
あ~るくん購入にあたって、いろいろと収集していたワゴンR情報の中に、こんなのがありました。
それは、ワゴンRはシートがフルフラットになる、というもの。
当初は、いや別にフルフラットの必要ないよな、という認識でしたが、その後、意外に室内長を長く使えるので、マットを敷いて車中泊した、という記事を見つけてから、ちょっと気になっていました。
実際にあ~るくんが納車されてから検証してみると、現場移動の際は、もちろん資機材をガッチリ積むのですが、ふだん使いではあまり機材を積みっぱなしにしていないので、室内には余裕があります。
昨年から、エスクにはベッドキットを常備して便利に使っていたこともあり、シートレイアウトを調べてみると、なるほど完全なフラット、とはもちろん言えませんが、それなりのフラット機能があるようで、特に助手席側はフラットにしやすい構造のようです。
助手席側を例に取ると、手順としては
①リアシートを最前方にスライド
②リアシートバックを前方に倒す
③助手席を最後方へスライド
④助手席のシートクッションを持ち上げ、前方に立てる
⑤助手席のヘッドレストを外す
⑥助手席シートバックを前方に倒す
と言う流れです。
こんなところでも、リアシートのスライド機構が活きるとは。
そして、シートバックが前後とも、90°近くばたん、と倒れる設計なのもワゴンRの特徴ですね。エスクのシートもこうだったらもっと使いやすいのに、と、思ったり思わなかったり。(笑
試しに横になってみると、ラゲッジ側の方がわずかに低いため、助手席側を頭にするほうが落ち着きがあります。
ただ、これだと助手席シートバック部分が、リアシートより少し凹むので、却って④の助手席のクッションを立てず、⑤のヘッドレストも外さず、そのままシートバックを倒したほうが、いいかんじの傾斜になるようです。
さらに倒したシート部分に、手持ちの断熱マットを敷き、凹み部分に毛布を置いて、シュラフを敷いてみました。
これなら身長の低いかわねこは、足を伸ばして寝ることができます。
あ~るくんは天井も高いので、空間が広く感じられて意外なほど快適。
助手席側を頭にすると、オーディオも手を伸ばせばすぐ届くので、ラジオを聴きながら休む際に、ボリュームなどの操作がしやすいこともメリット。
前後シートバック裏が硬いので、マットをキャンプ用のサーマレストなどにすれば、もっと快適になるとは思いますが、車中泊するわけではないので、15分~30分程度の昼休憩やロングドライブ時の仮眠ならば、これでもじゅうぶん。ふつうにシートバックを倒して寝るより、足を伸ばせるので、かなり快適です。
ちなみに敷いているシュラフは、イスカのスリーシーズンの30数年来のモノ。(←物持ち良すぎ
定期的に洗濯はしていますよ、念のため。(笑
先月の弾丸帰省の帰り道でも、風邪と寝不足でちょっと体調が悪かったので、途中これで1時間ほど仮眠しましたが、意外なほど快適に休めました。
これで、あ~るくんでもキャンプに行ける!…いや、行きません。キャンプに行くなら、そこはやっぱりエスクです。(キッパリ
ともあれ、このシュラフは常備しているので、ちょっとマジメな話、休憩だけではなく、昨今冬季に増えている吹雪による道路封鎖など、万が一の事態のビバーク時にも使えるかもしれません。
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WAGON_R | クルマ
Posted at
2023/07/13 22:34:58