2024年12月29日
年末なので久々の帰宅だけれど、必要なことが多すぎる。
まずこないだ終わった車検の後始末。帰宅前にはバッテリーを外さないといけないわけだけれど。
たかだかホイール交換の準備に、結果的に3日も使ってもうこんな日になってしまった。
本来であればすぐ終わるもんなんだがなぁ。工具のほとんどを持っていてしまってること、予備が作業後に見つかったことなどいろいろあって残念だった。
結局箱根に向かいたくても時間が取れるんだかどうか。
で、今日スマホにあがった通知で気付いたが……一年前にいつもの箱根に出かけてた。
クセは変わらないんだなぁ。
で、こないだ自分のマンションの駐車場にある管理地区を借りて作業したんだが、気づかずにマフラー交換してなかったことに後悔してる。
自分のビートは、ワンオフ物のエキゾーストシステムを作る協力をしてた都合、一式揃って大切に保管しているものがある。
私はこれを「Venom of Scream」と呼んでいる。普通のセミオーダや見た目だけのマフラーというのとは一線を画すものだ。
マフラーは、エキゾーストというのは基本性能部品だ。が、その作りは非常に難しく、知られているほとんどの車屋でそれらはストリートの使用のために特化され、音は静かに、下トルク重視の作りだ。
で、高回転を求めて吐き出せば良いと、太いパイプにシフトする。
実際にはかなり丁寧に太さを調整してやることで慣性排気効果を高めることができ効率が上がる。
通常はエキマニ、タコ足の効果として伝えられるわけだが、正直完全なものを知っている人間は非常に少ない。少なくともそれが本物であることを知らしめる体験をして、入手することのできた本物だと信じている。
だので本来なら吸気からエキマニ・マフラーのセットで装着する必要があるが、エキマニを除いても効果は決して悪くない。
間違いなく、最高のマフラーであることは否定の余地がない。
NSXにあこがれたゆえの左右二本出しのため大きすぎて……非常に面倒なサイズではあるが……しかし同制作陣による一品の中では最も高音域にシフトしていて、低音はドライバーには伝わりにくい。
その上、乾いた甲高い音が聞こえ、助手席と会話が容易なマフラーなのだ。
逸品中の逸品。
もちろんエキマニを入れることでよりGT的な性質が高まるわけだが。まあ、これ以上はこれについて語るまい。
ともかく交換したい。ビートのマフラーは簡単に交換できるが、リアのバンパーは外したほうが良いし、車高が低いならジャッキアップも必須。
でもいわゆるテールピース交換タイプと呼ばれていた太鼓だけ交換するマフラー交換と手間は殆ど変わらない。
なんだけれど、今私のビートは住居から離れた地下駐車場を借りている。
そこまでたどり着くのに電動キックボードで10分。
折り返して10分。
荷物を乗せて作業をするのにわずか1時間。としても、都合2時間は見るべき。
僅かな時間でも、捻出しなければならない。
その上で箱根往復したいわけだよ。迷うわなぁ。そんな中、当初の遅れがそのまま足かせになって、各日ごとの約束を果たしたり子どもの面倒見るわけで……
酒が入ると早朝の時間が使えない。結果、できる場合は明日朝という厳しい配分の中今この時間まで起きてるわけだよ。
もうねぇ。ちなみに明日も時間はない。夕方には約束があるし。
まだ間に合いそうだから、どうにかしたいねぇ。
昨日久々に会った、今では唯一の車の会話をする大切な友人と飲んだが、我々が特殊な人種であることは確かだ。
普通の人じゃない。
車なんて移動手段で、快適な装備満載で、できれば自動運転であればなお良いような、そんな大多数ではない。
少しでも楽に乗って、楽な運転ができれば良い、そんなものを車に求めない。
ジャンキーとも、フリークスとも、もっと適切でよく使われる言葉で言うのであればいわゆる“エンスージアスト”。
M/Tフリークス。
まあ私のブログを見ている人であれば、ここまで具体的に言及しなくてもだいたい分かるかとは思いますがね。
そんな人間が好き好んで使うマフラーだからこそ、「悲鳴の猛毒」なんて名前をマフラーにつけてしまう訳だ。
毒にやられたらもう引き返せない。
変わってない自分に少し安心する。
さあて、マフラー変えて金太郎箱根ラインに行こう。
Posted at 2024/12/29 22:34:30 | |
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いつもの日記 | 日記
2024年08月11日
北海道では、足に買ったセルボTXに乗ってるわけですが。
この車、外観・内装装備何れも気に入ったんですが、正直に言えばATであることは一番頭の痛いところ。
軽で自動変速機だと相当でなければ非常にパワー不足を感じます。
さらに言えば燃費は自動変速機の設定次第。運転手はただアクセルを踏むだけ。
意外と北海道の高速道路は山登りが多いのです。
直線も多いけれど。
そんな時いつも踏み込むしかないわけですよ。まあ、ATでもシフトダウンできるんだけれど、北海道に限らずギア比的にさかのぼりも非常につらい。
そこそこ時速出る高速では特に。
速度的な感覚ではまだ伸びる、ビートならまだいける気がするところから加速しない。
そもそもギア比が合わないってのはやっぱりだめだ。
もともとATはギア比をカバーするためのトルクコンバーターがあるわけだけれど、セルボの場合かなり範囲が広いのか制御が特殊なのか、CVTばりの動作をする。
ショックも少なく、カバー範囲が非常に広い。
なのでストリートで普通に走る分には不満も生じないし、特殊な操作ができる。
MTモードが特殊なのか、ATの滑り範囲が非常に広いことがあった。
例えば、4速ホールドで時速30kmから全開加速という異常事態に対し、回転数ホールドでかそくを続けた。
また逆に、アクセルを下り坂で抜くような場面だと回転数を下げながらするする加速していく(まあ、状況的に不思議ではないがMTとは動作が異なるわけで)。
閑話休題。
そんなこんなで加速できない・直線が多いという高速を無理やり体感させられて、ようやくみんなの苦しみを理解した。
というか北海道だとビートのあの操作、休みなく操作せざるを得ない非力さが高速でもトップエンドまできっちり伸びるというパワフルさも合わせどこに持ち込んでも楽しい。
けれど、普通の車、ごく普通の車だと走らない・伸びないで自由度がなく、でも踏んでおけばいいから車は走るし。
操作は楽だし気にしないからこそ、やることのない時間が続くわけ。
こりゃ苦痛だわ。
普通の人はこの苦痛が長時間ドライブの疲労になるんだろう。そう思えば、EG6にせよEF8にせよ、私は恵まれた環境でカーライフを送ってきたのだろう。
Posted at 2024/08/11 09:43:55 | |
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いつもの日記 | 日記
2024年07月14日
金曜日を休みにして、平日からの連休で帰宅。
繁忙期を外せばある程度航空券も安いし、なんだかんだ使ってないならわからない、ってんでピーチ使ってみた。
まあ結論だけ言うと、価格の割に超不便なので今後は金を払うことに。
だって羽田の方がどんだけ便利なんだよ。結局移動時間が凄まじく異なるのですよ私の場合は。
ほぼ6時間かかる成田経由よりは3時間程度の羽田のが当然の様に良い。
というようなことがあったわけですが、今回の帰宅はビートの車検準備。
なにせ今年末に車検なのに北海道なので、ディーラーへの連絡と妻にお願いすることがあるので戻ってこないといけなかったわけで。
しかも持って帰る理由のある荷物もピーチだときついんだよな。結局宅急便で早々に送った。
今回そんなわけでビートの各種点検をして、結局だめになってたバッテリーを交換する。
また容量が一つ上がってしまったが……まあ、価格以外の問題はないのでいい。
で、どうせ放置してしまうので安いオイルを入れるのにガソリンスタンドへの超・短いドライブに出かける。
ガソリンはほぼ満タンだったので無視して、オイルのみ交換する。
良いオイルをいれていたって放置は良くない。そして回すわけじゃないなら新鮮なオイルに交換することのほうが良い。
そんなわけでほぼ半年ぶり(北海道行く前に一月前後放置)のビート、いやー、比較対象のある状態でビートに乗るとよりビートのとんがったところがよく分かる。
そもそもシートポジションはビートの方が慣れたスタイルではあるけれど。
久々のビートのコクピットは文字通り体のフィットするもので、足元も私には広々で十分に広い。
なんだろう、アップライトポジションより僅かに体を寝かして座るだけなのに、これだけ気分が違うものかとも思う。
今の車、ほとんどアップライトでただ乗り込んで座るって車が多いが、ビートのような古い車によくある「腰を下ろす」方が、確かに腰の位置が上下するので乗降性は下がる。
しかし、足を前に投げ出して緩やかに背中も後ろに倒した体制の方が、普通に座るよりはるかに楽。
あとは、体をきちんと支えるレカロのようなシートは大事になる。この辺も割り切り方なんだろうけれど。
コスト、という意味では車の背丈を上げていい椅子を入れるよりは、低い姿勢で寝転ぶようなスタイルの人体を支えるシートをいれる方が結果高く付くんだろうか?
今の流れはいまいちわからない。旧来の方が様々利点が多くないか。
ともかく。
左腕をセンターコンソールに乗せて、ショートストロークのシフトノブに手を下ろす。
これも何も考えず座るだけで、ただ手を伸ばすだけでそこにあるので目を向ける必要すらない。三菱ディーラーでメカしていた男いわく「これだけはホンダに勝てない」と言わしめたマンマシンインターフェース。
で、とりあえず乗り出しただけでステアリングの重さも思い出すし、姿勢が変わらない足の硬さもあり「古臭いレーシングマシン」って感じ。
純正だと軽トラにしか聞こえないマフラーも、フジツボだとドライバーに届く音は車検通るのかどうかと疑いたくなるような音。
もちろん外から聞いてもそこそこ良い音はするけれど、そもそも96dbも純正で出るので100前後出てるんだろうと思う。
これだけでも、古いクルマのチューニングでは当たり前なので懐かしい、軽い感じでも姿勢は変わらない動き、固めの足回りもあって私としては好みのレベル。
その上、マニュアルの加速感はATと異なるダイレクト感があって、やっぱり好みはこちらだと実感する。
もちろん、ATであっても自分で丁寧にコントロールしたり、加速しながら回転数を落とすようなポイントもあるので面白いのは認めるが。
機械式が好きな一番の理由は、例えば回転数や速度、とある車の状態が「一つ」しかなく、ズレないからだと思います。
ATでもそうだろ、と思われるかもしれませんが、自動制御で回転数・シフトに差があり、踏んだ瞬間の状態は複数あるにもかかわらずドライバーの操作はせいぜいアクセルを踏むか抜くかしかない。
車の操作する状態が違う場合、ドライバーの操作は当然複数あり対応は考慮しながらになる。
しかしマニュアル・機械式であればある状態の車は必ず同じ操作で同じように動く。
ATの場合、操作をして応答を確認する「状態の確認」という状況が必ず発生する。制御で言うフィードバックがそこに必ず発生します。
MTの場合、考えるまでもなくエンジンの回転数、シフトの位置さえわかれば確認するまでもない。
見るのではなく体の感覚で、手と耳、姿勢は腰で理解して次の操作も、自分の意志にリンクさせて動くことができる。
自転車がどうすれば操作できるのかを、体で覚えるように。
つまり、繰り返し体に染み付くほど乗り回せば、無意識で車を操作できるようになる。
考えなくても車が操作できるのであれば、その分頭は周囲の状況に使うことができる。
安全運転ができる、ということだ。
これは非常に重要な話。もちろん、すべての人間がソレをできるわけじゃないけれど、安全運転をするのであればマニュアルに限る、と信じてるからこその安心感だろう。
ソレをよりリジッドに、固めの足にすると余計安心感が上がるんだろうかね?実際にはそこそこストロークしてほしいのでここはもう少し考える必要はあるか。
ともかく、ビートはほぼ純正状態でもレーシングカーばりであることを再認識。
その割に重量とパワーが見合っていないので、慣れていても全力全開でようやく他の車と同じように走れるというとこが、やっぱり普通は疲れるんだろうなぁ、と思う。
なにせ、同じ軽でも、鼻歌交じりに足の裏の感覚だけでひょいひょい加速するセルボはまさに乗用車。ごくごく普通の車だ。
今更乗り換える理由などやっぱりない。もちろん、久々に普通車を振り回したいって思うとこもあるけれど、理想を詰め込んだようなビートを手放す理由にはならない。
この車、レーサーや好事家が手放さない、この世代の車にしては生き残ってる台数が生産数に比して多い理由がよく分かった。
この車はセカンドカーとして、法律の中で、公道の上で非日常をごくごく安全に味わうことができる最高の相棒であることは間違いない。
高く付くんで北海道には持っていけないけれどなぁ。
Posted at 2024/07/14 08:24:32 | |
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いつもの日記 | クルマ
2024年03月31日
納車されました。
このクラスの車を足に使えるというのは幸せですね。
所詮は軽自動車?ではありますけれどね、軽快かつパワフルという印象を受けました。
昨今のいわゆるダウンサイジングターボ系にあたるんですよ。そう考えるとちょいと早いですよね。
同様にミラカスタムRSも同じような印象をうけるそうですが、今回のTXはターボを抑え60馬力のMターボ、中間トルクを多めにした低回転からトルクが出る感じがあって、ATとの相性も悪くない。
つまり、軽い車体にそこそこの中間トルクで走らせるわけだ、ストリート向けだよね。
実際視界は以前乗ってたGE8っぽいんですよ。あののっぺりしたプラスチッキーな内装とは違い、デザイン・ワンポイントが凝った構造なので正直満足度が高い。
で、走る感じはCVTの滑るようなイメージと違い、ATでしょ?トルクあるでしょ?なんだろ、すげーいい。
わかりやすい感じ?というべきか。変速ショックも少なく静かで悪くない。
あえてCVTを選択するほどではない。
物理的に小さいディメンジョンのおかげでクイックな頭の入りに、アクセルとステアリングの反応速度は決して悪いものじゃない。
まあ気になるのは、ホンダにありがちな足の硬さと似てるものの、どちらかといえば突っ張るような感触の足。
スポーティというよりも、プレミアム系な車の印象をどちらかというと悪くする感じ。
履いているのがスタッドレスであるにもかかわらず、柔らかさというよりは芯のあるかたさ。
なんだろう、抜けてるんだろうか。ひょこひょこ跳ねる感覚に近い。そこだけは気になった。
バネレートの違和感なのか、減衰力が足りないのか、その割に柔らかい脚じゃないので感じる違和感か。
渋さではない。動きは決して悪くないんだが。短足のビートに比べれば十分ストロークしているし、低速域でも動きはしっかりしてる。
これがスズキの足か?
全体的には好印象。
ただねー。ETCついてないのよ。まあほとんど高速に乗るのは観光に向かうときくらいだから、乗ってないからって乗っけるほどじゃないし、乗ってりゃ使ったんだけれど。
そこは残念。純正オーディオは……まあ、なんだろう。
USB使いたい。頑張ればそれはできるようなので手を尽くすが。金はかけたくないしねぇ。
久々にCD聞いたが無茶苦茶悪くはない。純正で初めから乗っかってるってんなら悪くないレベルなんじゃないか?
Bluetooth接続によるハンズフリー機能は問題なかった。ついでに曲が聞ければ最高だったんだが?
いろいろ突っ込みがいはある車両なんだけれど、普段使いするうえで不満はない。
この車両ならまあ、二年のここの生活を十分サポートしてくれるだろうと思う。
Posted at 2024/03/31 21:57:14 | |
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いつもの日記 | クルマ
2024年03月16日
最終候補がミラカスタムRS、セルボと絞り込んだ。
あのねー。ミラカスタムRS出てこなければ迷わなかったわ。
正直ミラカスタムRSの方がエンジンパワーのあるKF-DET。ミラは昔からほしかった車だから外観も良し。年式も1年くらい違い、迷う必要はないんだけれど中古は中古なりの選択要素があるために迷うわけだ。
ミラカスタムRSの問題点が意外に致命的。
写真だけではわかりにくいが、角度を変えて写した写真でシートの染みがひどいのがわかる。
年式の割に内装が写真でわかるレベルで悪いのであれば、なんのためにわざわざ良い車買うんだか。
ほんとに欲しいミラバンの方でいいじゃん、となる。
それにセルボはTXもSRもスピーカーセットが導入済。傷んであっても交換すればいいだけ。
ミラカスタムRSだとリアスピーカーあるんだろうか。あるとは思うけれど純正オーディオ導入済みからの社外への交換時にきちんとやってれば良いんだけれど、そのへんのオプションが多い車両は何が入ってるかわからない。
それがミラカスタムの不安。
まあ、最大譲歩したとしても、セルボとの最大の違いがエンジン。
K6Aは何をどうしたってワイヤ式スロットル。KF-DETは既に電制スロットル。CR-Zの方がかなり後の車であるにも関わらずあのアクセルレスポンス含めたフィーリングの不安。
まあ今更だけれどね、できれば2年乗りっぱなしにしたいので触りたくないんだよなぁ。
でもTXの前期しかないセルボを買うのに比べれば良いんだが、SRのエンジンの不安を除けばセルボSR(後期)でほぼ確定なんだがな。予算を十分超えてる。
だのでどちらを買うにしても何かしら手を加えることになるとすると安いほうが良いに決まってるんだが。予算で比較するならTXだが、TXだったらあえてセルボである必要がなくなってミラカスタムRSになる。
で、どっちも見りゃ良いって話になるが、今度はミラカスタムの店が遠いんだ。
SRの店からだとかなりかかる。
もう少し迷おう。
Posted at 2024/03/16 09:14:43 | |
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