
かわねこは、岩手山を望む、盛岡で育ちました。
盛岡というところ、主だったところを挙げても、西には岩手山、少し南に南昌山、早池峰山、北は姫神山と、どこを向いても山が見えるところです。
そういう環境だったせいか、今に至るまで山が見えない場所に住むのはどうも落ち着きません。
そんな子供の頃。当然いまのように移動手段も持たなければ、現在のようにネットで情報も入らない時代に、いつも山を見て思っていたことは「あの山の向こうの景色って、どんなだろう」とか、ひいては「あの山の麓ってどんなところなのだろう」と、そんなことばかり考えていました。
ま、たまに父親のクルマで出かける時に、山越えも当然しているのですが、子供にはそのあたりの理解もあんまりできてなかったようで。(←頭悪かったんです
かくして、オートバイライダーの大半が罹るという、岬とか突端と見れば行かずにおれない、末端志向症とも相まって、山を見るとその向こう、もしくはその麓に行きたくなるという、変なヲッサンができあがってるわけで。
昨日の日曜日。ひさびさに十勝にある蕎麦屋へ行きたくなり、VG30に火を入れました。
かも南なんぞを堪能したあと、どこか温泉でも行こうかと、何も考えずにデ・ニーチョを走らせていると、十勝だけに南に連なる日高山脈が。
以前にオートバイでなんどか、山脈の麓沿いの農道とかも探索してはいるのですが、この時期にクルマでというのも珍しかったので、山へ向かって走ってみました。
が、この時期というのは、当たり前ですが基本的に除雪されてないと走れないわけで。
枝道があっても。
これではクローラ付でないとはいれません。(笑
そんなこんなで、農家さんが自力除雪したであろう農道とか、果ては伐採か鹿の駆除用に除雪されているとおぼしき林道に至るまでうろうろするうち、だんだんと山の麓が近づいてきました。
この除雪のぐあいから見て、トラクターか何かで除雪してますね。幅は車1台ぶんギリギリ。
行けるところまではと行ってみると、やはりそこは牧草地帯。
まあ想像はついていましたし、そもそもが山の麓なんてそんなに風光明媚なわけはないのですが。
でも満足。
「だから何?」「それが?」と、言われると答えようがない、完全に自己満足の世界なんですが。(笑
でもそんなひとときが好きなんだから、しょうがありません。^^;
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お遊び | 日記
Posted at
2012/03/19 22:13:24