なんか…、どうなんだろうねぇ、それなりのものを作るのに、その資金を得るのがオカルトって…。
ずーっと、見もしなかったのですが、たまたま気になったブログがあったので、久しぶりに見ちゃいました。
あんだけ、騒いでおきながら、結局そこ?って思ってしまう今日この頃。
また一つ、メーカーに再生産をしない口実を一つ作ってしまったね。
それと同時に、まあ、やり方的にはそこまで悪くないかなぁとも思います。
結局、アダプタかますんじゃんってのは、初期投資云々からすれば妥当な判断とは思いますが…。
まあ、豪語してたほどではないですが。
さて。
今日は、N国党の立花孝志さんの喋りを想像してお読みください。
えー、本日は令和元年8月11日の、そろそろ22時になろうとしているところです。
○○○をぶっ壊~す!w
何かをシールドしたい場合…。
電気的磁気的には、色々な方法があると思います。
まず、電界をシールドしたい場合。
導電性のある金属の密閉された容器がありますね。
外に電界が存在しても、金属で密閉されていれば金属は同電位となるため、容器の中には外部の電界は入ってきません。
まあ、密閉したら中身は何もできなくなりますがw
この場合、中に入るものが電界や帯電していないことが条件です。
また、その金属をGNDに落とすこともしますね。
外部に帯電したものがあっても、GNDに落ちていれば影響は受けません。
逆に、内部に帯電したものがあっても、外殻の金属がGNDに落ちていれば、外部には影響を及ぼしません。
静電遮蔽というものです。
磁気の場合は、透磁率の非常に高い物質で包むことで、内部に磁気を及ぼさない方法があります。
磁気を、透磁率の高いもので吸収してしまう方法ですね。
(ただし、飽和してしまうので限りはありますが…。)
電磁波となると…、下記のような国内よりも海外に販売を優先するメーカーのホームページに対策が載っていたりします。
https://www.murata.com/ja-jp/products/emc/emifil/knowhow/basic/chapter04-p1
さて。
どこかで有名なサイクロンアースとかいうオカルトチックなアース線があるとか。
なんでも、"太さからわかる通り、2種類の静電容量を持ちます"とか。
ん!?
両端に丸端子付けてるのに、2種類の静電容量を持つって意味わかる?
私、意味わかんない。
ずーっと、電気の仕事するけれど、言ってる意味わかんない。
静電容量って、コンデンサなどの電荷を貯めるものにしか使わないのだけれどね。
みんなも習ったでしょ?
二枚の電極板で構成されたコンデンサの静電容量Cが、
C=ε×S/d
の公式であらわされ、ε(誘電率)とS(電極面積)に比例し、d(電極板の距離)に半比例するって。
二本の編組線の両端に丸端子付けたら、もはや二枚の電極板(コンデンサ)ではないよねw
絶縁されてないもんwww
https://www.murata.com/ja-jp/products/emiconfun/capacitor/2013/05/14/en-20130514-p1
それに、ダイナモのノイズを拾わないように、シールドケーブルで対策とかって言って、"オーディオテクニカ等のRCAケーブルでも採用される耐ノイズ性の高い構造を持った古河電工製のケーブルです。"とか言っているけれど。
これが、一番お腹抱えて笑いが止まらなくなってしまいましたwww
まあ、興味があれば良く写真を見てみると良いよ!w
あれ、本気で言ってるんだろうかw
マジで、本気で言ってるんだろうかwwwwww
じゃあ、本来のRCAケーブルはこちらから、見てね。
http://www.oyaide.com/diy/pg399.html
秋葉原で有名な電線屋さんのページ。
RCAケーブルってのは、シールド線と信号線は分離されてるのよ。
さっきの非○民メーカーのリンクにあるように、信号線を覆うようにGNDに落としたシールドケーブルが必要ってことですね。
RCAケーブルで採用されるのは、
"信号線"と
"シールド線"が
"分離"されているケーブルです。
ツイストペアのLANケーブルなんかもシールドタイプは信号線とシールド線と分離されていて、シールドはコネクタ外側の金属外殻に接続されます。
じゃないと、シールドの意味ないからね(^^;
で、みんな写真見てみた?
20sqか22sq位の電線で、表層の線だけ錫メッキだか銀メッキだかかけてるケーブルになってるよね?
あれ?シールドケーブルじゃないの?って思った人、残念w
良く見てみてみるとわかると思うんだけれど、間違いが二つ。
一つは、内部の銅線と表層の錫メッキ線が電気的に分離されていないこと。
もう一つは、もし分離されているのであれば、そのまま両端に丸端子圧着だと意味がないこと。
これ、わかるかしら?w
本来、あの太さの電線はまあ一般的にはパワー系に使うケーブルだと思うんだけれど、まず内部と外部で分離されていないとすれば、丸端子圧着すると導通する部分は同じなので、ノイズシールドの意味ないよねw
で、もし万が一、間に透明なフィルムが入っていて分離されていたとすれば、丸端子をそのまま圧着すると、一番外側の表層の錫メッキ線にしか流れないため、アースという意味では電線の断面積を無駄遣いしていることと、こちらもシールドの意味がないことがわかるはず。
だって、内部の銅線使ってないんだからwww
さらには、片端の丸端子圧着は錫メッキ線として、もう片端の丸端子圧着を銅線だとすると、間にコンデンサを入れたことにしかならないから、そもそもアースにすらならないし。
そもそも、どちらも錫メッキの編組線に丸端子を圧着しただけで、それについてあまり意味はないわけで、単にアース線が純正のボロボロから新しくなったってだけの話。
さも、特殊かの様に、二種類の金属でできていますって書いてあるけれど、そりゃ銅と錫で出来てるんだから、普通にそうでしょうよw
丸端子にしたって、配線にしたって銅に錫メッキかけてるんだから当たり前でしょうよ。
言葉を知らない人からすれば、ちょっと小難しいといいますか、物理っぽい言葉で静電容量とかシールドとか、さも凄いことやわかったようなことが書いてあるけれど、普通に考えておかしいでしょw
Hi-speed ROMの時もそうだけれど、言ってる説明と中身が伴ってないよね。
あれから、全然反論無いけれどねw
このアース信用する人って、どういう構造なのかしら?
まあ、出来合いで買ってポンと付ければ済むでしょうから、手間を考えると安いと思うのかもしれませんけれど。
ぶっちゃけ、電気的にはなんの御利益もないと言って過言ではない、ただのアースケーブルですね。
ダイナモノイズって言いますけれど、じゃあそこに刺さってるセンシングケーブルはコネクタ根元までシールドされてなくていいんですか?って話。
だって、めちゃめちゃ近傍に刺さってるでしょうが。
それも、普通の自動車用電線で。
バッテリーセンシングの端子あるでしょう?
アースのノイズが駄目なら、バッテリーセンシングの電圧なんてノイズでガラガラ変わると思うんですけれどねー。
そうならないのは、そもそもアース線にノイズがっていうレベルでないと思うのよね。
まあ、ケーブルがあれでは…(^^;
それぞれの言葉を調べてみましょうね、それがどういう意味を持つのか。
○○○をぶっ壊~す!w