
昨日までの天気予報は、曇後晴だったので、ひさびさにエスクにちょっと小細工でもしようかと思っていたのですが…。
朝から無情のどんにょり天気。さらに若干霧雨っぽい。
作業中に本降りになりでもしたら、目も当てられないので、作業は延期…を言い訳に、だらだらしておりました。
が、朝食用のパンがないので、本降りになる前にと、ちびくろで近所のスーパーへ出かけました。
で、買い物を終えて、帰ろうとちびくろのメインキーを回したところ。
ニュートラルランプが点きません。
ちなみにオートバイに乗らない方のために、念のため説明しておきますと、ニュートラルランプとは、ギアがニュートラルの際に点灯するグリーンのランプです。

クルマと違って、足踏み式のギア位置がわかりにくく、ギアが入ったままセル(またはキック)を回してオートバイが動いてしまわないよう、マニュアルのオートバイには、必ず付いている装備。
ちなみに画像はちゃんと点灯している状態。下の赤いランプは、2スト用のオイルレベルの警告灯ですが、これを説明すると長くなるので割愛。
さて。点かないのはニュートラルランプだけではなく、オイルレベルランプも点きません。が、試しにキックしてみると、ちゃんとエンジンがかかって、ランプも点きました。てことはこりゃあ、メーター配線の接触不良かなと診断。まあ、車齢26年ですから、何が壊れてもおかしくありません。^^;
帰宅して、まずはバッテリーの状態を確認しようと、シートを開けてみますと。

ありゃ。
バッテリーの+端子が変だ。どうも昨日、キャブクリーナーをかけた時に、配線をシートとフレームに挟み込んだまま、シートをロックしてしまったらしい。もともと配線は汎用品なので長めなのですが、きちんとまとめずにいいかげんにしたのがまずかったらしい。
そうかこれが原因でショートしたんだな。ヒューズでも飛んだか、と、さらに見てみると。
あんぎゃーっ!
えらいことになってます!
ショートした配線が、加熱したらしい。マイナス配線が見事に黒焦げ。(滝汗
確認してみると、バッテリーも加熱して熱くなっていました。
キャブクリーナーをかけた際に、セッティングも少し見直したので、そのテストに買い物の帰り道に国道に出て、全開にしたのもまずかったらしい。
ほんの10分ほどの道のりだったからよかったものの、30分以上も乗っていたら、もしかすると配線が焦げるだけではなく、最悪炎上していた可能性もあります。
無事でよかった……。
てなことで、緊急修理開始。

テールカウルをばらして、配線を確認してみると、メインハーネスから分岐し、バッテリーとテールランプへの配線のマイナス側が焦げたと判明。ちなみに、このハーネスには、ちゃんと純正品番が記されていました。

バッテリーのマイナス端子からと、テールランプへはここで分岐しています。意外なことに、ハンダ付けではなく、スプライスという、わたしもよく使うカシメ端子で固定されていました。たぶん、工数削減のためでしょうね。

配線4本分をまとめる大きさのスプライスは、さすがに持ってないので、キャップ端子で固定。どっちかっつーとインチキ修理に近いのですが、まあ、かわねこのやることです。(笑
焦げてしまった部分は、新たな配線を切って繋ぎ直して修理しました。
実を言うと、わたしはこのKSR-Ⅱ用メインハーネスの新品一式を持っているので、そっくり交換した方が良いのですが、今回、被害箇所が比較的短かったので、配線の繋ぎ直しでごまかしました。
バッテリーも熱を持っていたので、本当なら換えた方が良いと思いますが、結線をして動作確認したところ、問題なく各灯火が作動したので、今回はこれで様子を見ます。

さすがにバッテリー配線は、きちんとまとめ直して、挟み込みを防止してあります。
自分の横着が招いたことと言え、一歩間違えればけっこうヤバい状況だったので、大事なちびくろくんが、炎上しなくて幸いでした。反省ですね。
てことで、整備手帳に載せるほどのことでもないので、ネタにしてみました。^^;
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ちびくろ | 日記
Posted at
2017/09/23 21:18:50