スーパーやコンビニの駐車場で駐車するときに駐車しやすい場所と、駐車しにくい場所があるのに気付き、駐車スペース(幅)について調べてみた。
駐車場によってかなりの違い(バラつき)があるのかと思っていたが、実測してみると1台あたり2メートル50の幅が割り当てられていることが多いとわかった。
2メートル30くらいのところもあったがわずか20センチの違いで急に狭くなったという印象で駐車しにくい。
国土交通省駐車場設計施工指針によると、小型乗用車は2メートル30センチ以上、普通乗用車は2メートル50センチ以上という指針が出ていると知った。
この指針に合わせているので2メートル50の幅にしているところが多いのだろう。

同じ2メートル50のスペースでも1本のラインで区切ってあるスペースは真ん中に停めにくい。
先端がU字型の2本の線を引くことで、駐車する位置を誘導してあると駐車しやすい。車同士の間隔も適度に保たれ、ドアが接触するなどのトラブルを防止する効果が期待できる。

先端がU字型の乗り降りスペースの2本線の間隔は50センチが多く、1台につき左右25センチずつの距離が、隣の車との間に乗り降り用のスペースとなる。つまり、隣の車の25センチと合わせて50センチが乗り降り用のスペースとなる。
結果的に車両を停める幅は2メートルになる。
多くの車両の車幅は180センチ前後なので、この場合白線から10センチほど空けて駐車すれば良い。
車両のスペースが2メートルでも乗り降りスペースの2本線は広いところと狭いところがあり、狭いところでは35センチ(1台につき片側17.5センチ)ということもある。このように狭い幅では隣の車にドアを当てられやすい。
高速道路のNEXCO西日本のサービスエリアの乗り降りスペースがこのサイズ(2メートル+35センチ)であり、多くの駐車スペース(2メートル+50センチ)より僅か15センチ狭くなるだけで非常に狭くて駐車し難いという印象を受ける。
トータルでは2メートル50を確保している駐車スペースもあるが、乗り降りスペースが40センチのところがある。
この場合は車両を停める幅は2メートル10になるが、運転感覚として2メートルの幅が記憶に擦り込まれているので、車両を停めたときに左右のバランスが崩れやすい。
多くの駐車スペースは車を駐車するスペースを2メートルとしているので自宅の駐車スペースにも2メートル幅の白線を引いておくと多くの駐車スペースと同じ感覚になるので慣れる意味で良いと思う。
実際にいろいろな場所の駐車スペースがどうなのかと実測してみた。
乗り降りスペースを含めて、一番広いところは2メートル80でローソンなどが2メートル35(駐車スペース)+45(乗り降りスペース)だった。
半数以上の54%の駐車場が国交省の指針通りの2メートル50、あるいは200+50だった。
一番狭いのが、やまやの2メートル26で、ここは乗り降りスペース無しで2メートル26なのでこれは狭くて駐車するのが大変だった。
トータルで国交省の指針通りの2メートル50幅でありながら駐車し難かったのはコープで駐車スペースの幅が1メートル84で乗り降りスペースが66センチとバランスが悪く、駐車時に感覚が狂った。
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運転 | クルマ
Posted at
2020/10/14 14:12:47