あきらめの夏…

８月も残すところ、一日。
学生時代に、３１日という日は夏休み最後のなんとも名残惜しい日であるとともに、
明日から学校へ行かねばとため息をついたものです。
タイトルに「あきらめの夏」と書きましたが、そのとおり、振り返ればボクにとって夏という季節ほど、色々なことを諦めてきた季節かもしれない。
今年は、夏休みそのものを諦めてしまったし…
実は、この「あきらめの夏」、あの研ナオコさんの曲である「夏をあきらめて」のサビの最後にあるいちフレーズなのだが、研さんのセクシーで儚げな歌い方がボクの中でずーっとひっかかり、夏の終わりにふと思い出すことが多い。そして今年の夏も色々と諦めて夏が終わるんだな…としんみり思うのであった。
美ヶ原ではトンボが飛び交い、一足早く秋の涼しさを味あわせて頂いたが、この秋の涼しさがボクにとってはなんとも言えない気持ちよさで、一年の中で一番好きな季節の到来である。
最後の一日、あきらめを抱いて、今夜も眠りに就きます。