
ひたひたと迫りくる季節。そう、もう秋も終盤で、もうすぐ冬がやってきます。
フルメッシュジャケットに、ショートグローブで気軽にオートバイに乗れた、夏が懐かしい。(遠い目
てなことで、(なにが)実は、防寒用のライディングジャケットを新調していました。
本州に在住していた時代は、年末年始にツーリングしたりしていたので、防風の冬用ジャケットを持っていましたが、北海道に来てからは、ちょっと寒いとすぐクルマに日和ってしまうのと、若気の至りで購入した、若干派手目のデザインが気恥ずかしくなって、随分前に処分してしまったのです。
が、昨今実用車としてオートバイに乗る機会も増え、特にコロナ禍になってからは、ラリー観戦が減ったり、単独で楽しめることから、オートバイ熱がひさびさに復活しており、ちゃんとした防寒ジャケットの必要性を感じ始めていました。
物持ちが良すぎるかわねこ、パッド入り3シーズンのジャケットは、脱着式インナーが付いているものの、ファスナー開閉の部分が多くて、やたらと隙間風で寒く、もう20年以上使っているもの。街乗り用の布製ジャケットに至っては、30年ほども使っています。夏に着る機会の多い、フルメッシュジャケットですら15年以上経っているので、さすがにそろそろ新調してもいいかと。と言うか若い時分ならいざ知らず、修行のように、寒い中を耐えて走るのはもうできません。(笑
で、実はまだ暑さが残る秋のはじめに発注していました。その頃って、だいたい前年とか前々年とかの在庫品をセールで売り出すので、それを狙ったのです。
最初は某大手用品屋のサイトで、激安のジャケットを見つけてぽちっとしたのですが、なんと10日以上経ってから「在庫ありません」のふざけた連絡。
仕方ないので、再度探はじめましたが、北海道の場合、春先でも、時には今年の盆のように、夏ですら寒いときがあるので、それなら厳冬用のいいモノを買ったほうが、長く使えるのではと思い始めました。
そして見つけたのがコレ。
ラフアンドロードのRR7660というモデルで、デュアルテックスという、防水・透湿素材です。モデルチェンジ前のものらしく、かなりの割引で出ていたのでぽちっとな。
それでも、最初に買う予定だったジャケットの倍近くの値段になってしまいましたが、ラフロ製品らしく多機能性が気に入ったのと、かわねこのことです。どーせ20年くらいは使うので、たぶんモトは取れるでしょう。
カラーはブラックエンボスカモというもので、黒地にグレーのカモフラ柄になっています。欲を言えば、もう少し明るいカラーのほうが安全上からも良かったのですが、なにせセール品なので、そんな贅沢は言えません。(笑
着てみると、さすがにライディング用だけあって、動いてもきつさのないゆったり感と、しっかりした防風性能は、やはり20年の進化を感じます。^^;
本当はフード付きのパーカなのですが、使わないのでフードは外したまま。使うことはないでしょう。
優れものなのはコレ。
このジャケット、脱着可能なインナージャケットとの2重構造なのですが、インナーの手の部分がこのように伸びて、親指を通す構造になっています。これで、インナーとグローブの隙間風を防ぐアイデアです。
ちなみにオーバーパンツは、実に30数年使っているコレ。
薄い綿入れの安物で、上下セットでしたが、ジャケットはあまりに役立たずですぐに廃棄、オーバーパンツだけが残りましたが、それなりに使えて、先日コケて膝をついたときにも、幸か不幸か穴も開かずで、まだ引退できそうにありません。(笑
ジャケットが暖かいと、ひとケタ気温でもなかなかに快適で、問題なく走れます。
むしろ問題は、これも20年モノになるグローブが、そろそろ厳しいこと。シェルパくんにはハンドガードが付いているので、風避け効果はありますが、それでも長時間走ると厳しい。
もっともこれも、新聞配達のカブみたいな、ハンドルカバーを付ける、という最終奥義がありますが、コレ付けるとさすがに操作性が落ちるので、最近はあまり使わないようにしています。
GSFにはグリップヒーターを付けていましたが、シェルパくんの場合、これ以上電装品を増やしたくないので、昨今なら、電熱式グローブを買うほうが現実的かも。
なんてことを言ってますが、季節はもう終わり。
日高山脈も白く染まるようになってしまいました。
なにせ来週の天気予報が、あまり見たくないコレです。^^;
なのでさすがにもう諦めて、シェルパくんはキャブのガソリンを抜いてバッテリーを外し、冬眠に入りました。
今季もおつかれさま。来年もまたよろしく。
新調したジャケットには、来春活躍してもらいましょう。^^;
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シェルパくん | 日記
Posted at
2021/11/21 22:31:01