天空ノ鉄道物語

火曜日から六本木ヒルズで始まった「天空ノ鉄道物語」へ行ってきました。

＜イベント概要＞
１２月３日～翌年３月２２日、森アーツセンターギャラリー＆スカイギャラリーにて、ＪＲ７社や東京メトロ、東急電鉄などの全面協力のもとで開催される、かつてない大型の企画展。
国内の鉄道博物館でも普段は見れないレアな展示品を軸に、「街を創り、地域の発展を促し、文化を牽引してきた鉄道」を、１９６４年から２０２０年を結ぶ形で紹介する。

実際のところ、展示内容はプラレールやアニメーションにまで及びますが、私のようなリアルな鉄道ファンには無縁な世界です。ＪＲ以外はほぼ形だけの出展なので、イメージは国鉄からＪＲへ変わった時代を中心とした展示、という感じでしょうか。

資料という意味では、わずか２０両しか製造されず、全機が解体されてしまったＤ６２型蒸気機関車のナンバープレートは非常に貴重だと思います。

それと段ボール製ではありますが、日本で一番最初に活躍した蒸気機関車である一号機関車を復元したモデル。実機は大宮の鉄道博物館に保存されていますが、生存中かなりの改造を施されている結果、輸入時の原型を正確に保っていません。これは是非実物と並べて展示して欲しいものです。

あとは青函連絡船。特に廃止を半年後に控えた観光用ポスターには思わず涙がこぼれそうになりました。

現在はガラガラに空いていますが、会期は３月まで。主催は日本テレビ放送網ということで、後半にテコ入れがあるかもしれませんね。