
かわねこでございます。
「整備手帳」や「パーツレビュー」に載せるほどでもなく、「小技」と呼ぶのも恥ずかしく、むしろ「小枝」くらいのちょっとした小細工を不定期に紹介するこのコーナー(?)1年も登場していなかったので、とっくに消滅したと思われていながらも、ひさびさに書いているのは性懲りもなく、くだらないネタがあるかららしいです。たぶん。
記念?すべき第十回目の本日は、「触って感じて~(はあと)」。初のテラノネタ登場!^^;
昨今では、軽自動車はおろか、トラックや営業車でも当たり前の装備になった「パワーウインド」。
わがデ・ニーチョが新車だった15年前も、既に普及率はぐんぐん上がっていましたが、まだ高級装備の端っこくらいには鎮座していました。
当時は今以上にひねくれ者だったかわねこは、VG30搭載車には「R3M」という、当時のテラノ最高級グレードしかないのを承知の上で「(下級グレードの)R2Mのドア付けて、パワーウインドなしにならない?」などと担当セールスに言っては、嫌な顔をされていました。
ま、実際そんなことができるわけもなく、人生初のパワーウインド装備車を所有することになったのですが。
実際使ってみると、夏でも涼しい北海道なのに加えてエアコン嫌いと来ているので、換気のためにけっこう窓を開ける機会が多く、思った以上に便利な装備だなと、今さらながらに気付いたりして。
ところが、2型のテラノに装備されているパワーウインドのスイッチと言えば、昔ながらのシーソー式。4型以降は現在はスタンダードとなった、プルアップ式スイッチになりましたが、このシーソー式スイッチがけっこうクセモノで、運転していると4つあるスイッチのどれがどの窓のなのか、判別しにくいのです。
なので、購入直後は運転席の窓を開けようとしたら、左の後席窓が開く、なんてことがしょっちゅうでした。^^;
ならばと。
いちいち手元を見るのは、運転中は危険なので「触感」で判ればいいじゃないか、と小細工したのが画像上。
使用頻度の高い運転席窓のスイッチにだけ、このようなシートを貼っています。東急ハンズで見つけたものですが、材質はウエットスーツなどの素材であるネオプレーンだと思います。2mmほどの厚みで、裏に糊がついているので、そのまま貼るだけ。
さらに、助手席側と後席のスイッチにも、樹脂のすべり止めシートの小片を、位置を変えて貼ってあるので、指先で触れれば、どこのスイッチか判別できるようになっています。
ついでに応用編で、ロードランプのスイッチにもシートを貼っています。(画像下)
これはわたしのテラノの場合、ロードランプの回路を2系統にしており、通常はハイビーム連動で点灯していますが、濃霧や吹雪などの時にロービームで緊急的に強制点灯するスイッチもあり、それと間違えないようにするためです。
さらにその強制点灯のスイッチは、キーのオンオフにも関係なく作動するため、うっかり触れて点灯しないよう硬質ウレタンで「ついたて」を作ったりもしています。
長々と書きましたが、いずれも原理的にはまあ単純なもの。
でもこれ、他にも応用できる小枝だと思うので、ちょっとご紹介してみました。(←えらそう)
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猫の小枝 | クルマ
Posted at
2007/04/11 21:57:51