
ベストカー45周年試乗会の話
さてさて、動画のアップロードも終わったので。
車載動画を見た上でコメント付けようかと。
まずは私が乗車したトヨタ初の市販車BEV(バッテリーで動くEVカー)
bZ4X(ビーズィーフォーエックス)
まず大きい!
23区でも練馬の田舎には対向車とすれ違えるか微妙な感じ。
BEV車は車体の大きさ=走行バッテリーの体積=容量という所があるようで、ある程度の大きさが無いと航続距離が確保できず、その重さを動かすためにモーターも大きめ、その他もろもろありますが、この縛りからエンジン付き普通の車の代替えの走行距離を確保するにはある程度の車格が無いと成立できないという部分が存在します。
そういった所も踏まえて運転してみると、フロントの接地性や、ホイールベースの大きさをシッカリ支える剛性など完成度高い印象でした。
駐車場のアスファルトの継ぎ目を超える衝撃は、フロントは全く感じず、後輪はコツコツと小さい突き上げが気にならない程度あるだけ。
凹凸あるのに平滑路面を滑るような印象でした。
加速も問題無し。
旋回も車両剛性とそれを支えるダンパーの味付けが秀逸!
ロールしても4輪接地させる動きが素晴らしい印象でした。
対比に以前試乗したけど闇に屠ったレクサスのRX430だったかな・・・・あれは後輪が接地安定しないでバタバタするので、そこからだとかなり進化した足回りに感じました!
bZ4Xは重さが車両だけで2tあるらしいのでリフト式立体駐車場は門前払い食らうけど、走って楽しいのはbZ4Xという感じでした。
重心も低めだし「さすが最新のトヨタ車だな、よく研究して出てきている」という印象でした。
現在把握されている問題点は
「バッテリーチャージ時間に問題を抱えている」
との事で、大容量チャージャーでも思ったほど短時間で入らない。
普通の200Vでゆっくりチャージするのが基本との事で、これは最大全走行距離の1/3はエアコンで目減りする前提でカタログ580kmですが380Km前後の航続範囲に200V普通充電ができる設備に24時間繋いでおくことができる環境が移動最大値の行動範囲と推測。
もしくはエアコン使用で380Km往復の用事が完了できる環境下での運用という感じ。
もっぱらその範囲しかつかわない用途の人には十分魅力的な車両かと思います。
個人的には幅広いセンターコンソールが体がデカい私だと運転スペースが「狭い」印象を受けました。
肘置きも兼ねてでしょうけど100キロ超える私の体重だとゆったり運転席に座れますが胴から上がタイト感が圧迫感なり少し狭い印象を感覚的に。
良かったのはステアリングチルト!
ウィンカースイッチなどのハンドルボスカバー周辺全部が一気に持ち上がる事。
ハンドルだけ動くだけでもありがたいですが、コンビネーションスイッチとハンドルの位置関係がそのままなのは嬉しい所。
他にアクセル踏んだ時の動き出しとかステアを動かした時の動き出しの違和感とかなく、運転親和性は100点。
普通のガソリン車で同一車格の車両から乗り換えてもBEVという事を感じさせない違和感のなさは流石トヨタだなと。
操作系に違和感ないし、不必要に切れすぎたり切れないような事もなく、
「ディスイズ最高に丁度良いbZ4X」
でした、運転に関する限り。
ステアインフォの伝わりも良いから怖くない!
bZ4Xの操舵感触に文句つける奴はスペック厨かアンチのような偏った人でしょうね。
私も偏ってますが、車については嘘をつきたいくないので、私なりの評価で
「bZ4Xは良い車」
でした。
もちろんですが、これでサーキット競技で使うとかするなら話は変わりますけど、一般道を走るビークルとしてかなり良い完成度だと思います。
トヨタの市販BEVが第一弾でこの完成度だと、後続のラインナップが楽しみになりました!
さすが豊田章夫社長だな(#^.^#)
一気に4台分書こうかと思ったけど長いから小出しにします。
Posted at 2022/11/23 10:57:22 | |
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