晴れ女にふさわしく。。。
予報が悪くても出かけるとなると、なぜか晴れている、そんなひとでした。
天に召される日は、さすがにこちらがいささか湿っぽかったせいか、
青空はかなり白っぽかったけれど、
それでも晴れ女にふさわしく。。。
その秘訣はぜひ、教えてもらいたかった。
進行性の病気、約10年以上という歳月は、
我々にいろいろなことを学ばせる時間を与えてくれました。
それも彼女の優しさだったんだろうと、今は思えます。
だって、いきなりであったらきっと耐えられなかったことでしょう。
彼女の希望を聞いて出かけた京都は2008年の春、8年前のことでした。
龍安寺の石庭としだれ桜。
仁和寺の御室桜の開花時期に合わせての京都旅行だったので、
龍安寺こちらはもう散り気味でした。
混雑はもちろんしていたけれど、今思い出すと静かなとてもいい時間でした。
その後も希望を聞いて九州の虹の松原や、
千葉の鴨川などなどへ出かけたけれど、
病気が進行して遠出が出来なくなってしまい、
次はどこに出かけたい?という問いかけに答えてくれた、
『 リンゴの花が見たい 』 という希望は、叶えてあげることが出来ませんでした。。。
桜の花が散ったあとくらいの時季に、こっそりと桜の喧騒などまるで知らぬように、
こっそりとリンゴの花は咲くそうです。
今年はもう終わってしまったけれど、
来年一周忌を迎える前に、リンゴの花を見に行かなくちゃ。。。と思ってます。
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Posted at
2016/05/22 18:13:41