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Ryo L.W.S.enthusiastのブログ一覧

2023年10月14日 イイね!

アニメ「MFゴースト」を観る

始まりましたねMFゴースト。今秋アニメだったんですねぇ。
後でまとめて観るかって思ってましたが、遅れると悲しいんで第2話までしか乗っかってない中、早速視聴。
実際には一気にみたいなぁ。この人の漫画も毎週読んでたってアレだから単行本まとめ読みが基本だしなぁ。

アニメとしてのポイントとしちゃ、やっぱアニメ的表現とはいえ車の動きですね。多分相変わらず実車録音だろうしやたら肌感覚でリアルなのが良い。
リアルさで言えば映画「新劇場版」に比較しては可愛そうだけれど。アレは本気で良いと思った。夜の峠の表現が、それが正しくなくても「そう見える」意味ですごい良かった。
二次元平面に投影されたアニメ映像で、夜の峠における肌寒さのような独特の雰囲気を出せるってのは素晴らしいと思いましたよ。

閑話休題、本作は原作読了済の予選参加からのゴール直前までですので流れは頭に入ってる。
お約束のように速いダウンヒルのシーンはまあ、ご愛嬌ですね。

さて作者の大好きな展開ではあるんですが(そして頭文字Dが今でも受けてる理由だろうけれど)、私自身は決してアンリアルだとは思っていません。
流石に頭文字はかなりアンリアルが入ってましたが。
今回それを指摘するなら、ホイールサイズとハイトでしょうかね。絵だけではどういうホイールなのか情報もないので精確にお話できませんが、カナタの走りであれば純正16インチ6.5J、195/60R16が一番スペシャルな気がするけれど、車重意外に重いからなぁ、純正の205/55R16履くしかないか。まあ、おそらく絵面は17インチだのでセッティングの余地があるよね(笑)

首都高C1での有名人でも同様で、基本は「直線でも滑ってる」位をコントロールしていくのが「グリップウェイトレシオ」の回答に近いコントロール状態。
ほとんどの人は(そしてレーシングドライバーを含めて)タイヤは路面に食いついているものと思っているし、タイヤの発展はそういう方向性に至ってる。
けれど実際にはどの状態でも常に慣性の法則に従ってグリップは失われようと動く。
だのでサイドウォールの「よじれ」とサスペンションの「ストローク」による「姿勢」がドライバーにとっては重要で、その姿勢の状態で現状、タイヤがどうなっているかを感覚的に覚えていく必要があります。
グリップしすぎると姿勢変更時に抵抗になります。ある程度はグリップしないとそもそもコントロールにならないので、どこまで粘るか、というのは重要になりますが……

実はタイヤを考える際に重要なのが車重です。
ホイールも重要ですが、タイヤはなにせゴム製ですよね。まさか、金属製や特殊樹脂製ではないですよね。最近あるんですが……
ゴムだとどんだけ頑張ってもケース剛性には限界があります。しかもスケール限界があり、車重が2t近い劇中車達は純正状態で実はタイヤはかなり負担が大きいことが指摘できます。
幅も狭いほうがケース剛性に有利ですし、軽ければ軽いほど良い。

そうね、一番わかり易い話を言いましょうか。

バケツプリンは現存しません。

え?わからない?プリンって柔らかいでしょう?巨大にしたくてもある程度以上は自重で形を支えられなくて崩れます。
これがタイヤで起きる訳です。私が軽自動車(アンダー700kg)にハイグリップが不要であると言うのはここにあります。

劇中では特異な車両として86が描かれていますが、車重が半分位しかないんですよ。GTRが1.75tあるとこ、86で1.2t。500kgってどのくらいかわかりますか?ええ、大体プリン3000個位です。
その位の差があるわけだから、タイヤにかかる車重も限界があります。
劇中のグリップウェイトレシオにて、面圧をもし同じに設定/傾斜設定だとしても、軽量車両の方がタイヤに掛かる負担が少なく、その上コントロール上もローパワー・軽量車両の方が有利に働きます。

とはいえそれは細かい旋回状態がやたらと続く特殊な状態が必要です。
まあつまり、峠道はそれにあたりますね。

実際に1tクラスの車でそこまで速いかと言われると、んなことありません。むしろ旋回時の慣性が小さく、ブレーキから旋回に入るレスポンスがいい事、旋回中にかかる慣性を支えるためのタイヤの負荷が少ない事から減速を最小限度に、早い加速態勢に移ってローパワーをごまかす必要もあり操作そのものはかなり忙しくシビアになる。

ハイパワーで重い車両で同じ動きはできません。そもそも姿勢を作る速度が違いますので、そこで足かせになるタイヤの差が出るでしょう。
軽い車と重い車ではそもそも操作速度に差があります。レーシングマシン並みにあちこちを固めた普通車に対し、軽自動車のレスポンスはほぼ同等とも言えます。
最近の車両はだいぶ剛性が上がっていますが、それでもそもそも小さく軽い車は違います。
それと同等、小さなタイヤは限界そのものは低くても、その代わりコントロール性、つまり押し付けたり離したりするのが自在に出来ます。

その限界がだいたい195~205幅程度です。

215や225位の幅になると、今度は機械的なグリップをうまく利用する必要があり、ほとんどのスーパーラップではこのタイヤでコーナーで踏ん張り、ブレーキでどこまで潰せるかが腕の見せ所になると言われます。

まあそれはともかく。
狭っ苦しい場所でどこまでアクセルが開けられるか、っていうところでも300ps以上の巨大な欧州車やGT-Rよりは1700mm幅程度の小型車の方が振り回すにも適しているってのもあるかもしれませんが。

ん、それでもハイパワーマシンと超ローパワーマシンでは天と地の差があり、住む世界も異なる訳ですがね。

MFゴーストはおそらく1シーズン1クール13話ってとこかしら。
どこまで描かれるか楽しみですね。で、つぶやきましたが。
カナタ、予選時靴は替えてたしグローブはしてたけれど明らかに普通の私服(パーカーにジーンズ?)でノーヘル。
「10分しかない」ってってそのまま車に駆け寄って乗るんだけれど一瞬『ん?スーツ着てメットかぶらないといけないじゃん』ってよぎったのに靴とグローブだけって!
車もロールケージすら入ってないじゃんか!
逆にそれなのにレーシンググローブとシューズって違和感半端ない……
まあ、逆にいえばコレFIAのカテゴリじゃないね。劇中も「日本で生まれた」って言ってるし、ほぼゴーストタウンの箱根とか、詳しく語られていないけれど何かしらの破滅があった後のややディストピア的世界観なのかなぁ。

ちなみにロータスと4Cの兄妹が一番好きです。車両も良いし性格も良い。
Posted at 2023/10/14 09:29:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | 音楽/映画/テレビ

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