前編 からの続きです。
二日目は、いきなり
ハブに注意 の看板です。
旅の行先を記載していませんでしたが、行先は
ハブが棲む島 であちこちにこのような注意を喚起する看板があります。
なので、
前夜の星空観賞 に際しては、ホテルのフロントで
その周辺には出没しない ことを確認のうえ臨みました。
何れの画像もクリックで
拡大 します。
悪天候の中、あちこち案内してもらいましたが、まずは
二日目の印象に残った二か所 についてアップします。
一つ目は 、島の南側に位置する
加計呂麻島との間にある 大島海峡 です。島の南端にある
標高415mの 高知山展望台 から眺めます。展望台へは普通車でも離合困難な個所が時折現れる
ワインディングロード が続いており、この日は
大型観光バス(いすゞ ガーラ)を美味しいトルクバンドに乗せて快走 させてくれたドライバーの素晴らしい腕前に驚きました。
頂上の駐車場から更に歩くこと数分で、展望台下に到着します。
こちらは、更に上がった展望台からの
大島海峡の眺め です。奥に
加計呂麻島 、右手には
東シナ海 が見えます。大島海峡周辺は太平洋戦争の終盤、
出撃前の武蔵や大和も停泊 していたほどの
良い軍港 だったそうです。中央奥がその
薩川湾 です。
また、加計呂麻島には
特攻艇・震洋の基地 があった、ということも聞きました。同じく鹿児島県にあった
空の特攻隊基地 のようにあまり有名になっていないところが、
良い軍港だったことと併せて隠されていた ことを実感させます。
大きな木に付いた
傘のような植物は 、奄美大島から南の南西諸島や台湾、フィリピンなどを原産とするヘゴ科ヘゴ属で、
常緑木性のシダ(ヒカゲヘゴ) です。
やや左に目を転じると、眼下には瀬戸内町の中心地・
古仁屋の街 が見えます。もう少し左側を見ると、
こちら側が 太平洋 になります。
印象に残った
二つ目は 、高知山を降りて太平洋側に行った所にある
ホノホシ海岸 です。
打ち寄せる太平洋の
荒波で削られた丸い石 が、山積みになった海岸です。地元の人でしょうか・・・
訪問日を白い丸石で描いて くれていました。
この海岸は、その
丸い石が転がる時に奏でる音 でも有名ですが、さすがに音までは静止画像では表すことが出来ないので、動画を撮っておきました。
波が引くときに発する石同士がぶつかり合う音 が聞こえます。
VIDEO
なお、奄美大島は、2017年に日本で
最も新しく指定された国立公園 (奄美群島国立公園)ということで、
石の持ち帰りは厳禁 なのだそうです。もし、
持ち帰ったら???・・ ・
こんなこと もあった そうです。すみません、今回の旅先が
奄美大島 であることは、ここで初めて記載したような気がします。
二日目の夕食はホテルで普通に食べました(省略)。
そして、いよいよ最終日、三日目です。
まずは、
大島紬の工場見学 です。製造工程は興味深く見学しましたが、今更、
大島紬を買うこともない ので
(^^ゞ ・・・工場の敷地の様子を少し。
泥田で
泥染め をしている様子です。
職場としての
環境は抜群 だと思って撮りました。
綺麗に手入れされた庭です。
椰子の木の向こうにある小屋は、
奄美独特の古代建築で 高倉 と呼ばれる
穀物の保管庫 です。(高倉・・・初日に呑み比べした
焼酎と同じ名前 です)高い足柱の上、かやぶき屋根の下に設けられた蔵は、湿気やネズミの侵入を防ぐとともに、クサビ止めされた構造物は、
台風襲来時にはクサビを外して柔構造 にすることで強風に耐える仕掛けになっています。
最後の訪問地は、空港近くにある
奄美を代表する景勝地 ・・・
あやまる岬 です。
岬から見える
広大なリーフ と外側の
太平洋 の青、藍の色が綺麗です。これで晴れていたら・・・と残念です。
奄美空港で撮った復路に乗った
JL2464便 です。
お客さんが少なかったからでしょうか・・・機材変更になり、私としては初の
エンブラエルE190 でした。
ご参考までに、
悪名高い Go to トラベル ・・・
一番気になる 観光バスの中 の様子です。定員55名 (5名席×11列)
に16人 (9組)
+添乗員という人口密度 でした。実は、Go to トラベル適用の旅行社によるツアーには、これまで3回参加していますが、何れもこんな感じの密度でした。また、毎朝の検温に始まり、バス内での飲食禁止、バスに戻る度に実施する手指のアルコール洗浄、マスク着用、
夜の宴会禁止 等、 旅行社も厳格に管理 しており、又、当たり前ですが、これらの要求事項は 参加者も真面目に実施 しています。
Posted at 2020/12/28 16:34:00 | |
その他旅行 | 日記