
そんなわけで…って、相変わらず投げやりな書き出しですが、「何シテル?」にもちょこちょこ書いた通り、ちょいと帰省をしてきました。
ウチの親も齢80半ばを過ぎ、ついに介護の声がかかってしまい、その申請手続きのためでした。
この年齢ながら、身体の方は元気で医者通いもせず、薬の常用すらもないのはありがたいことですが、認知の進行が疑われるので、ケアマネをしている友人の勧めもあり、早めの申請となりました。
まあ、そんな話を書いても面白くもなんともないので、帰省中のこぼれ話など。
今回も、
昨年2月の帰省同様、苫小牧にエスクを置いて、八戸までのフェリーに乗船し、レンタカーを借りました。この方がクルマごと乗るよりもかなり安いので。
で、今回は首尾良く軽自動車クラスを予約。クルマはコレ。
旧型のアルトですね。バンではなく、いちおう乗用グレードですが、最下グレードかと。
ま、必要な装備はそれなりに付いていましたし、今回積雪路はありませんでしたが、4駆なのでその点も安心。
リモコンミラーや防眩ミラーがないクルマも久しぶりでしたが。
平成22年式なので、8年落ち。走行10万㎞目前でしたが、快調でした。
唯一キーレスの電池が弱く、時折反応しない時がありました。いちどは解錠されず、うっかりキーで開けたらセキュリティが作動してしまいましたが。(笑
ラジオアンテナが折れていて伸縮しなかったのは、ご愛敬。

ラジオの受信には問題ありませんでした。
八戸市内で借り受け、時間があったのでちょっとうろうろしてみたら、偶然に八戸市博物館を見つけました。
敷地はもと八戸城跡だそうです。
セオリー通り、古代史から自然、歴史展示などがありましたが、琴線に引っかかったのは近代史。

ただ、展示品が少なく、ちょっと物足りない印象でした。
そのあとは、内陸をのんびり走り、二戸から安代を経由し、八幡平方面へ向かいます。
天気が良く、岩手山がきれいでした。
八幡平リゾートを目指したのは、コイツが目的。

冬期間の限定運行ですが、ここから松川温泉まで往復しています。
この後ろ姿がステキ♪

本当は温泉まで乗車したいところでしたが、到着が遅れて、この直後に発車。
もしも次の機会があったなら、ちゃんと準備して乗ってみたいものです。
いかにも昔のディーゼルっぽい、重いエンジン音が印象的でした。
八幡平を後にし、渋民付近にて。空と残雪の岩手山が美しい。
でもですね。盛岡で生まれ育ったかわねことしては、岩手山と言えば、やはりこの姿。
岩手山は東西南北からその姿を見ることができますが、角度によって表情が違います。
わたしに刷り込まれているのは、やはりこの盛岡市から見た姿ですね。
そんなこんなで、用事が済んだあと、日暮れまでの3時間ほど久しぶりに市内を散策してみました。
市内にある報恩寺を訪ねてみます。1735年の建立とされ、荘厳な正門は細かな細工が施されています。

門をくぐって見上げてみると。

象ですね。龍とか狛犬はよく見かけますが、象とは珍しい。
ここへはこれを見に来ました。
古くから伝わる五百羅漢。京都で9名の仏師によって製作されたそうです。
子供の頃に見た記憶があります。実に40数年ぶりの再訪でした。
続いてはすぐ近くにある、三石神社。
その名の通り、三つの岩がご神体です。
この岩の表面に、鬼の手形が刻まれていると言い伝えられ、これが「岩手」の語源だそう。
実のところ、岩を見てもどれがそうなのかはっきりせず、雨で濡れると浮かび上がるとも言われています。
その後は日没までもう少しだけ時間があったので、T松の池へ。
ここも久しぶりです。子供の頃は、友人たちとよく遊びに来たものでした。

まだ少し氷が張っていましたが、白鳥たちはそろそろ北帰行の季節。

見上げれば、旅立つ群れがこの地に別れを告げています。
とまあ、駆け足で面白くもない帰省の話でしたが、気は心で。^^;
などと言いつつ、続きがあったりもします。(笑
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旅の空から | 日記
Posted at
2018/03/22 23:03:10