1月26日木曜日の22:00に最終ステージである Etape Finale が始まりました。
このステージはモンテカルロをスタートして北側の裏山を駆け上がり、そこから西側に足を延ばしてからまた裏山に戻っていちどモナコへ。その後同じコースをもう1周してからモナコに戻る約700km。
その間に5か所のスペシャル・ステージを2回ずつ走ります。
最初のSS-21はモナコ郊外のラ・テュルビーから北へ少し上がったペイユの村をスタートし、マドーヌ峠とバンケット峠を走って反時計回りにペイユに戻る18km。道幅が狭いSSでしたが標高が低く雪は全く無く、レーシング・タイアは正解でした。
アッティオ・ベッテガのランチア037ラリーが14分56秒で初トップタイムでした。我々は19分35秒。
日が変わって27日金曜日になり、SS-22はあのあまりにも有名なチュリニ峠。
ムリネ村をスタートし、ラ・ボレーヌ・ヴェジュビー村までの22.4km。チュリニは雪予想だったので、前のSSの後でサービスカーにタイアをNF50に代えてもらっておきました。これも正解でした。
チュリニ頂上はやはりもの凄い数の観客でした。
1回目のチュリニはクアトロのヴァルター・ロールがトップタイムで22分11秒で、我々は26分14秒でした。
続いてSS-23は北西へ40kmほど走ったサン・ソヴァール・シュル・ティネ村からブイユ村までの22km。途中でこれもモンテでは有名だったクイヨール峠を越えます。
前のチュリニより雪が多く、フィニッシュまでにタルボ・サンバとポルシェ911の2台をパスし、23分26秒でフィニッシュ。トップタイムはスティグ・ブロンクヴィストのクアトロで19分27秒でした。
SS-24はその南側のプジェ・テニエの町からサン・ラファエル峠を経てトゥドン村までの28.5kmでここも路面には雪がありました。このSSの一部は昨年行ったヒストリック・モンテでも走りました。
トップはロールの23分14秒で、我々は27分41秒でした。
そして1周目最後のSS-25。ここは前のステージ最後だったSS-20と同じコースで、雪は僅かなのが分かっていたので、手前のサービスでVB28に履き替えました。スタッド付きレーシングタイアです。
ロダ村からルセラム村の16.5kmを我々は18分17秒で走り、SS-20の時より49秒も速いタイムでした。トップはここもロールで15分12秒。
この後はモナコに戻り1時間のパルク・フェルメ入り。その間にカジノ前のカフェ・ド・パリで優雅な朝食をとりながらいっときの休息となりました。
Posted at 2025/05/27 17:14:53 | |
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