北海道・春旅の二日目は、早朝から
糠平湖のタウシュベツ川橋梁を訪れ、続いて糠平湖の
南南東約10kmに位置する
然別湖しかりべつこに向かいました。
← こちらは、到着して直ぐに、
然別湖畔温泉ホテル風水の前から撮った写真です。中央は
ネイチャーセンターです。左奥に見えているのは、
休館中のホテルで、コロナ禍前の計画によると・・・・
何れの画像もクリックで
拡大します。
・・・2020年には
星野リゾートが高級温泉旅館の運営を始めることになっていたようですが、この春現在では、本格的に着手している様子は窺えませんでした。(情報源は
こちら)
47&48年前にここを訪れた時は、
ユースホステルに宿泊しました。確かネイチャーセンターの左側辺りに、その小さなユースホステルが建っていたと記憶しています。その他には、1軒か2軒の旅館(ホテル)があったと思いますが、そのひとつが現在休館中のホテルであることは、前掲の情報からも間違いないようです。
47年前もそうでしたが、今回も日曜日だったにもかかわらず、
訪問者は我々一行のみ!と言う
マイナーな観光地です。以下に
鹿追町観光協会のホームページから、その
*紹介文
*を抜粋します。
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然別湖は、大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと道内では最も高い場所にあり、最深部は約100メートル。 湖の周囲は原生林(トドマツ、エゾマツ、ダケカンバ)が取り囲み、太古の自然を今に伝えています。
この湖は約3万年前の噴火で川がせき止められて出来た「堰止湖」で、周囲は約13km。 複雑な湖岸線に9つの湾を形成し、湖北に弁天島を浮かべています。 湖の東にある天望山は、その姿と湖面に映る影との形から、唇山(くちびるやま)と呼ばれ、然別湖のシンボルになっています。 周囲には氷河期から生息していると言われる、生きた化石「ナキウサギ」や、ミサゴ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギ等の貴重な野生動物たちが生息しています。
住所 : 北海道河東郡鹿追町然別湖畔
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有難いことに、今回参加したツアーは、遊覧船で然別湖を巡るコースが用意されていました。
天望山(唇山)を真正面に見る
ホテル風水の前の船着き場から出発します。
前2回の貧乏旅行の時と同じ場所です。
生憎の雨模様・・・ですが、この
煙っている佇まいの然別湖を楽しむことにします。
薄く見えているガードレールは、糠平湖に通じる道道85(パールスカイライン)です。
この遊覧船は、途中下船すると徒歩20分ほどで
北海道三大秘湖のひとつ東雲湖しののめこに行くことが出来ます。車で北海道をドライブした
48年前に偶然訪れた東雲湖に感動したので、その
翌年も同様に訪れたのでした。但し、列車旅でしたので帯広でレンタカーを借りて・・・
こちらは、記憶に残っている東雲湖と同じイメージの絵葉書です。実際に私が撮った写真は、重いアルバムの奥深く収納されていますので、ホテル風水で見つけ喜んで買いました。ホントにこんな感じで、この景色を眺めながら
ナキウサギの声を聴きました
!
と言う訳で、今回の
ツアー行程に然別湖が入っていたことが、ツアーを選択した
三つ目の理由です。(一つ目の理由はタウシュベツ川橋梁、二つ目の理由は翌日に行くスポットです)
因みに、北海道
三大秘湖の
残り二つ(オコタンペ湖、オンネトー)も48年前に観ています。
遊覧船下船後は、ホテル風水で、
船着き場と天望山を眺めながら昼食です。
遊覧船では、小一時間吹きさらしの後部デッキに出て(殆ど私が独り占めでした)景色を楽しんでいたので、
オショロコマの
から揚げにピッタリの
熱燗が冷えた身体を癒してくれました。
オショロコマの
before(中)/
after(下)
最近の然別湖は、SNSで評判になっている
フォトジェニックスポットがあるそうで・・・何と、
意味不明ですが
湖底線路ですと
! 意味不明・・・こんな場所に
線路は通っていませんでしたからね。
然別湖の最後は、そちらに連れて行ってもらいましたが、生憎の降雨もあり、そのような絵柄の写真は撮れませんでした。
湖底線路として評判の写真は
こちら。
然別湖。。。再開発され高級志向のお宿ができたりすると、大勢の観光客により
静けさが損なわれるのではないかと危惧されます。タウシュベツ川橋梁も併せて、セットでそのようなことにならないことを祈りつつ、然別湖を後にしました。
その後、バスは、47年前に
朝日☀を観ようと車中泊した狩勝峠を経て、二日目の宿へ一直線・・・と言いたいところですが、ドライバーの方が気を利かせてくれて、
予定外のスポットで一休みすることになります。
つづく
【関連のブログ】
◇
JL131便に乗ったばかりに・・・
◇
北海道・春旅(1.往きの空撮)
◇
北海道・春旅(2.タウシュベツ川橋梁)
【追記】
こちらはロッソモンツァさんのコメントへの返答に出てくるトンネル・・・湖畔トンネルです。
右にカメラを振ると冒頭写真の景色、左にカメラを振ると船着き場になります。
Posted at 2023/05/31 17:33:35 | |
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