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いやあ、すっかり暖かくなりましたね。私の地元でも最高気温は27度と暖かいを通り越して、すっかり夏の陽気です。

そんな暑い中、本日はスプリンタートレノ(AE86)の車検です。1985年式(昭和60年式)なので39年です。


最近はディーラーでの車検も時短が進み、以前は１週間預けていたのが4年前から1泊2日になり、そして今回はついに日帰りです。

ただ全てのディーラー車検がこうなっているわけではなく、うちのクルマではR35 GT-R、BMW218d、FCは以前と変わらず1週間、ビートは1泊2日とばらばらです。
トヨタが一番合理化を進めているということですかね。ただしトヨタの場合でもハチロクのような旧いクルマは事前点検を受ける必要があるので、ぶっつけ本番の日帰り車検というわけではありません。

さてここのところうちの旧いクルマでは車検の際になにかしらの問題が発生しておりましたが、今回のハチロクはさすがに何もないだろうと楽観していました。先月冷却水漏れ対策としてウォーターポンプとタイミングベルトを交換しましたし、今月ディーラーの事前点検を受けて「問題なし」と言われていたわけですから。

そして昨日、車検準備のため余計な荷物は全ておろし、その後買い物ついでに給油でもしてくるかと出かけたわけです。

しばらく走って信号待ちをしていると、アイドリング音が変わりました。何かカラカラいっている感じです。信号が変わって走りだすと、特に異変はなく普通に走行できます。「これは気のせいか？」でも再び信号待ちで止まると、何か音が違います。「明日車検の際に見てもらおう」と思ってそのまま走行し、買い物を済ませてエンジンをかけます。

しかしエンジンはかかるものの、アイドリングが不安定でストール。これを数回繰り返し。

「これは何かおかしい。積載車を呼ぶか。」と考えましたが、「そうだエアコンをオンにしてみよう。」と思いつきます。というのも来るときは暑くてずっとエアコンをオンにして走行していたからです。

エアコンをオンにするとアイドリング回転が高くなるせいか、ストールしなくなります。「よし、これで自宅に戻れる」とそのままなんとか帰宅。自宅で何回かエンジンのオン・オフをしてみたものの、やはり何かおかしい感じ。車検の前日にまたも問題が発生するとは、これは何かの呪いでしょうか。

もう夕方だったので、ディーラーに連絡して事情を説明したところ「いずれにしても明日見てみる」とのこと。

そして本日、自宅でエンジンをかけてみたところ特に違和感はなし。そのまま出発してディーラーへ到着。車検と併せて点検してもらった結果、特に異常はなくそのまま車検も無事終了してしまいました。

これはいったいどういうことでしょう。一晩寝たら直ったのでしょうか。まあ旧いクルマなので、何があってもおかしくはないですが。

というわけで、車検が終了したのは良かったのですが、若干不安が残る結果となりました。
4月、5月とハチロクでイベントに参加予定なので、期間中はなんとか無事でいてほしいですね。(^^;)

本日は杉戸町の道の駅アグリパークゆめすぎとで開催された「第7回昭和平成クラシックカーフェスティバルinアグリパークゆめすぎと」に参加しました。

ここ数日は天気が良くても風が強い日が多かったのですが、今日は快晴で風も穏やかな絶好のイベント日和です。

参加車両はスプリンタートレノ(AE86)。ここの会場も自宅から30分程度で着くので7:30頃出発して8:00頃には到着しましたが、先着順の並びなので車種はバラバラ。結果的に私のを含めてハチロクは５台参加でしたが全て散り散りです。


全体的な参加車両はほぼいつも通りで、FCは前期のいつものお三方が参加。一番手前の後期トレノは見た覚えがありませんが、残念ながらオーナーさんとお話できませんでした。


今回ピックアップするのはこの1986年式(昭和61年式)のAE86レビンの後期型。昨年11月のアリオ上尾でのイベントの際に「ハチロク購入して納車待ちです」と言っていた若者のクルマです。


なんと言ってもグレードが"GT"というのが珍しい。残存しているハチロクは圧倒的にGT-APEXが多く、次いでGT-VでしょうからGTはレアですね。


内外装の程度は極めて良好です。ちなみにオーナーさんはイニシャルで言うと「Ｏさん」ということになり、常連の61年式レビンのＯさん、62年式レビンのＯさんと合わせて「Ｏさん」が３人で、イニシャルでは混乱してしまいますがご容赦下さい。

そして今回もクルマ談義などをしていたらあっという間に時間が過ぎてしまいましたが、終了間際になって61年式レビンAPEXのＯさんが「シフトフィーリングの違いをチェックしたい」との申し出があり、急遽４台を比べてみることにしました。４台というのは私のトレノと３人のＯさんのレビンです。


で、それぞれに乗ってみてガチャガチャやってみました。私の感覚では61年、62年のAPEXはほぼ同じで私のトレノが一番良くない(かっちりしていない)感じがしたのですが、他の方の感想は結構バラバラだったので、やはり人それぞれとなるようです。結論は「大差なし」でしたが。(^^;)

その後、終了時刻を過ぎて多くのクルマが退出していったので「せっかくだから４台並べてみよう」ということに。


同じハチロクでも形状や色が各々異なるので、並べてみるのも楽しいですね。

ここでレビンGTの若者の行動に驚かされます。

このお方、いろいろこだわりがあるようで、ヘッドライトがLEDだったのをハロゲンに戻したり、エンジンヘッドカバーを現在塗装に出している、などというお話はそれまで聞いておりました。

この場でもリアに「埼玉トヨペット」のステッカーが貼ってあったので、トヨペット店では当時販売してなかったよね、なんて話をしたら「そのようですね」と言って、その場でペロッと剥がしてしまいました。


そしてさらに「リアスピーカーが左右逆かもしれないですよ」とい
う話もしました。これはこのレビンGTを見たFC仲間から私が聞いた話を伝えたものです。

私は知識がないのですが、スピーカーはツイーターがある方を外側になるよう配置するとのこと。その場で私のトレノやレビンAPEXを見てみると、確かにツイーターが外側になっています。

そうしたら「そうだったのか」と言ってその場で交換し始めました。


いやあ、すごい行動力だなあ。ステッカー剥がしといい、スピーカー交換といい私なら自宅に戻ってから「そのうちやろう」となるんですがね。なんかすごく新鮮でした。

というわけで、穏やかな日差しの下、今回も十分楽しめました。
イベント参加の皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした。(^^;)