先日ジムカーナ場で新旧ボクスターをそれぞれドリフト試乗させて頂きました😊
まず新しいモデルは718Boxster GTS。
Flat 6 4.0NAではなくFlat4 2.5turboのPDK仕様。
20インチを装着し、オーナー氏によればPTV(LSD)はオプションで選択しなかったとのこと。
PSMボタンを押してOFFし走り始めると、まずは分厚い低中速トルクを感じました。後で調べたら1900~5500rpmで最大トルクの42.8kgmを発揮する力持ち。
早速ドリフトを試みたところ、タイトコーナーでは簡単にリアを振り出すことが出来て、カウンターによる修正も容易。しかしながら2速複合コーナーでドリフトを維持しようとしたらフューエルカットが効いているのか氷川きよしさんが風邪をひいて苦しそうにズンドコ節を歌っているような感じに😓
ピットインしオーナー氏に尋ねるとPSMボタンが長押しではないと完全OFFにならないらしく、長押ししてから再びコースイン。
NDロードスターNR-Aなら2速アクセル全開のままじゃないと出口までドリフトを維持できない複合コーナーを2速アクセル開度50%くらいでもドリフトしながらクリア!それでもタイヤを摩耗させすぎないようミラーでタイヤからの白煙をチェックする余裕さえもありました!ただ、より深いドリフトアングルならばやはりPTV(LSD)があった方が良いかもしれません。
続いて乗ったのが986Boxster S 6MT。PSMが装着されたモデル。
こちらはPSM解除ボタンを長押しなくてもOK。
走り始めると、718Boxsterと比べればボディは緩く、最大トルクも31.1kgmなので低回転から踏み込んだ瞬間の力強さはありません。
しかしながらいざドリフトさせてみたら、ヒジョーにバランスよく、挙動が718Boxster GTSよりさらに把握しやすく、まるでFRに乗っているような感覚。パワーとコントロール性がZ33に近いような気もしました。
20インチの718Boxster GTSに対し、986Boxster Sは17インチであることも挙動がマイルドである大きな要素だとは思いますが、ドリ車としてなら986Boxster Sの圧勝でした!
しかも今回試乗させて頂いた986Boxster SにはOS技研製LSD(TCD)が組み込んであるそうで、これがまた秀逸!マイルドな効き始めでありながら、肝心なところでしっかりロックされる印象。
フツーに公道走行するなら最新の718Boxsterの方が快適であることは確かなのですが、かれこれ約20年前のモデルである986Boxster Sにも色褪せない魅力があることがわかりました!
・・・というわけでボクが中1の時に初めて買ったレコードであり、今でも心の中で色褪せないこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
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気になるクルマ | 日記
Posted at
2021/06/06 20:13:43