国産各メーカーの札幌圏新車ディーラー合同で開催されるイベント
70台以上の展示車、60台以上の試乗車が用意されます。
「すぐ商談に入れるプチモーターショー」といった雰囲気
近い将来の買い替えに備えた情報収集として、
いまどきのクルマのトレンドや値ごろ感を確かめようと、
出かけてみました。
入場時には、当然のように検温、ディスタンス、手指消毒。
今回注目を集めていたのは、発表されたばかりの新型レヴォーグ
旧型を洗練させた印象のエクステリアですが、
キープコンセプトなぶん目新しさはあまり感じられませんでした。
運転席に座るのに列をなしていましたが、
我が家では購入候補にはなり得ないスイングドアの車なので、パス。
カタログで内装を確認すると、オーディオやエアコン操作のセンターパネルも、ハンドル奥のメータパネルもすべてディスプレイ表示のグラスコックピット。
外装はキープコンセプトですが、インテリアで新しさを打ち出しているようです。
何台か、気になっていた車を試乗してみます。
試乗前に手渡されたゴム手袋を装着
1台目、今さらながらヴェルファイア(候補ではないが乗ってみたかった)
ガソリン2.5リッター
デリカより明確に加速が重たい感じで、さすがに車重を感じます。
そのぶん室内は広大、乗り心地良く静かで、乗り味に一定の高級感はある。
でもいまや驚くほどではない。
オラオラ顔に似つかわしくない大人しい走り。
2台目、ステップワゴン(現実的に候補にはなり得る)
加速の重たいヴェルファイアとは対照的で、出だしから1.5リッターとは思えない軽快さがホンダ車らしい。ただ、踏み込んでもターボ車らしい強力な加速があるわけでもないので、動力性能は競合車のNA2リッターと同等の印象。
そのうえで燃費と節税の面ではダウンサイジングターボによる経済性のメリットがある。
インテリアのあちこちに収納や仕掛けが充実していて、気兼ねなく便利に使えるフレンドリーさがある。
スキーも中積みしやすそうだし適度なサイズ感も現実的。
具体的な見積を貰ったが、いろいろ考えると決断できるタイミングではない。
3台目 タンク(ダウンサイジング&2台持ちを考えたときに候補?)
トヨタのディーラー統合の影響で「タンク」は「ルーミー」に統合され無くなる運命。
操作後に定位置に戻ってくるウインカーレバーに違和感( ゚Д゚)
ダイハツ車ってこうなのね
一言でいえば「大きい軽ハイトワゴン」。
排気量(1リッター)から想像するほどの非力感ではないし、後席を畳めば大きな荷物も積める。
生活の道具としてはアリだけど、乗り味をどうこう言うクルマではないか。
中間グレードなのに270万円という概算見積額には開いた口がふさがりませんでした。ひと昔前なら6気筒の高級車が買えたぞ。
新車でこの車に乗ってる方々って、まぁまぁお金持ちなんですね。
ダウンサイジング&2台分割構想はボツだ。
4台目 デリカD:2(≒スズキソリオ)
(写真撮り忘れ)
エンジン始動時に、アラウンドビューモニターが車の周囲をグルッとひと回り表示してくれるのは、事故防止の観点でとても賢い仕掛け。
使い勝手も乗り味も、競合車となるタンクと大差ない感じ。
後で聞いたらマイルドハイブリッドだそう。
そう言われてもモーターの加勢は感じなかった。
こちらはタンクよりさらに車体が20万円以上高いらしい。
最近の新車価格は本当に高価。
試乗を終え、三菱ディーラーのブースへ
確か去年は参加すらしていなかったけど、
今年は展示車3台、試乗車1台、計4台もの
デリカD:5を持ち込む力の入れよう。
しかもただのデリカではありません。
店舗ごとにオリジナルのカスタマイズ車両を制作するコンテストを実施したらしく、
新車ディーラーの展示とは思えない、非純正パーツでカスタマイズされた車両。
ホイールはRAYS、タイヤは気になっているTOYOオープンカントリー
今回のイベント会場ではないけど、ここの店舗の作品?がカッコいい。
ボディの差し色に合わせたホイール(エクストリームJ)がGood
車高も上げてある。
これら店舗ごとのコンプリートカーは売ってくれるらしいけど、
普通の新車価格+100万円以上(;^_^A
元気が感じられない日産ブースには
キックス。
SUVなのにFFしか無いなんて、雪国では売る気がないね。
ノートe-powerだって、4WDが用意されたのはモデル末期になってようやく。
4WDをラインナップから外したり復活させたり。
近年の日産のそういう気まぐれ対応、北海道ではユーザ離れを招いてるように思います。
新型車投入が滞って、ただでさえ売れ筋がセレナ、ノート、軽しか無いというのに。
道内のディーラーは可哀そう。メーカーが悪い。
20代の頃はストイックな日産車が好きだったんですが、
ゴーン体制になってデザイン向上と引き換えに何かを失ったいまの日産車、興味が薄らいでます。
体制が変わって再び日本市場を意識し始めた日産、木村拓哉さんのCMを見ていると、今後が期待できます。
ぜひともまた魂のこもった車をお願いします!
ネッツトヨタのブースにも、非純正パーツによるカスタムカー
本当に全く個人的な好みの問題なんですが、
爆売れのハリアーですが、私には全く刺さらないんです。
このような機能的に無意味なメッキパーツを多用し過ぎたデコラティブな姿は、なおさら・・・
これをカッコいいと感じる人が数多くいらっしゃるから売れているのだと思いますが、その方々と私で車の話をしても噛み合わない気がしてしまいます。
デリカに批判的な人 VS デリカ乗り がそうであるように・・・
(ハリアー好きな人には申し訳ありませんm(__)m。好みの問題、感覚の違いであり、批判する気はありません)
べつに、ゴツい車が好きな訳じゃないけど、
どちらかといえば、こっちのほうが・・・
ひとつのベースから、都会派向けとアウトドア向けを作り分けて商品化して、
しかもそれぞれが人気車になってしまうトヨタ恐るべし。
スイングドアだからどっちにしても我が家では候補にはなり得ないけど。
途中でjin@fitさんとお会いしましたが、それぞれ関心のある車の試乗などでゆっくりお話出来ませんでした。残念。
次の車の購入を考えるうえで、候補車にレーンキープアシストとアダプティブヘッドライトが装備されていないのが引っ掛かってます。マイナーチェンジを待てば装備されるのか?
またこれからは、スマホと接続してストリーミング音楽配信を利用できるオーディオが必須だと思うのですが、いまはまだ車メーカーによって差がある過渡期のような気がしています。
これらのことと+予算の問題で、まだすぐには買い替えられそうもありません。
そんなこと言ってるうちに、さらに値段上がるのかなぁ・・・