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2016年10月15日

“オートカラーアウォード”(JAFCA主催)を振り返る その6(最終回)

“オートカラーアウォード”(JAFCA主催)を振り返る その6(最終回) これまで同タイトルの記事を5本書いてきました。情報ソースは全て JAFCA の web で大半は再掲といってよいくらいの内容です。しかし、本家の web では開催年を冠とする呼称が不統一であったり記事の公開日が前後したりして、情報を得ようとする際に勝手の悪さが目立ちました。私の記事ではこの点を改めようと呼称や内容構成を工夫して編集し、さらには画像にも手を加えました。

さて、2015年度、2014年度と遡って書いてきましたが、2013年度以前については JAFCA の web からは各年度のエントリー車の全てを知ることができません。できるだけ詳しい情報を掲載するつもりでしたが、今回はこの方針を諦めます。

今回を以って本タイトルの記事は最終回とします。2013年度、2012年度、2011年度についてはグランプリを含めた受賞車両のうち私の目に止まった比較的大きな画像(各年度2台ずつ)を、2007年以前は受賞車両の小さな画像(各年度2台ずつ)を掲載することにします。

抜けている2010年度、2009年度、2008年度については情報不足のため省略しましたが、グランプリのみでしたら『その1』で確認できます。



【 2013年度の受賞車とメーカーからのメッセージ 】
▼ LEXUS IS 300h/ソニックチタニウム <グランプリ>

日本発プレミアムブランドISで追求したプログレッシブラグジュアリー表現とは、シンプルながら一言で表しきれない「奥深さ」を形にすることである。

エクステリアの「ソニックチタニウム」は、チタニウムの硬質なイメージをモチーフに、若干ウォームな色調を付与し、よりダイナミックな陰影感を演出。コントラストはあらゆる光源でも褪せず、夕刻時にはその陰影感が最大化。多様な表情をみせる「奥深さ」を表現。またインテリアの「トパーズブラウン」は、トパーズ(黄玉)の色調が持つモダンさと美しさを追求。

内外で異なる質感/イメージを調和させ、シンプルさと「奥深さ」を表現した。

(プレゼンター:北村 陽一朗)


▼ VW ビートルカブリオレ60's/デニムブルー <ファッションカラー賞>

フォルクスワーゲンの原点である「タイプ1」をベースにしたカブリオレは、1949年に登場。その後北米を中心に時にカルチャーとしての存在感を高め、そして国境を越えあらゆる国で愛されてきた。そんなビートルが歩んできた歴史、それぞれの年代の時代背景を意識しながら、現代風にアレンジされたのがビートルカブリオレ50'S、60's、70'sの3つのモデルである。

この「ビートルカブリオレ60's」は、ヒッピー、フラワームーブメント、自由な1960年代のアメリカ西海岸を想起させるカラーデザイン。内外装ともに水色でコーディネートされている。

(プレゼンター:永瀬 萌生)


この他に『ニッサンキューブ 15X ロルブーセレクション』が準グランプリを受賞しましたが省略します。

<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
JAFCA自動車色彩分科会メンバー代表で構成。
スズキ株式会社/セージ・オートモーティブ・インテリア株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(5社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社

※ 画像及びメッセージ等は www.atpress.ne.jp/news/41505 から引用しました。



【 2012年度の受賞車とメーカーからのメッセージ 】
▼ スバル XV/デザート・カーキ <グランプリ>

「アーバン・アドベンチャー」をテーマに、アウトドアでの高い機能性をもったプロスペックの道具を、都市生活でアクティブに使いこなす。そんなイキイキとした自分らしいライフスタイルを演出する。

エクステリアはユニークでタフな、使い倒せる道具っぽさを演出する、都市に映えるモダンなカーキのソリッドカラー。インテリアは深みを追求した上質なブラック。

(プレゼンター:雲野 裕紀)


▼ トヨタ eQ/クールソーダメタリック × ブラックマイカ <審査委員特別賞>

環境を意識するカスタマーが増えている市場において、埋没しないトヨタ独自の『EV』を創り上げた。一目見て、「eQ」だと認識できる、個性的なエクステリア、ブルー&ブラックの2トーン。

エクステリアと同じく、特徴的で先進的なイメージのブラック&ホワイトに、爽やかをイメージさせるライトブルーをアクセントとしたインテリアカラー。

じっくり味わえば味わうほどストーリー性のあるアイコンカラーデザイン「eQ」である。

(プレゼンター:城戸 あゆ美)


この他に『ダイハツ ミラ ココア』がファッションカラー賞を受賞しましたが省略します。

<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(5社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社

※ 画像及びメッセージ等は www.atpress.ne.jp/news/32093 から引用しました。



【 2011年度の受賞車とメーカーからのメッセージ 】
▼ ニッサン スカイライン クロスオーバー/セラミックブルー(M)〈#FAH〉 <グランプリ>

おとなの女性が日々の生活をエレガントに演じるツールとして、セレブリティ&ラグジュアリーをイメージに響きあう華やかなコーディネートに仕上げている。光輝く、気品のあるライトブルー。「青磁」をモチーフに透明感と清楚で気品のあるイメージをモダンにアレンジした。

(プレゼンター:木村 聡)


▼ トヨタ ヴィッツ/チェリーパールクリスタルシャイン <ファッションカラー賞>

「甘いだけじゃない、おとな女子だからこそ身につけられる色にしたい」という想いから、ピンクのもつ「明快な愛らしさ」に、マジェンタの「コクと深み」をプラスすることでミステリアスな雰囲気を演出。内装はビターショコラのフレイバーを彷彿とさせるトリュフ色。

(プレゼンター:大槻 香奈)


この他にオートカラーデザイナーズセレクション、プロダクツCMFデザイナーズセレクション、文化学園大学セレクションの受賞がありましたが省略します。

<審査委員会>
●グランプリ・ファッションカラー審査委員 7名で構成
委員長:有元 正存(ありもと まさつぐ)/自動車デザイン評論家
●オートカラーデザイナーズセレクション審査委員
自動車メーカーのデザイナーで構成。
スズキ株式会社/ダイハツ工業株式会社/トヨタ自動車株式会社/日産自動車株式会社/富士重工業株式会社/株式会社本田技術研究所/マツダ株式会社/三菱自動車工業株式会社
●プロダクツCMFデザイナーズセレクション
家電などのプロダクトメーカー(6社)のデザイナーで構成。
カシオ計算機株式会社/シャープ株式会社/ソニー株式会社/日本サムスン株式会社/パナソニック株式会社/富士通デザイン株式会社

※ 画像及びメッセージ等は www.atpress.ne.jp/news/24239 から引用しました。



【 2003年度から2007年度の受賞車 】
※ 画像はJAFCAから拝借したPDFファイルをjpegに変換したものです。



【 1998年度から2002年度の受賞車 】
※ 画像はJAFCAから拝借したPDFファイルをjpegに変換したものです。



【 最後にちょっと - 私の感想 】
2016年10月12日の記事(『その1』)では審査委員に自動車ジャーナリストがいないと誤解しかねない記述をしました。調べがついた範囲に限りますが、2010年度から2013年度までは自動車デザイン評論家の有元 正存氏が審査委員長を務めたようです。

・『LEXUS IS 300h/ソニックチタニウム』は光と影のコントラストが魅力的です。

・『VW ビートルカブリオレ60's/デニムブルー』は大好きなトーン、シェードのブルーです。

・『スバル XV/デザート・カーキ』はデビュー当時から注目していたソリッドカラーです。何でこれまでこういう色がなかったのか不思議なくらいはまった色だと感じます。“オートカラーアウォード” を受賞していたことは今回初めて知りました。

・『トヨタ eQ/クールソーダメタリック』のバイカラーは新鮮で、魅力的です。またトヨタから IQ ベースの EV があったなんて初めて知りました。100台のみの限定モデルでした。

・『ニッサン スカイライン クロスオーバー/セラミックブルー(M)』は今回の中で最もお気に入りの色です。「青磁」をモチーフに透明感と清楚で気品のあるイメージという、メッセージそのままです。

・『トヨタ ヴィッツ/チェリーパールクリスタルシャイン』はインパクト大ですネ。この色があったからこそ2013年に『ピンクのクラウン』が生まれたのかもしれません。

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