島のオークランド行き直行便ならば12時間ほどで着く便があるのですが、関空~クライストチャーチ、しかも格安ツアーなので仕方ありません。
写真は
カードボード・カセドラル(紙の大聖堂)
何れの画像もクリックで
拡大します。
入国に際して必要な
NZの検疫について少々・・・
MZは牧畜国なので、口蹄疫や狂牛病等の感染防止のため
非常に厳しいとの評判の検疫を受けなければなりません。旅行社からも肉、魚、卵、乳製品、種が入っているもののは
申告しても没収される可能性が高いとの注意書きが事前に送られてきました。具体的にはおつまみのピーナツ、小魚、梅干等々・・・何と
カップラーメンまでもノミネートされており、いつも一応持参するチキンラーメンは断念しました。代わりにお湯だけでチャーハン等が食べられる
ご飯のパックを持参。これは会社で用意している非常食が賞味期限近くなったので持ち帰れ~となったものの有効活用です。
その検疫の
申告書(食料あり)を見て、「なんだ?」と訊かれたので、とっさにに
freeze-dried rice for emergency と回答したら見もせずに通してくれました。スーツケースを開けられるのを覚悟していましたが、
for emergency が効いたのかな(^_^;)
さて、一行は18名プラス添乗員で
クライストチャーチ観光を開始しました。
まずは、
モナ・ベイル庭園。
19世紀末に建てられた個人の邸宅を一般に開放しているものです。
ガーデンシティと言われるクライストチャーチを代表する庭園・・・ここの桜は未だ咲いていませんでしたが
庭園内を流れる川も広大な英国の邸宅を想起させます。
続いては、冒頭にも載せた
紙の大聖堂。
2011年の地震により街の象徴であった元の大聖堂が崩壊したため、日本人建築家が手がけた
仮の大聖堂なのだそうです。
屋根に使用されている
ダンボール製のパイプです。
内部の十字架、什器類も紙でできています。
昼食前に訪れたクライストチャーチでも最大の
ハグレー公園。
花が咲き乱れる季節でもないので、早々に奥に見えている
カンタベリー博物館に入りました。
博物館は、NZ固有の鳥たちの剥製が沢山ありましたが、南極探検に関する展示物は、2月にトロムソの
北極圏博物館を訪れた時と同様、改めて、
ここは極地に近いのだ(緯度はケープタウンよりも高いのです)と感じました。
しかし、ここまで頑丈に作るか・・・と驚いた
無骨な雪上車。
他にも、
白瀬南極探検隊のコーナーもありました。
つい最近亡くなったオートレーサー
IVAN MAUGER氏のコーナーには、金ピカのレーサーが置いてありました。撮ってる最中は、てっきり
世界最速のインディアンか?と思ってました(^_^;)
地震の影響は、未だ街の彼方此方に見られており、少し悲しい想いをしましたが、そちらについては南島を巡った最後にクライストチャーチに戻ってきますので、その際に~
この日は、遅い昼食後に、
星空鑑賞で有名なテカポまで
南島を200kmほどバスで南下しましたので、先を急ぎます。
テカポでは、夕食後に
星空観察ミニツアーが用意されていました。現地在住の星の好きな日本人が私設の天文台を造っていて、そこの望遠鏡で
くっきり土星も観察しましたが、何よりも裸眼で見る
星の数の多さに驚きました
こちらは、観察ツアーに出発前に撮った、
NZ初星空☆.。.:*゜・*:.。.☆
南十字星が写っているのが見えるでしょうか? 恐らく写真をクリックして
拡大しないと判りにくいと思います。
この日以降、私は
毎晩、南十字星を見ていました。(毎晩見ていたのは、全19名の中でも私だけでしょうが・・・多分)
こちらは、演歌の歌詞にもある有名な星座ですが、お判りでしょうか?
星座の形はこちらに記載しました。
この日の宿泊地は
Peppers Bluewater Resort, Lake Tekapo・・・
関空を出発してから35時間、やっとベッドで眠りにつきました(^_^;)
つづく
【関連のブログ】
◇
ニュージーランド旅行(その1:関空被災)
Posted at 2018/09/17 02:12:03 | |
海外(遊び) | 日記