朝、通勤で電車に乗っている人へ。
見るからに、電車の中ぎゅうぎゅうなのに、ドア枠に手を掛けて無理やり乗ったり、どかんとぶつかってスペース開けようとするのなんなの?
数分間隔で電車走っているだから、もう一本後の電車で良くない?
4月に入ってから、異様にそういった状況になることが多い。
て、いうか…。
一本後に乗るよりも、あんたがドカンと無理やり乗って扉に挟まるから、その分電車が遅れるんだよ。
あんたらが、もう一本後に乗るか、前もって早めの電車に乗るかすれば良いんじゃないの?
ドアに挟まるよりも、もう一本後の電車に乗る方が早いよ。
早く、改修作業終わらせたい(^^;
さて、普段はあまり使わないのですが、絶縁被覆付きの圧着端子を改修作業等で良く使います。
通常、改修作業に同行するお客様の承認された工具を使って作業しますが、何かのバックアップ用に持っていくこともあります。
きちんとした工具は、きちんとクリンプハイトを管理しているので、量産で使えるんですね。
画像は、上からマーベルの圧着工具、ホーザンの圧着工具、そしてさらに同じホーザンの圧着工具。
ホーザンはサイズが小型なので、取り回しや収納がしやすいんですね。
同じものが二個ありますが、これは今回のものを作るために二個新品を用意しました。
さて、マーベルの圧着工具を見てもらえればわかりますが、日圧やニチフ等々、圧着部に圧着位置を一定にするように、ストッパーが付いています。
このストッパーに当てて圧着することで、圧着位置のずれを抑えて圧着品質を誰がやっても一定になるようになっています。
で、ホーザンの圧着工具を買ったら、これが付いていませんでした。
一番下の圧着工具ね。
これだと、手で圧着位置をちょこちょこ合わせて圧着するので、慣れていれば良いですが、誰がやってもというわけではなくなってしまいます。
そこで、泉の圧着工具を参考に、ストッパーを作ったのが真ん中です。
4種類の端子がすべて位置が合うようになっています。
図面を描いて、業者さんにレーザー加工してもらいました。
こうすれば、このストッパーに圧着端子を当てて圧着すれば、圧着位置が揃いますね(^^)
まあ、あまり私物の工具を誰かに貸し出すなんて、余程知っている人にしか貸さないんですけれどね(^^;
他人の工具を乱暴・適当に扱う人がいたりするので。
特に、トルクレンチやトルクドライバーを再下限値まで戻して保管したり、返却したりしない人はちょっとねー。
ただ…。
欠点が一つだけあって。
まあ、ホーザンの工具自体がってのもありますが、これだと左利き用に近い感じになってしまいます(^^;
日圧、泉、画像のマーベルなどは、通常右利き用になっているですね。
圧着するときに、芯線が入る側が手前ね。
圧着するときに、芯線がどれくらい出ているか見えるんですよね。
ところが、ホーザンやマーベルの安い奴って、右手で使おうとするとタブが手前に来てしまうので、芯線がどれくらい出ているか見辛いのです。
私は幸いにも左利きなので、ホーザンだと見やすいし、圧着しやすいのです。
(ずーっと右利き用でやってきたので、左利き用だと微妙に違和感ありますがw)
ホーザンやマーベルの安い奴は、ストッパーがない代わりに左利きでも右利きでも使えるようにひっくり返せるのですね。
ただし、ダイスと圧着端子との関係が反転するので、凸の部分で芯線圧着部を表から押すのか、凹の部分で芯線圧着部を表から押すのかになるので、まあダイスの形状上表裏対称なので問題ないかとは思うのですが、どうも気になります(^^;
たまたまホーザンはダイスがねじ留めになっているので、こういったストッパーを製作すれば取り付けが可能でした。
(マーベルの安い奴は、ダイス一体なので圧着工具を加工しないといけません。)
最低製作数量の関係上、あと9個ありますwww
もちろん、ホーザンさんの公認とか純正部品ではありませんし、ダイスのボルトを抜かないといけませんので、これを取り付けるとメーカー保証が受けられなくなる場合があります。
(有償なら受けてくれるかもしれませんが。)
新品で取り付けるのであれば、クリンプハイトはそうそう狂わないと思いますが、中古だとクリンプハイトの確認が必要かもしれません。
(ただ、ボルトを抜いても、穴が大きくないので、そこまで簡単にはずれませんが…。)
無いものは作るしかありませんね(^^)