シーズン24日目
爆弾低気圧通過に伴う、暖気の雨 のち 猛吹雪 のあとのスキー。
とりあえずクローズではなさそうだけど、こういう時はどうなっているかわからない。
案の定、良いことも悪いことも含めて、いろんな予想外・想定外に翻弄されつつ、最終的には終了直前にタイトル画のような滑走を楽しんでくることができました。
ルスツに軸足を置くみん友さんへの情報共有として、細かめに報告します。
○な予想外①
中山峠では吹雪かれるかも、と思ってましたが、穏やかな天候。下りでは路面が見えるほど。
天候は助かりましたが、カーブが極端に遅いのに抜かせてくれない直線番長の先頭車に後続の10台ほどは翻弄されました。
譲ってくれないんですよね、こういう人に限って。まぁいいんですけど。
平日なのでスキー場には10時に到着。遅れ気味スタート。
ゴンドラから遠くに見える斜面には
筋状の水が流れた跡。
やっぱり雨が降ったのか・・・
まずはスーパーイースト。恐る恐る突入。
上に20cmほどの重パウありますが、やっぱり下地はガリガリ。
とても安心して滑れません。
このあと、×な想定外②
イゾラ1と3が運休なんだと(平日なのでゴンドラも運休)。
客が集中するイゾラ2に乗り、イゾラA~Dを滑るしかない。
イゾラ2を降りたところ。
この標高まで上がってきてもアイスバーンが。ダメだこりゃ。
イゾラAもスーパーイーストと同様に、パウダーとガリガリの混じった危ない雪面。特に上のほうはほぼガリガリ(ここはいつもか?)。
間が差して、珍しくイゾラBに行ってみます。
コブの凹みにパウダーが詰まってフラットバーンに(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
開封したときの雪見だいふくか、
はたまた生地を流し込んで焼き始めたたこ焼きか。
まだ誰も滑っていない。
そんな、だいふくか生地だけを舐めていく、コブ溝パウダーのファーストトラックを狙ってみました。
ちょっとだけ楽しい。
でも2本目になると、パフ・ガチン、パフ・ガチンというリズムに。
こうじ@ODYSSAYさんが言うところの、いわゆるコブ掘りってやつですか。
出てくるコブはガチンガチンですけど、2回だけ掘っておきましたよ。
109mm太板履いてきたけど、ツリーランやる感じでもない。
イゾラDの雪も確かめ、ところどころ固いところがあり、安心して飛ばすことはできない(でも固い整地でのZUMAの意外なカービング性能を発見)。
低速で練習滑りするか、ウエストに昼飯食いに行くか・・・
今季の自分なら、早上がりという選択肢もありうる。
とにかく太板を諦め、82mmオールラウンドの整地板に履き替えることに。
履き替えにクルマに戻る斜面
いつもならパウダーだけど、今日はゴリゴリというか何というか、踏んでも筋は着くけどシュプールにならない、壊れないクラスト?
NZヘリスキーのザラメが固くなった日の当たらない斜面を思い出しました。
クルマに戻ったのが12時
ここで、微妙な心境の予想外③
「イゾラ1と3が運行開始」とアナウンスが。
なんで駐車場まで戻ったこのタイミングで・・・30分出遅れだ。ツキがない。
もうあくせくしても仕方がない。
ゲレンデ用オールラウンドに履き替えて、とりあえず再度イゾラへ移動して整地をゆっくり滑ることに(ここで板を変え、GoProを外したのはミス)。
動き出したイゾラ1に乗ります。
前の搬器は支柱3本ぐらい先。ずいぶん間隔大きいな。
そして、ゲレンデかっ!って突っ込みたくなるほど人が。
木から落ちた岩のような雪の塊
こんなの直撃食らったら・・・
リフト上から目に入るオフピステ
ここで、複雑な心境の予想外④
ツリーラン、気持ち良さげ・・・
あぁ、もう少し太板履いたまま粘るんだった・・・
でも、めげずにいつものポイントに行ってみよう・・・
山頂に着くと、またまた×な想定外⑤
ヘブンリーのオフピステへ向かおうとすると・・・
そっち方面のコースがクローズ。
なんとイゾラ3が故障して、予備動力で超低速運転し、宙づりになった乗客を回収中。
周囲に非常用エンジンがうなる音が響き渡り、イゾラ山頂にはけっこうな臭いの排気ガスが充満。
そんなこんなで目指す斜面へは到達できず。
仕方ないのでスティームボードBを滑ってイゾラ1回し。
ここで、○な予想外⑥
このゲレンデコンディションがなかなか良い。
アイスバーン気味のところが1カ所だけあるけど、それ以外はまずまず滑れる雪。
みんカラスキー仲間に出会う前の自分の滑走スタイルを思い出す、スティームボードBのリピート。
気持ちよい。
2本滑ってカフェテリアでランチ。
平日のわりに結構人がいるので、空いてる奥の窓向きカウンター席を確保。
それにしてもカフェテリアの中は、食事中でもないのにマスク無しの若い奴らが多い。
「自分の年齢は大丈夫」ということなんだろうけど、コロナはそういう問題じゃない。
緩い奴が多いから、いつまでも減らない・終わらないんだよ(# ゚Д゚)
運休リフトがあるせいでイゾラ1は少々リフト待ちが発生。
普通なら15分回しのところ、リフト待ち5分で20分回しに。
洞爺湖が見たくなって、少しだけハイクアップ。
気のせいか湖がいつもより近くに見えた。
ニセコ方面は
雪雲の爆撃を受けている。
イゾラ3山頂駅には
スタッフが大集結して修理中?
今日のものにはならない気がしました。
スティームボートBを4~5本滑って、人が減り出した3時前、またもや○な予想外⑦
ヘブリンリー方面へのロープが解かれようとしているではないか。
残り1時間のところで、どうやら修理完了(;'∀')
「どうぞー」って言われたので、一目散にイゾラ3へ。
再開後1番乗り・・・リフトに一番乗りしても何の意味もないけど。
そしてオフピステへ向かってみます。
日も傾く時間帯ですが、パウ食い競争の火蓋が切って落とされました。
ここで、◎な予想外⑧
・・・残り1時間、15時、
まっさらつるつる
思わず奇声を発してしまう。
朝は身に着けてたのに、GoPro持ってなくて動画無し・・・
ごちそうさまです。
2本目に入ったゾーンも
つるつる新品(*^^)v
すでにゲレンデ上は人もまばら。この時間オフピステへ入ってるのはほぼスノーボード。山の中あちこちから歓喜の声が聞こえる。
モタついてるボーダーを抜いてノートラック横取りしたったり。
1:9でスノーボーダーと戦ってる感じ。
ガリガリと底付きするとこもありますが、積もってから時間が経ったパウダー、82mmでもそんなに沈まないので、まぁまぁ楽しめました。
それにしても林内は
小枝が散乱。風が強かったんでしょうね。
4本ほど滑ってリフト終了時間になったので、
最後は整地を流しつつ
帰るルーティンで締め。
午前中にそそくさと退散したファットスキーヤーも多かったようですが、最後まで滑ると良いことあるなぁ、と思いました。
ゲレンデの完全回復には、あと30cm以上は降って欲しいところ。
この週末はどんなコンディションでしょうかね。
23本
36.3km
シーズン累計872.8km
1コケ(最後のパウダー、凹凸が見えず思ったより急でバランス保てず)