旅の3日目(最終日・・・2月6日)は、
炬燵船で最上川の川下りを楽しんで、後は一気に仙台空港から伊丹空港まで帰ります。
最上川については、
Wikioediaには(地理上の特徴として)
山形県米沢市の福島県との境にある吾妻山付近に源を発し、山形県中央部を北に流れる。新庄市付近で西に向きを変え酒田市で日本海に注ぐ。一つの県(山形県)で源流から河口まで流れる。かつては河川舟運の道として利用され、内陸部の紅花や米が、酒田港を経て主に上方(関西地方)に運ばれた。また上方から運ばれたと見られる雛人形が流域の旧家に多く残されている。
と記載されていますが、この日の午前中は
新庄市付近で西に向きを変えて10kmほどの所を川下りすることになります。
何れの画像もクリックで
拡大します。
前日に泊まったお宿は、最上川沿いの
小宿。。。我々ツアーの
23人で貸切です。
左)宿の部屋の正面には最上川には、何やら取水口らしき建造物がありました。
右)上流側を見ると、昨晩入って感激した
露天風呂が、又、対岸には
神社の鳥居が見えていました。
朝食です。団体ツアーの朝食としては
珍しくブッフェではなく、落ち着いて食べられたので良かったです。
朝は遅めの10時出発で、少し上流にある
最上川芭蕉ライン舟下りの出発地点へと向かいます。
かつては
河川舟運に供されていた最上川。。。広大で緩やかに見えますが、急流であること(日本三大急流のひとつ)、曲がりくねった形状であること等に起因し、
最近でも氾濫することが多いのでしょうか???国、県、流域自治体による
最上川流域治水協議会が設立されるほどです。
最上川芭蕉ライン舟下りの出発地点に到着しました。
ここには立派な番所が出来ており、
ホームページにあるように、システマティックに川下りが楽しめるようになっています。
ズンズンと階段を降りた所が船着き場になっていますが、その途中にあった
水位を示す表示です。あの広い川幅で水流がこの位置まで来るのは恐怖です・・・が、増水がここまでで済んで良かったです。
実際に川下りが開始されると、
操船もガイドも二人の船頭さんの独壇場になります。このお二人は、川下りを運営している会社・最上峡芭蕉ライン観光株式会社のホームページやYoutube、NHKの番組にも登場されているほどの
有名人ですし、この
川下りの立役者ですので、まずはモザイクもかけずに紹介します。具合が悪ければぼかしますので、連絡をお願い致します。
左)実際に操船は勿論、炬燵ほか居住空間の整備等を担う
山科船頭。
右)ガイドを主担当とする
八鍬船頭。。。再雇用も終了し、今はアルバイトの大御所。
左)興が乗って
民謡を披露してくれる別名・鮭捕りNo.1の八鍬船頭。
右)
鮭の新切りようのじんぎり造りでも記事なっている八鍬船頭。
鮭とばとの違いは・・・不明です。
途中、
何か所か難所がありました。ふと1年前の保津川下りの転覆事故を思い出しましたが・・・
・・・船の構造の説明もあったし、両船頭の落ち着いた振舞いからは
安心の舟下りだと思います。
左)途中ですれ違った僚船です。我々が乗ったのは、
靴を脱がずに炬燵に入れる炬燵船でした。
右)右岸には
沈没した水上コンビニ (ノ・ω・) No~ 去年の
水害時で壊れてしまったらしいです。
こちらは右岸にあった
仙人堂。芭蕉の「おくの細道」でうたわれている有名な句
五月雨を集めて早し最上川は、この仙人堂で詠まれたものと言われています。
これも右岸にあった
白糸の滝。
標高300-500mの山地が急斜面を形成する最上峡には滝群があるそうですが、最西端にあるこの滝は最大のもので、
日本の滝百選の一つです。
滝の下にある不動堂は、
対岸にあるお宿からも見えていました。
その
お宿が左岸に見えてきました。
露天風呂
♨は右が男性用・・・昨晩、雪の中味わい、この日の朝も部屋から見たお風呂です。
露天風呂
♨。。。合計3回入りました。
そして宿のお部屋から見えた取水口です。
草薙頭首工と名付けられていますが、ここから庄内平野へとトンネルの水路が続いています。
左)草薙の船着き場で我々を降ろして、出発地点に戻る
芭蕉丸。椅子式の炬燵が確認出来ます
!
右)芭蕉丸の
最上川おしん弁当。。。船内ではなく終点の船着き場休憩所で美味しく頂きました。
これで観光は終了し、一路仙台空港へ。。。
仙台空港は約30分遅れで離陸。。。離陸待ちの機内から見た
滑走路です。
降りてきて滑走路を横切る僚機が見えました。
大阪では・・・
伊丹空港着陸前に見えた
天保山観覧車を撮るのに夢中で・・・
このスグ手前(真下)にあった
JR大阪駅の大屋根を撮りそこないました
(-_-メ)
ということで、2泊3日のプチ東北旅行は、
1)山形・宮城の
両蔵王を無事楽しみ、
2)銀山温泉
♨で
インバウンドの復活を実感し、
3)曇天とは言え
最上川芭蕉ラインも楽しんで、
無事終了しました。
- 完 -
【関連のブログ】
◇
山形・宮城蔵王、銀山温泉、最上川(その1:伊丹と仙台)
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山形・宮城蔵王、銀山温泉、最上川(その2:山形蔵王)
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山形・宮城蔵王、銀山温泉、最上川(その3:宮城蔵王)
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山形・宮城蔵王、銀山温泉、最上川(その4:銀山温泉)
Posted at 2024/02/26 14:02:33 | |
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