
お疲れ様です、MDiエンドウです!
やっと緊張の試験から開放されました!
説明すると、今回取れる予定の資格は
「登録基幹技能者」
という資格で、大工さんや大手建設メーカー(野丁場)の職長と呼ばれる現場統括指揮官のような立ち位置の人が
「それだけの能力がありますよ」
って証明してくれる資格。
内容は品質の管理や材料の管理、施工の管理などを改めて勉強することで認識し、証明を与える。
一番の目玉は「この資格を持つ者は、新人や後進に仕事を教えるのも仕事になる」という部分らしく、経験者が技術を伝えるのに
「ちゃんと資格で話を聞いてもらえるようにランク付け」
という部分。
内容的には私のように「工務店の代表」といういわゆる棟梁だと
「とっくにやっている」
部分で、さらに「接客・営業」や「イベントなど広報活動の企画・運営・運用」など更に多岐に渡るのですが、仕事の実際に則した部分だけ今回は認めて貰う感じです。
職人さんは営業接客は無くて良いですが、結局人に使われるだけしかできない。
独り立ちするには営業と接客は必須の技能。
私が仕事の話をする場合は、材料や施工なども加味して、お客さんの要望(金額控えめ)に回答できるようにしております。
ただ安いだけではなく、しっかりと機能を落とさず質の下落も最小限に余計な機能を絞って・・・・最終的にお安いのを提案しております。
まあそれでも「これはすでに全損」なんてのを取り繕うくらいは余裕なのですが、その一回は良くても、その後の運用に支障が出るなら治すより新品を勧める場合もあります。
ケースバイケースですが、そう言った提案も「資格持っていないと全く聞いてもらえない」のが日本です。
なので資格は取っておかないといけない。
資格無いのにいくら実力があっても、話を聞いてくれないのでは実力を示す機会すら与えられない・・・・というのが実際なので、今回のような資格取得は必要となる訳です。
お金だけで取れるJAFのAライだって、無ければJAFのレースに出られないし、持っている=勉強しているから旗の意味を全て正しく知ってる訳ですし。
資格を取ってゴールではなく、資格は「最低限その勉強を受けてますよ!」の証明と思ってます。
だから「勉強を受けた前提で話を進める」って事ができるので、草レースなのにAライ所持必要なマツダのパーティーレースなど、最低限の勉強が出来ている証明を持って参加資格とするのは別に悪い話では無いと思ってます。
公認や公式でなくてもJAFライセンスを有効活用というのと、レースする人同士が最低限の事やマナーを知っている・・・というのは危険防止の意味からも悪くない話と思います。
ともあれ今年は2級建築士の更新も有ったので、資格の勉強だらけやね。
まだテストの結果は出ておりませんが、おそらく行けると思います。
(これで再テストになったらやっべーーなww)
さて、この登録基幹技能者という資格。
これを持つと、建築業界での能力評価システムである
「建築キャリアアップシステム」(国土交通省公認)
で最高技能者の証明である「レベル4」の認定を受けられます。
木造建築の大工さんとして、まずは職業として認められるのが建築キャリアアップシステムで、その最高レベル技能者としてのゴールド評価(レベル4)に成る訳です。(レベル1・見習い レベル2・経験者 レベル3・熟練工)
昨年辺りかな・・・ウチは66年続く建築工事一式やる工務店だけど、私がもし悪い事して掴まっても
「職業:自称大工」
ってなるのが、建築キャリアアップシステム(国公認)で
「職業:大工」
って成るって言って資格を受けたのですが・・・・
元々このランク付けも当初から予定されていたのですが、その資格がどういう技能を持っている人に発給するかなどが決まっておらずやっとそれが形になり今回の取得となりました。
この建築キャリアアップシステムのHPで私の本名と公務店名を検索してくれればデーターが出てきます。
国の公認なので当然と言えば当然ですが。
そんな訳で、レベル4を取れた暁には
「ゴールド認定の大工」
となります!
ちょっと嬉しいです。
この試験、講習資料の持ち込みなどは一切禁止なので、完全に講習内容を脳内に叩き込まないと合格できない。
さらにその範囲は、仮に講習資料を持ち込んだとしても調べきれないほど広く深い。
久々緊張して受けた講習とテストでした。
視力の下落を感じるほど集中して授業受けましたよw
まあ3年に一回建築士の更新受けるから、勉強に対しては耐性出来ているからまだマシですが、さすがにテストがフル暗記&広大な範囲となると緊張しました。
まあそんな訳で!!
家にセールスで来る大工さんや、電話勧誘の「お宅の外装を綺麗にしませんか?」なんて所には
「建築キャリアアップの認定受けて居る人ますか?」
って言えば大体
「駆逐」
できますよww
そもそも「何ですか?その認定って??」って知らない人が多いと思います。
そんな業者信じるかどうかはお客さん次第ですが、おちょくる意味で聞いてみると良いと思います。
「建築キャリアアップの認定受けている人が居ますか?」
「その人はレベルいくつですか?」
「国に照会してみますがよろしいですね?」
ってw
聞いてみるだけならタダなので、良いと思います。
なお、同じ教室には静岡から来た業者さんも居たので、知らない業者さんは相当モグリだと思いますよ。
一般には知られて無くても、業界に居れば伝わる話なので。
是非しつこい勧誘には撃退法に。
そして困った時もせめてご近所の「建築キャリアアップシステムに登録された国に認知されている大工さん」を利用することがお薦めです!
大工さんの経験年数以外にも作業主任など最低限必要な資格がそれなりに有るので、ちょっとやそっとじゃレベル4は取れません。
もちろん建築士も必要な要件の一つに入ってます。
ちょっと車と関係なくてすみませんが、
資格取る勉強とテスト終わって嬉しいよ!
って話でした!
Posted at 2019/11/26 00:53:43 | |
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